Nov 27, 2006
なんだかあっという間にこの日がやってきた気がする。
本当にこれで、工事はすべて終わってしまったんだろうか。
明日からはもう、工務店の皆さんや業者さんは来ない。
「現地」ではなく、わたしたち白玉家のものになったから。
引き渡しの日は快晴だった。午後1時、わたしたちの家に
乗りつけると工務店の社長さんやスタッフの皆さん、
それに大工さんが待っていてくださった。皆で家に上がり
ワックスの光る室内をしばし回ってから、リビングに集合。
営業部長さんの司会で「お引き渡し式」がはじまった。
まず工務店社長さんのごあいさつ。「はじめての家作りとは
とても思えない、完成度の高い家」とはほめすぎですー
それからお世話になった現場監督さんから、家の保証書や
取説の入った分厚いファイルが、建設部長さんからは
リボンのかかったわが家の鍵の箱が、拍手の中手渡された。
棟梁さんとインテリアコーディネイターさんからは花束を、
担当してくれた営業さんと設計士さんからはスピーチを
いただいた。わたしたちも謝辞を述べ、式は無事終了。
皆で玄関先に出て、メインキーの動作確認。工事用の
キーがもう使えないことも皆の前で確認し、記念撮影。
わたしたちもスタッフの皆さんも笑顔でこの日を迎えられて
本当によかったと思う。T社の皆さん、ありがとうございました。
***********************
「おりがみのはこ(新築日記)」カテゴリはこれで完結です。
引き渡し以降の様子はカテゴリ「あたらしい家で」へどうぞ。
この日このあとの記録「引き渡しの午後」から始まっています。
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Nov 25, 2006
いよいよ引き渡しだから、「新居への期待」もこれが最後かな。
以前「動線計画」で書いたが、現住のマンションは狭いとは
言わないが、使い勝手が悪い。ダイニングテーブルがみんなの
テーブルと化していて、食事も書き物も、縫い物も洗濯たたみも
モノと人間が入れ替わりたちかわり、同じ場所でやってきた。
いろんな作業のための場所が家のあちこちにあって、それぞれ
出しっ放しでも他に影響しない、そんな家に、あこがれていた。
それがもうじき実現する。洗面室に洗濯準備/たたみ用の
折りたたみ机、家事室にパソコンや家計簿のためのマイ机、
寝室隣の空きクローゼットは、縫い物の材料道具庫。そして
ダイニングテーブルも、ちゃんと食事の場所になる(はずだ)
新居では床やテーブルには、できるだけモノを置きっぱなしに
しないようにしたい。整頓された家ならきっと、掃除もしやすい。
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Nov 23, 2006
祝日の23日、白玉家の女子供が都合で在宅となった午後、
白玉ダンナが一人でクルマを出して、大物の買物に出た。
イケア港北店でリストアップしておいた本棚系家具を購入し、
ジュニアシートを外した後部座席に積み込んで、とりあえず
新居に搬入。途中で近所の電器店にも寄って、新調する
エアコンと冷蔵庫も発注。引っ越しまであと3週間あるとは
いえ、白玉ダンナが搬入取付けに立ち会える日は少ない。
いろいろな予定とつきあわせて、納品日もほぼ決まった。
電化製品の搬入日に合わせて、これもリストアップしておいた
収納家具類を、あちこちの通販サイトに一気に納品してもらう。
引っ越し日までにつくりつけ作業を終えて荷解きしたモノを
収納できたらベストなので、新住所を配送先に指定して発注。
あと、一番の組立て系、イケアのキッチンキャビネットがある。
来週の平日には発注予定なので、細かい設計を決めないと!
