アクセス解析を見る限り、白玉家の家作りレポート(本ブログの
<おりがみの・・>カテゴリ)を、検索経由で参考にされる方が
少なくないようなので、新たに検討中の方に言っておきたいことを
当「おりがみのかど」カテゴリに、まとめていこうと思います。
さて表題はなんのこっちゃ?と思われたかもしれませんが
要するに(ここに通り道をつくっとけば良かった・・・)と、入居後に
見るたびに後悔するような壁を、つくらないでください、という意味。
通風窓、採光窓、人間の通り道など、設計時にシミュレーションして
きちんと確保しておかないと、住んでからずっと後悔の種になります。
白玉邸【←自分の家をこう言うのは恥ずかしいのですが、居住中の
家族である<白玉家(一同)>と区別するためですのでお許しを】
の場合、基本設計時に設計士さんと相談して実現した「穴」は・・・
* 一階和室の西側足もとに横長の通風窓(地窓)を確保。また和室
南面掃き出し窓の防犯シャッターを閉めたら真っ暗で、宿泊客に
朝がわからないと考え、東側の壁(外からだと玄関ポーチ外壁に
あたる位置)に、縦長のガラスブロック列と上部FIX窓を設置。
上部FIX窓は30cm角。和室のテイストに合わせた角形で内側は白木、
高い位置だから近隣から覗かれる心配もなく、カーテンも不要。
* リビング続きのセミオープンキッチンの北側壁面に窓を確保。
カウンターと上部吊り戸棚の間の横に長ーい窓だけど、開ければ
リビングに南北に風が通ります。あるとないでは(たぶん)大違い。
* 一階北側の着替え室(通り抜け納戸)北面の外壁はわずか半間。
でも風通しを考えて滑り出し窓をつけてもらったので通風、採光は
しっかり確保。幅30cmの縦長ながら、十分役に立ってます。
* 二階こども部屋のダブルドア上部に、開閉できるガラスランマを
設置。コの字リビング階段と開けた上部ランマを通して、こども部屋の
物音が一階からもよく聞こえます。アイデアは、以前松下電工の
ショールームでやっていた「建築士による間取り相談」で、担当の
建築士さんが提案してくれたもの。建築士さんはランマ部分を
オーダーメイドで・・・と考えていた様子でしたが、うちが採用した
トステムの室内ドアにちょうど「ランマつき」の製品があったので、
追加料金もわずかで済みました。
* 二階北側ホール北面外壁に、すりガラスの縦長FIX窓×2を設置。
さらに勾配天井に、FIXの天窓を設置。小さな横長引違いサッシもある
ので、上に述べた南側こども部屋ドア上のランマからの光をあわせて、
北向きとは思えぬほど明るい六畳弱のホールができました。
* 玄関ドアも通風を考えて「網戸つき」を採用。サッシと同じ素材
だから個性的とは言えないデザインですが、ドア中央に縦長に
網戸があって、スライドさせると通風はバッチリ、虫が入ってしまう
ドアチェーンでの半開、の必要がありません。あと、おまけ効果で
スライドさせた網戸の前でしゃがむと外がよく見え、音も筒抜け。
(インターホンもあるけれど)親の留守中こどもがカギをかけた
まま来客と応対することになっても、相手が見えて安心です。
そもそもわたしが「一階に通り抜けできる着替え室がほしい」と
思ったきっかけは、折り込みチラシで見たよそのマンションや
建売住宅の間取りでした。背中合わせの押し入れや中途半端な
壁のある図面を見るたびに、
「ここの壁がなかったら、通り抜けできて便利なのに・・」
「ここに窓があったら、ずっと通風(採光)がよくなるのに・・・」
などと考えていたので、白玉邸では各所にしっかり「穴」を
確保した次第です。強度計算があるので設計担当との細かい
打合せが必要ですが、ここで手を抜いて一生後悔なさらぬよう。
そういえば旧居(ヨコハマのマンション)は縦長で動線が「キ」の字、
南北の部屋が押し入れで分断されていました。当時から漠然と
「あそこを風が抜けたら・・・」と毎日思っていたのかもしれません。
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