78 posts categorized "短歌つきエッセイ"

May 21, 2009

「塔」選歌欄評欄評(夢ネタ注意!)

タイトルはなんじゃこりゃ?ですが誤植ではありません。
【!以下はあくまでわたしがうたたねの夢に見た内容です!】

「塔」の半年会費が7500円から8000円に値上がりした。
というのも誌面がさらに充実し、こんなページが増えたから。

会員が気になる会員について熱く語る【連載】ページ。
「小学生の何々さんはこんな人柄で・・・」
「こういう職業人の誰それはこんな歌風」などを
ひとりが対象いち会員半ページとか使って語る。
永田主宰が、でもいいし誰かが誰かを、でもいい。

【あ、これはもう実現してますね(汗)過去に単発ですが
「私の偏愛する塔の歌人」投稿特集、はありました】

なぜか横書きページで「選歌欄評欄(の講)評」の新設。
特集のようなタイトルページに空港の大きな俯瞰写真があり
「あまたある会員の作品から(管制塔から見たごとく)
ピックアップして評した本欄を、識者(他の会員)が読んで
講評します。歌評の書ける人材をさらに増やす参考となれば」

ということで各選歌欄評子の引用した作品がリスト再掲され
その論評本文に他の誰かが講評を加える。
「この歌には、評以外にこういう解釈もありうるよ」
「この評はよい。解釈に新たな方向性を提示した」
もちろん「この評は歌評の形をとってはいるが、歌そのもの
被引用者本人よりも、評者の自分語りに堕ちてしまっている」
などなど。

・・・こんな夢を見ていたらしく、うたたねから目覚めた瞬間
誌面のレイアウトまでリアルに映像(絵)が脳裏に浮かんでいた。
「塔」は夢の中で、また少し分厚くなっていた。編集スタッフや
校正ボランティアの会員さんたちの、尽力のたまものとして。

時間があったのでそれをそのままキーボードに打ったのが↑。
【再度強調すると、ここまではあくまで夢ネタで現実とは違います】

・・・六ヶ月間「吉川宏志選歌襴評」を執筆させていただいた
ことが潜在意識にあったから、こんな夢を見たのかな?

実際、歌を選ばせていただいた作者(被引用者)の方複数から
いずれも達筆で丁寧な「選歌欄評掲載お礼」のお手紙が、
わたしの手元に届いている。

だからこそ被引用者の方【以外】からあの評本文がどのように
評価されたのか、わたし自身が知りたいだけかもしれない。

見てほめて私を私の作品をと叫ばぬ趣味のいずこにやある
(再掲、「塔」掲載の拙作より)

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Feb 01, 2009

年齢規制

私ならR18と格付けし映画の松田優作を観る


数日前の深夜、白玉ダンナと映画「甦る金狼」を見た。
また上の子に少し夜更かしを許した日、白玉ダンナは
リビングで、映画「グッドモーニング・ベトナム」の
ビデオを観ていた。ベトナム戦争で駐留米軍向けラジオの
DJをしていた男性の実話をもとにした、現地ロケの映画だ。

ラブシーンこそなかったが、下ネタ満載で流血シーンも。
そして上層部に煙たがられながらもマイクに本音を炸裂
させた主人公のDJ氏の、評価と運命は。

彼とわたしは主人公のDJが繰り出す下品な英語ジョークと
絶妙な字幕に大笑い。子は下ネタなど判らなくて当然だが
画面の雰囲気は目新しいらしく、時折自分の本から顔を
上げて、スクリーンと音に意識を向けていた。

そして彼女は、「戦争」のリアルなところを初めて映像で見た
ことになる、はずだ。駐留とは、現地の人は、そして戦闘。

流血の市街戦シーンなど、米本国ではレーティングが
どうだったのか気になる内容だったけど、彼女は途中から
けっこう真剣に見入っていた。これから歴史を学ぶにあたり
あまた出てくるはずの、過去の「戦争」の実情の一端。

わたしにはこの映画が子の成長に害を及ぼすとは、
どうしても思えなかった。11歳のこころは何を感じただろう。

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Sep 01, 2008

工作家族?