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Nov 21, 2006
朝から走り回り、住宅ローンの最終手続が無事済んだ。
あとは金曜日のローン実行を確認すれば、引き渡しだ。
引っ越し業者もまだ決まっていないのに、日付を決めて
ガス/電気/水道/電話などの移転手続もスタート。
電気/水道はもう来ているので、引き渡しの日にガスも
開栓に来てもらって、契約してしまうことにした。これで
引っ越しに先立ち家具組立てなどで新居に来た日にも
お湯が使える。タオルや水回り品だけ、先に運んどこう。
さて家とは別の業者選び。現住マンションの売却業者は
5社中1社に絞って、専任媒介契約を結ぶことにした。
引っ越し業者も大手を中心に、数社に見積もりを依頼中。
だからなんだかんだで業者から家への電話が、一日に
何度も鳴る。気をつけないと、対応も誰が誰やらになる?
訪問査定まで頼んで断りを入れた不動産業者の中には、
後日「なぜうちではなく他社に?」と上の人(営業所長)
が電話してきたところがあった。理由と言っても直感と
しか、ねえ・・・
確かなのは、わたしたちが家の建築業者を決めた時、
「強引に契約を迫られたら警戒せよ」と学んできたこと。
今回の不動産業者の中にも「まず白玉家の物件ありき」
ではなく「まず契約ありき」の営業さんがいて、それが
見え見えの業者は本命から外した。その辺を言葉を選び
電話口に語ると何とか納得してもらえたけれど、
「私どものほうがL社さんより契約件数多いんですが・・・」
その所長さんの声から契約を逃したあせりが、見えた。
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Nov 20, 2006
おみなごの歌声響くカーテンも家具もまだ無きわれらの家に
白玉邸はほぼ完成し、一週間後の引き渡しを待つばかりとなった。
それに先立ちこの週末は、現地で現場監督さんと仕上がりの確認。
この日のために一度クリーニングされたわが家に持参のスリッパで
上がると、裏にほこりがついていたのかフローリングが白くなって
しまった。引っ越してからは床のワイパーかけの際、スリッパの
裏も拭かないといけないな、などと新居の掃除にも思いをはせる。
図面や契約とつきあわせての施主検査はほぼ順調に進んだ。
一番大きな問題は洗面室とトイレのクッションフロアを柄違いで
指定したのに、トイレと同じ柄が洗面室全体に貼られていたこと。
でも、業者さんが間違えたくらいだから悪い模様ではなかった
のが幸いしたか?家族で「このままの方がいーじゃん!」と一致。
なので貼り直し作業省略を了承し、代わりに、その洗面室の窓の
上につくりつけ棚をひとつ追加してもらって、この件はチャラ。
もともと希望していて、予算節約で断念した箇所だっただけに、
逆にうれしい誤算となった。
この日はガス会社の人も同席して、お風呂や床暖房、キッチン、
全ての機器を動かして動作確認&操作説明。風呂もためてみた。
あとは水回りのコーキングもれや、ドアが壁と干渉する箇所の
修正などがあった程度。全体にどこもとてもていねいな施工で、
家の品質面では全く不安を感じなかったのが、うれしかった。
午後から雨となり、新築の家はひどく底冷えしてきた。厚着で
毛布にくるまって待つこどもたち。以前、床暖房と聞いても
二人はなかなかイメージできなかったっけ。そのときの言葉を
(るな)
床暖房をゆかだんと聞きて六歳は「床に段差があるなら困る」
(まや)
床暖房と聞きて八歳「ストーブが床に並んだら足やけどする」
などという歌に残したけれど、今日もスイッチが入るまで真剣に
「床暖房を入れるって、これからこの床をまたはがすの?」と
心配していた。ふふふ、ほら、ここからこっちがあったかく
なってきたでしょ?これが床暖房なのよ。ををあったかいわぁ。
ガス会社の人と現場監督さんがそれぞれ去ったあと、夕方から
いわゆる「施主支給」で白玉ダンナが持ち込んだ照明器具を
夫婦で取付けにかかった。わたしが段ボールをはしから開け、
彼が新品の洗車用脚立に乗って、シーリングライトをはめていく。
工務店さんがつけてくれた照明とあわせて家中がだんだん
明るくなった。こどもたちは興奮気味に行ったり来たりし、
疲れたらリビング階段に座って習ったばかりの合唱曲を歌って
いたので、がらんどうの家に声が響いて楽しいBGMになった。
全部の灯りをつけ、まだカーテンもない新居の二階の窓に
白玉ダンナと立って、しばし夜のニュータウンを見つめた。
施主として、一家の主として満足そうな彼の横顔に、言葉は
いらない。わたしも幸せな気持ちで雨音に耳をかたむけた。
さて来週の白玉さんは?印鑑証明取得手続(例の書類は無事
新居に投函されていた)、銀行に書類の残りと通帳を提出、
そして建物部分のローンが実行され、工務店に支払が済めば
次の日が、待ちに待った「鍵お引き渡し式」だ。家作りも
いよいよラストスパート。物入りで忙しいけど、楽しみだ。
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Nov 17, 2006
住宅ローンの関係で白玉ダンナの住民票だけ、もう移動した。
新居管轄の役所で「実はまだ住んでません」と大声で言ったら
年配の男性官吏に「聞かなかった事に・・・」と苦笑され、
「住民登録=建前として実際の居住が必要」だとわたしも学習
した。すみませーん、一ヶ月後には家族もこちらに来ますんで。
「まったく、最近はこういうのが増えて困るよ。銀行も無茶を言う」
それよりも難航したのが、新居の郵便開通届だった。
代理人(わたし)が白玉ダンナの印鑑登録を申請した場合、
役所から確認書類が郵送され、登録住所で受領して再度
持参せねばならない。でも郵便局にある「転居届」を出すと
ヨコハマの住所宛に届く郵便が全て新居に転送されてしまう。
それはまだ困るけど、印鑑登録の書類だけは投函を希望・・・
結局集配を管轄する本局まで電車で出向き、事情を話して
旧住所欄を空白にした「転居届」を受理してもらった。
これで新住所宛の郵便だけは、とりあえず投函されるとか。
ほっとして再度引き渡し待ちの現地へ。うちの玄関ドアには
小さい郵便受けがついているので「ポストここです」と略式の
表札を出し、スリットの内側に受け箱をセットして、準備OK。
電車3本を乗り継いでの新居通いも、これから増えそうだ。
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Nov 16, 2006
もし義母が歌詠みならば孫と来て去る鈴虫の音をいかに詠む
七歳は雨ニモマケズを暗唱し「ほめられないなら真似したくない」
いつの間に胸のわずかにふくらみて幼かりしが少女となりぬ
職業の書き方を問う子に答う懸賞はがきは「小三」でよし
問題集開く娘がちまちまと見ゆる高山植物の野に
鏝の跡水紋のごとく静もりて夜のわが家の基礎うつくしき
選者の真中朋久さんが選歌後記に「鏝(こて)の跡」を
引いて評してくださった。
(引用はじめ)
新築したのか。どうということのないコンクリートであろうが、
そこに職人の鏝の跡があり、しかも夜の暗さの中で
「水紋」のようであったという。これも美の発見。
(引用終わり)
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火曜日に訪問客を4組、1時間おきのアポイントメントで迎えた。
2社目の引越業者と、3社の不動産売買業者の現況確認だ。
うちの荷物を新居に運ぶ業者、現住マンションを売却する業者を
選ぶため、平日忙しい白玉ダンナに代わって営業さんと対峙する。
にこにこと即決を迫る業者、いきなり所長とやらと二人で来た業者、
コロンの強い香りだけが印象に残る、立て板に水の業者もいた。
こちらもにこやかに、「主人に相談しないと即決いたしかねます」を
繰り返す。週末には見積書もそろうから、白玉ダンナと相談しよう。
引越日の目安がついて、いよいよ住み替えに追われ始めた感じ?