こどもたちが夏休みの宿題の追い込みに入り、リビングを
散らかしては片付け、テーブルの作りかけをどけては食事と、
よそ様に見せられぬ状態に突入した。

一夜漬けで作文と、漢字練習と、工作と、始業式の支度!?

この日ばかりはわたしもいつものお小言を封印。でないと
売り言葉に買い言葉でこどもの作業が止まってしまうから・・・

眠いだろうけどがんばって。もうじき新学期だよ。


さて数日前から工作の材料集めを手伝った。以下本文登場の
用具材料のうち《》が今回新規購入、【】は家にあったモノ。

パノラマ作りで「芝生みたいな地面にできる?」と子が言えば、
「あぁ(ジオラマ模型材料の芝生シート)ね。売ってる店が遠い
から、この文房具店の《バラ売り和紙》から一枚選びなさい」

「二つ折りの画用紙の裏を貼り合わせて、本にしたいの」
「じゃあ(厚いボール紙)かイラストボードを二枚表紙にして
全体をはさめばいい。背表紙は《製本テープ》が使えるし、
貼り合わせるなら【ペーパーボンド】より《両面テープ》」

「でもこの店の《イラストボード》、大きすぎる」
「半分になら、言えばカットしてもらえるよ。ほら」

「わりばしで作った板、カッターじゃ切れないー」
「それなら【工作用のこぎり】をパパが持ってるよ」

「わーん(製作中の)ココ、こわしちゃったー」
「泣かない泣かない♪【じきに乾く超強力接着剤】あるから」


というわけで白玉家では図画工作の難題に、白玉ダンナか
わたしがたいてい応じられる。道具のたぐいも実はけっこう
そろっているし、無ければどこで手に入るか大体わかる。

工作系や電気系は白玉ダンナの棚にあるし、縫い物、編み物、
キルト、手芸の材料用具はわたしの倉庫(笑)で手芸屋要らず。
絵の好きな子も小学生なのにデッサン人形やら雲形定規やら
持っているし、立体好きな子は折り紙各種と工作廃材を常備。

「折り紙はとにかく<角をきちんと重ねて折る>のが基本」
だと、幼いこどもたちに口をすっぱくして教えたっけ。ふたり
とも今は腕を上げ、大人の折り紙雑誌の難しい作品でも折り図を
見て折ってしまう。説明の漢字が読めないときだけ手伝ったのが
なつかしい。でもわたしはもう折り紙では追いつけない。

四人とも、手作りや手仕事はけっこう好きなのかもしれないな。


そういえばわたしが短歌を始めるきっかけが、子の折り紙だった。
折り紙に夢中な子を見ていて、突然わいて出てきた三十一文字。
それを某投稿欄に送り「コスモス」の小島ゆかりさんに採用して
いただいた結果、短歌結社に入るほど短歌にはまって、現在に
至るというわけ。そのなつかしい(わいて出てきた)作品は:


年長の初絵日記に「おりがみのはこをたくさん」母にもひとつ

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Aug 14, 2008

祖父喜ぶ

アマ初段の祖父落胆す囲碁習う孫が盤よりゲーム機開き
(再掲)


例年のように静岡の義父母家に滞在し、一週間の盆休みを
のんびり過ごして、明日は帰京という今晩。

義父とこどもたちが、お茶の間で碁盤に向かい合っている。

実は昼間、皆でショッピングセンターに行ったときに、
こどもたちの浴衣と甚平一式を買った。10歳近い女児の甚平って
実は市場にほとんど出回っていない。ほとんど浴衣ばかりで
サイズ130とか140を探すのに長い間苦労していたのだが、
今日の店で、下の子がなんとか着れそうなサイズをゲット。
彼女の下駄と、ついでに上の子にもつけ帯下駄付きの
浴衣セットを購入し、夕方開催された実家の地区の盆踊りに、
皆で出かけて帰ってきたばかりだ。