目をつぶってきた家の中の魔窟(笑)の間引き(不要品捨て)も、
ここをきれいに明け渡したいから、と動機づけがはっきりしたから
気力が続く。昼間室内をあちこち片付けて、バスルームのタイルの
目地も磨き上げて、今、両腕に筋肉痛が少し。でも引っ越し準備は
まだまだ始まったばかり。あと1ヶ月で、わたしが万端整えなくては。
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Nov 12, 2006
新居の引き渡しは2週間後に近づいたが、住み替え関連の
見積もり集めはまだまだ続く。来週は引っ越し屋さんが何社か、
それと現住マンション売却の見積もりも、これまた何社か
家にやってくる。そろそろ業者を絞らなくては・・・それから
カーテンは発注済み、施主支給の(通販で手配した)照明も
納品待ちだが、冷蔵庫やエアコンは新調の予定だからこれも
近所となる電器店と商談中。通販で買う家具などの搬入は
引き渡し後の新居在宅日だから、納期を合わせて発注の予定。
スケジュール帳をにらんでの物入りな日々が、まだまだ続く。
週末の予定も詰まってきた。施主検査の日は、その後現地で
外構業者Aと打合せ、引き渡し当日は、続けてカーテンの搬入
取り付けが入り、同時に外構業者Bと打合せ。平日には片付けと
白玉ダンナの出張もはさまり、転校の手続きもそろそろかな。
あぁ、あとは何だっけ?電話の移転と、習い事の解約と・・・
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Nov 08, 2006
今日銀行で白玉ダンナが、建物部分のローン契約を
結んできた。土地のローンに加えての支払いは1月から、
「実行日」と呼ばれる銀行→工務店への現金移動は
引き渡しの前日と決定。あとは今日間に合わなかった
何枚かの書類と通帳をそれまでに提出すれば、準備OK。
無事ローンが実行されるまでは気が抜けないけど、また
ひとつ節目を越えたかな。次は引越の見積集めと手配だ。
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Nov 05, 2006
そろそろ年賀状を含めて住所変更の手続きを進めたいけど、
引き渡しが11月末だから、まだ電話番号が決まっていない。
住所だけは判っているから教えた知り合いもあるけれど
もし郵便を出されたら、まだ新住所で受け取る事はできない。
ポストの形、表札の雰囲気、庭やアプローチなどの外構も
詰まっていない。家はできつつあるけれど、決める事は
まだまだあるし、購入家具搬入などの手配もこれからだ。
わたしのパートも先週で終了した。これから年明けまでは
片付けや手続きの行ったり来たりであわただしくなりそうだ。
ところで新築したから、お正月は(順調にいけば)新居で祝う
ことになる。いつものように義父母家で年越し祝いをできないが
かわりに義父と義母が、新しい家に泊まりにきて一緒に新年を
迎えることになった。最初のゲストがお義父さんお義母さんと
決まり、12月中に新居の荷解きをして整えないといけない。
そうだ、旧居売却のほうも早く手配しなくては!
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Oct 24, 2006
施主検査と鍵引き渡しの日程が決まった。当初の予定通り
11月終わりの週末に、家が完全にわたしたちのものになる。
新居の壁には壁紙が貼られ、書斎/寝室/こども部屋などの
雰囲気が、壁紙の違いで際立つようになってきた。これに
カーテンレールやカーテンがついたら・・うふ、楽しみだ♪
毎週のように工務店に行って打合せを重ねてきたけれど、
家本体の仕様決めはさすがに終了。あとは外構業者さんや
ファイナンシャルプランナーさんとの打合せや商談のため
工務店の打合せスペースをお借りする程度。同行する
こどもたちにとっては、キッズスペースで過ごさせてもらう
時間は変わらない。けど、これもあと何回あることか。
業者さんとの打合せが全て終わり、家の引き渡しが済んだら
着工までの濃い密度でのショールーム通いは、もう、ない。
わたしたちの担当だった営業さんも、設計士さんも、白玉家
だけでなく、次の新しい顧客との擦り合わせに入っている。
当然のことなのに、ちょっと寂しい気がするのはなぜだろう。
外出続きだった週末、新居でのんびり過ごせるようになる
のは確かにうれしい。でも工務店の居心地よいテーブルで
担当の皆さんと腰を据えて丁々発止の打合せを重ねた
あの日々が、二度とないのは、ちょっと物足りないような。
間取りの各部に打合せの成果が実物大で残されつつある、
わたしたちの家。工事の皆さんのていねいな手仕事の跡が
どこを向いても目に入る、わたしたちの家。見知らぬ街の、
ただのひと区画の土地だったところが、白玉家の新たな
本拠地となる。こどもたちがふるさとと呼ぶ場所になる。
うまく言えないけど、そのための器をつくってくださった
工務店と工事の皆さんのことは、ショールーム通いが
なくなってからも、きっと、ずっと、忘れられないと思う。
なんだか、もう引き渡しが終わったような文章になって
しまったけれど、工期はあと1ヶ月。工事の皆さんも、
工務店の皆さんも、引続きよろしくお願いいたしまーす。
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Oct 18, 2006
わが描きたる拙き間取りをポンチ絵と呼びて夫は設計士に見す
(再掲)
白玉家では家中の不要品や書類に大ナタをふるいはじめた。
手始めに家関連の書類や図面、パンフレットの山を整理する。
土地を買うと決めて契約した今年2月以降、ハウスメーカー
数社から図面と見積を出してもらい、最終的に今お世話に
なっているT工務店に依頼すると決めた。その打合せ初期の
図面が色々出てきたので、座り込んで見入ってしまった。
わたしが鉛筆で描いたラフとも言えない間取り案。それを
各社が競うようにプレゼンテーションしてくれた、数組の図面。
A社での、別のM社のショールームでの、各数時間の打合せが
よみがえる。もちろん最初に今のT社を訪ねた日のことも。
その後契約を交わした6月まで、毎週T社で間取りの打合せを
重ねて来た。着工後の今見ると、各社の初期の図面と見積は
本当にたたき台だったのだと判る。わたしたちの要望を活かして
くれてるようでいて、契約先のT社でさえ無駄ばかりの第一案。
古い順にめくってみると、細部がどんどん修正されて白玉家
仕様になっていった図面の変化が、よくわかった。その過程で
安心して家をお願いできると思ったから、T社に決めた。初回
提案の図面のよしあしは、会社の誠意や対応とは、別なのね。
着工後もあちこちで「よい家とは、間取りとは」みたいな文章を
目にするけど、4ヶ月間練りに練って決まった間取りは強い!
本、雑誌、ネットで見かける新築の注意点は、わたしたちは
とっくに検討済みなものばかり。これは納得してやめたとこ、
それは最初から望まなかったから・・・などと一刀両断でき、
目新しい情報で後悔させられることが、ほとんどないから
すごいと思う。T社のスタッフは施主を急がせることがなく、
気になることがあれば、電話やメールですぐに相談できた。
他社にしてたら、こうはいかなかったのか?