はじめての和服。特に上の子は浴衣とはいえ日本の民族衣装を
きちんと着るのは初めてで、いろいろ思うところがあったらしい。

「昔の人は、いつも普段からこんな服で過ごしてたの?」
(町のお嬢さんはね。農夫や漁民や力仕事の人は違うけど、
お祭りのときにはきれいな晴れ着の着物を着てたんだよ)

「この(着物の)下にパンツ、はいてたの?」
(いや実ははいてない。日本には元々パンツはなかったから)

など、実際に着た者ならではの質問がわたしに浴びせられた。

で、盆踊り会場で立ったままかき氷を食べながら、彼女が
突然言い出したのだ。「おじいちゃん、帰って囲碁やろ?」

彼女の心境にどういう変化が起こったのかは判らない。
でも、毎週通っている囲碁教室で学んできたことが
浴衣と盆踊りに触発され、結晶しかけたのかもしれない。

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Jul 28, 2008

ダビング10はちょっと面倒

録画とは過去をわざわざ繰り返し未来の時間を食いつぶす技
(再掲)


テレビ番組を家で録画したものが「ダビング10」の施行?で
10回までダビングできるようになった。

これまではダビングの可能回数はいち録画当たり一回限りで、
お気に入りの録画をDVDにコピーすると、終了後自動的に
ビデオデッキのハードディスクから消去されてしまっていた。

それがダビング10施行後は、録画データに「残りダビング
可能回数」が表示されており、一回ダビングすれば「残り9回」
まだダビングできる、つまりあと9回ダビングするまで
ハードディスクから消去されなくなったのだ。

これ、便利なようだがちょっと不便。ダビングしても、
焼きつけ終えた番組が消去されずに残ってしまうからだ。

何回もダビング・保存するなんて、個人では滅多に必要ないのに、
ダビング終了後、サブタイトルごとに手作業で削除する手間が
増えてしまった。新制度もよしあしだわ。

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Jul 21, 2008

夏休み突入

計画は倒されるべく立てられるわら半紙上に七月半ば(再掲)


白玉家の小学生もあゆみ(通信簿)を持ち帰り、いよいよ夏休み。
白玉ダンナの休暇がお盆前後の予定なので、それまでは自宅で過ごす。

これまでのところ「7時台に起きて朝食をとり、暑くなる10時まで
宿題や自分の勉強をやる」という約束を、みんなよく守っている。
初日から気合いを入れすぎて息切れするのが例年の結果だったが、
今年のスタートダッシュは、静かに順調に、上手くいったと思う。
長い夏休み、日々の積み重ねでこどもたちに自信がつけばいいな。

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Jul 10, 2008

浅蜊とキャラと遊園地

白玉ダンナが留守で、こどもたちと三人で夕食の席についた。
本日のメニュー=浅蜊のお味噌汁を食べながら、わたしが
前に浅蜊で一首書いて選ばれたことがあるので、その話をした。


浅蜊にも親戚兄弟あるならん白黒模様の似た殻あまた


娘たち「そうそう、掘ってると似たような殻が近くにあるんだよね」

わたし「・・・そういえば今年は結局、潮干狩行かなかったねぇ」

娘A「夏休みには久しぶりに◯◯ランドに行きたいな」

娘B「なんで◯◯ランド?行くならディズニーランドがいいよぉ」


◯◯ランドは比較的近い、普通の屋外型遊園地。
白玉家の娘たちは10歳近くになるが、浦安のディズニーランドは
テレビで見ただけで、実は過去に一度も行ったことがない。


娘A「だってディズニーランドってキャラクターだらけだし混むし。
   ◯◯ランドのがすっきりしてて、遊ぶには十分じゃない」

娘B「でもミッキーとかプリンセスとか、見たくないの?」

娘A「それで遠くて混むんでしょ?◯◯ランドのがすいてて楽だよ」


とはいえ、娘Bも特に何々キャラ命!ってわけではない。
キャラクター商品が割高な事情も知っている娘たちに、
ううむ、ディズニーランドと◯◯ランドの違いをどう説明しよう?