ほっとしたところで現実に戻り、パンフ類の整理を続けた。
新居で採用した部材や機種のカタログを残し、他は処分。
入居後に買う予定の家具や部品のパンフも別にひとまとめ。
ふぅ、書類が片付くと、部屋がだいぶすっきりするなあ。
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Oct 16, 2006
日曜日、カーテン業者との採寸のため現場へ行くと、
休日なのに珍しく大工さんたちが作業をやっていた。
すみませーん、手ぶらで・・・と声をかけつつ家に上がると
大工さんたちは手を止め、庭で休憩に入ってくれた。
さてカーテンの打合せ。うちは窓の近くにエアコンや横壁が
ある場所が多いため、左右に張り出す装飾レール系は断念、
昔からあるシンプルな機能性レールで統一となった。
庭に面したリビングオープンサッシの周囲も制約があって、
普通のドレープカーテンではなく、上にたくし上げる例の
ローマンシェード型を採用。(レースは窓枠内に下げる)
同じくリビングの出窓ふたつは、奥行きが案外狭いため
出窓用三面ブラインドを却下し、曲がるレールを回して
シンプルなレースカーテンをつけることになった。こちらも
厚地はローマンシェード。実はわたしは布柄を活かす
ローマンシェードが大好きだから、内心うれしくてニヤリ。
でも業者のおじさんによると、旧来のドレープカーテンより
かさばらず部屋がすっきり広くなるって理由で、ローマン
シェードはけっこう人気が出てきているのだそうだ。
次は各所のブラインド。キッチン北側/洗面室/パパの
書斎×2にアルミ製、二階ホールに木製の、全部で5カ所。
場所ごとに材質、スラット(羽根)幅、色と操作コードの位置
(窓の左/右)を選んで指定する。
ブラインドのカタログにはスラット幅15mmと25mmがあり、
さらに防水タイプ、そうでない標準タイプ、はたまた
「フッ素コート」だの「酸化チタンコート」だの色々あって
迷うなあ。せっかくだからプロのカーテンおじさんに
アルミブラインドのタイプ別使い分けを、教えてもらった。
*防水タイプは風呂場向け
防水タイプは「上下の取付け部品もぬれて大丈夫」な
仕様なのだそうで、普通の部屋には防水タイプは不要。
スラット部分を外して丸洗いできるから、きれいかな?
とも思ったけれど、外して洗うことは通常ほとんどない
そうだから、結局メンテはホコリ取りとふき掃除になる。
*メンテフリーのおすすめは、酸化チタンコート
色数が限られてしまうのが難だが、酸化チタンコートの
ブラインドは汚れが光で分解されてメンテが楽になる。
フッ素コートも汚れが落としやすいけど、性能でいえば
酸化チタンコートのが上。品代通常の1割増は同じだけど
断然酸化チタンをおすすめします!と、おじさんは力説した。
ただし後日カーテンショップの営業さんにきいたところでは
酸化チタンコートには「日光」が当たらないと効果が出ない
そうだ。じゃあ日陰のキッチン窓や洗面室だとうちの場合
役に立たないじゃん!やっぱりフッ素コートかなぁ?
*虹色反射がお呼びでないなら、フッ素コート
で、酸化チタンコートとフッ素コートの違いは?実は
同じ色でもコーティングによって、アルミの輝きが
全く違う。酸化チタンのスラットサンプルを見ると
水たまりに油を落としたときみたいな、虹色の反射が
目立つ。フッ素コートにはそれがなく、マットな色だ。
最初に開発されたのは酸化チタンで、こちらの方が
防汚効果が高いのだそうだ。でも虹色反射はやだ!
というお客さんの要望が多く、反射を押さえたフッ素
コートタイプも出したというのが、メーカーの裏話とか。
*美しいのは15mm、掃除しやすい25mm
次はスラット幅の話。わたしは大きな25mmがいいと
思ってたけど、白玉ダンナは15mmがいいと言う。
けんかしてても仕方ないのでこれもおじさんに訊くと
「15mmのほうが幅が狭く薄手できれいに見えます。
特に小さい窓でしたら、断然15mmがおすすめです。
でもお掃除となると25mmのほうがスラットの間に
指を入れて拭けるから、楽ですねえ」とのこと。なお
上部の取付けレールは共通で、どちらも同じ奥行。
結局今回はわたしが譲って全部15mmスラットと
なった。うーん、お掃除するの、わたしなんだけど・・・
ちなみにホールのウッドブラインドは、幅35mmを
やめて25mmにした。これも窓が案外小さかった