とりあえず、二人が行ったことのある他のキャラクター型遊園地を
話題にしてみた。


わたし「じゃあサンリオピューロランドはどう?屋根つきだから
   雨でも大丈夫ってふれこみの、ディズニーランドのライバル。」

娘A「うわーそっちはキティちゃんとか、違うキャラがいっぱいじゃん。
   それに、アレ何だっけ?犬に見えないけど犬みたいなキャラも」


???よくよく聞いてみると、それは「シナモン」のことだった。


娘B「(吹き出して)ちょ、ちょっと犬に見えない犬って(爆)」

わたし「たしかにそうだ(笑)なんにせよ、特にどのキャラクターにも
   興味ないなら、近場の◯◯ランドでいいのか、ウチは」

娘B「それにしても、なんでこんな話になったワケ?キャラで遊園地で・・・
   結局ママが浅蜊の味噌汁をつくったから、こんな変な話に(笑)」


あと数日で夏休み。家族でどこへ行きましょう。

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Jun 24, 2008

なぜか漫画で見かけるシーン

本当に漫画のように泡立てた食器洗いはすすぎに困る


小学生の通学路は、なぜか電柱と板塀のある路地。
(20年前ならともかく、板塀が続く道って・・・)

同棲カップルの女が買い物に行くと、
なぜか八百屋でオレンジを選び、大量に買っている。
または、紙袋かレジ袋から、長ネギをのぞかせて帰る。

これらとは別に、あくまで「漫画ならではの表現」で、
現実に目撃したら変!な描写もある。

「ぼーぜん」となったキャラの左肩から、上着がずり落ちている。

同じくライバルに打ちのめされると、服のボタンが急に掛け違う。

台所での洗い物シーンで、シンク一杯に洗剤を泡立てる。


また思いついたら追加するかも。

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Jun 21, 2008

常客になる

口下手な美容師に髪を切らせつつまた来る午後があるかを思う


新住所に越してから困ったのが、美容院さがしだった。
ヨコハマ時代は娘の同級生のお母さんが近所に開業していたから
母娘三人、そこにお世話になっていたが、もう通えない。
「いつものように」と言えば済む美容院、美容師はいずこ。

何ヶ月もかけて、ハイソな雰囲気で奥様方に人気のA店や
若いストリート風兄ちゃんたちがやっている「床屋」のB店、
立地もインテリアも地味なC店、シルバーメタリックなD店、
などをチェックしたが、もう一度行きたい雰囲気ではなかった。

そんなある日、目に入ったのがE店。え?喫茶店じゃなかったの?
という第一印象の、ウッディナチュラルでフロアが広い美容院。
すいていたので、試しに飛び込みでカットしてもらうことにした。

出てきた担当のお兄さんは口下手な優男タイプ。わたしが
「前髪はちょっと短くしたいんです」と言うと
「ちょっととは、何センチですか?」

「後ろのこのへんをもっと軽くしたいんですが、おすすめは?」
「削(そ)いでしまってよろしいのですか?もし悩まれるなら
やめたほうがよいと思いますが」

「この部分は今の感じで、そのまま短くしてほしいんです」
「今の感じとおっしゃられても、これをカットした美容師とは
手が違いますので、全く同じというわけには・・・」

と、なんとも優柔不断な物言いばかり。結局

「後ろは中央で8cm幅くらいに軽く削いで」
「前髪は最長でまゆにかかる程度に、3-4cmの変化をつけて」
「横は耳たぶの下から3cmくらいの長さで、後ろにつなげて」

などと客のわたしから、妙に具体的な指示をするはめになった。

さてと髪を彼に任せながら考えた。確か他のたとえばA店では
「こんな感じで」と言うだけでホストみたいな美容師が
「かしこまりました」と即答で手際よく始めたっけ。
今回のように髪型が決まるまでこんなに細かい打合せが要る
美容師は初めてだ。それに前回カットした美容師のことを
持ち出されたのも初めてだ。

今回の彼はこだわりの職人?それともただの未熟者?

広い店内に客と美容師が数組いたが、おしゃべりは目立たず
低く流れるポップスが快かった。わたしは雑誌も見ず
よけいなおしゃべりもせず、彼の手際を見極めるべく
頭皮に意識を集中させた。どうせ近眼で鏡も本も見えないし。

そしてその数十分で、他店の美容師たちとの(親しみをこめた
つもりで詮索し合う)おしゃべりには、実はうんざりしていた
と、気がついた。隣の客にプライベートを聞かれることも実は
いやだったし、たまの来店で前回と同じネタを話していたら恥だし。

仕上がりは(削いだからちょっとシルエットが変わったが)
まずまずの丁寧さかな。けど次回もあんなに指示するとしたら
面倒だなーと思いつつ、美容師さんの名を聞いて、店を出た。

そして二ヶ月。次のカットはどこに行こうか、最後まで迷った。
でもE店の彼の「前回の美容師云々」を封印したらどうなるかが
気になって、結局またE店の△△さんをご指名にして、再トライ。

「前回あなたにやっていただいたこの髪型、好評だったんです。
この間と同じ感じで、そのまま短くしていただけますか?」

「わかりました。では」と彼はカットに入った。静寂。
指示したのは前髪の長さだけで、横と後ろはおまかせ。
彼は相変わらず寡黙だったし、わたしも黙ったままだったが
仕上がってみると、をを、「同じ感じで短くなった!」

というわけでE店の△△さんを、この街でのわたしの
担当美容師と、決めた。めったにイメチェンしないから
これで十分。もう細かい指示や世間話に、悩むことはない。

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May 12, 2008

びっくり、ブランドこども服

十歳の帽子に友がファッションチェック「意外な色だね 服と合ってない」
(「塔」07年10月号掲載)


こどもたちの夏服を買いに、週末デパートへ行った。

うちの二人はデザインにうるさい、というか市場とちょっと違う
好みがあるらしく、気に入った靴や服はめったに見つからない。
なのでお気に入りがあったらできるだけ買ってあげることが
多かったのだが・・・

今回は時間の都合でリーズナブルな品揃えの路面店チェーンに
寄る前に、デパートのブランド子ども服売場に行ってしまったから
さぁ大変。二人が気に入ったボトムスを選んだまではよかったが
値札を見るとなんと一着、九千円超!

さらに指差したマネキンが着てた半袖パーカーが一万円台、
光る素材で飾られたTシャツが、一枚八千円で洗濯機不可?

こどもたちがすっかり持ち帰る気でいるので、白玉ダンナと
小声で相談。「うーん、こどもの普段着には高すぎるんじゃ?」
結局手持ちが足りなかった入用なアイテムを、ひとり一枚だけ
買うと決めてこどもたちを説得。すると「住宅ローンきついの?」

十歳足らずに言われたかない、よけいなお世話だ!と思いつつ、
「そうだよ。だからおねだりはほどほどにしてちょうだいね?」
それでも二万円弱の出費。固定資産税や自動車税でローンに
増して物入りな五月には、きついわぁ・・・Tシャツなど、
他でも買えるアイテムをあきらめてくれたのが、せめてもの救い。

会計待ち中、店内の視線が外の通路に集まった。淡いピンクの
お姫様ドレスを着た来店客の女の子が、ヘアメイクを決めて登場。
同じドレスのマネキンの隣でポーズを取り、家族が即席撮影会?

どうやらお買い上げ二万円以上でドレス・ヘア・メイク完備の
撮影サービス中、だとか。ピアノの発表会とか、結婚式に
およばれした帰りに、買った店に立ち寄ったのかと思ったよ。
ウチもあと数千円でその権利があったらしいので、こどもたちに
訊いてみた。「ああいうの着てみたい?」二人とも「やだ!」

ともあれ、うちのこどもたちもクラスメートの評価を気にして
登校時の服装にちったぁ気を使うことがあるらしい。でも
残りのワードローブは、もそっと安い店でさがすことにしよう。

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