からだ。色は窓枠ケーシングより少ーし濃い茶色。
じゃあ見積もりの修正、よろしくお願いしまーす。
カーテン屋さんが去ると、大工さんたちが作業再開。
もう建具とケーシングは全部ついているし、配線や
コンセントの穴も四角くあいている。クローゼット内の
(標準装備の)つくりつけ棚も、玄関の下駄箱もついた。
玄関タイルも敷かれてた。大工さんの造作工事は
そろそろ締めに入り、週明けからは壁紙貼りだそうだ。
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Oct 14, 2006
引き渡しが(順調ならば)一ヶ月半後、引っ越しが二ヶ月後に
迫ってきた。そろそろ現住マンションの売却や、引っ越し業者の
選定にかからねば。なので少しでもよい査定のため、少しでも
安く引っ越し費用をあげるため、室内の整理を家族で開始。
土曜日の今日は遠出せず、午後みんなで家中の本を集めて
すぐ読まないのを梱包し、レンタルスペースに移す作業をした。
白玉ダンナは本好きだが本の所有に興味はないらしい。でも
わたしは逆。蔵書全部の背表紙が見えないと落ち着かない。
なのに今のマンションには、わたしのための本棚が、ない。
家中で一番の蔵書持ちだというのに、リビングの戸棚の隅や
白玉ダンナ書斎の本棚、はてはこどもたちのおもちゃ棚の
隅っこにまで、わたしの本は散らばって収納されていた。
手芸書や工作アイデア本、料理本はこどもたちも見るから
共有の場所でいいけれど、長年集めた文庫コミックは箱に
入ったままだったし、短歌の本や雑誌は壁や戸棚の前が
定位置で、通るのに邪魔!と家族の苦情が絶えなかった。
もー、これをどうにかしたくてしたくて!新居にはキッチン隣に
家事室(と称するわたしの書斎)をつくってもらった。1畳半と
狭いけど、天井までの本棚を(深、浅)2面設けて大事な本を、
ぜーんぶここに並べるんだぁ!もー、楽しみ楽しみ!
本当は今日の箱づめで、新居の家事室に置く本と、二階の
ホールに置く本を、きっちり分けておきたかった。でも早く
部屋をすっきりさせたい白玉ダンナが片っ端から詰めてった
から、ごちゃごちゃだ。引っ越したらしばらくは、本の山を
かかえて階段を昇り降りすることになりそうだけど、仕方ない。
短歌関係、小説、マンガ、家事の本はママの部屋。手芸書や
こどもの本は二階のホールとこども部屋。大きさ別にもう
イメージはできている。あー、早く引っ越したい!
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Oct 11, 2006
カーテンは某業者に見積もりを依頼し、週末に新居で
採寸/色合わせすることになった。ショールームで生地の
色柄を決めたので、レール形状やブラインドの色などだけ
現地で採寸の方と相談して、最終決定/発注となる。
それにしても、今にして思えばできればもっと早く、例えば
図面が固まった直後から、ある程度方針を決めておけば
よかったかもしれない。大抵のレールに対応するよう
壁に下地ははいっているそうだけど、例えば天井付けで
カーテンボックスを吊るとか、窓枠両脇の房掛けを
「カーテンホルダー」という大きなフックに替えたりしたい
場合など、ショップで必ず下地補強について質問される。
希望の位置の壁(石膏ボード)の下にそれ用の下地が
入っているかどうか、壁を貼る前なら工務店と相談して
追加してもらったりできる。でも現時点の白玉家のように
石膏ボードがついてしまったら、そうもいかない部分が
あるわけで、その点少々制限のように感じられたから。
追加下地がいるようなカーテン部材は、お値段のほうも
標準より高くつくものが多い。だから、費用が押さえられたと
思えば落ち込まないで済む。でも、くだんの窓を見るたびに
この件を思い出すかもしれないのは、ちと残念かも。
まっ、いざとなったら『住まい自分流 DIY入門』のビデオや
テキストを参考に、自分でいじっちゃえばいいんだけど!
同じように、あかりの方も、着工直後のもう少し早いうちに
具体的な機種まで計画しておくべきだったと思う。補強や
電源を目立たないよう壁の中に準備してもらえるからだ。
うちの場合大きな居室で器具が未定だった場所には
「とりあえず」無難なシーリング用の部品をつけておいて
もらった。でもその後カタログでデザインを決める段階で、
やはり、補強不足で取付けられないと断念した機種がでた。
すでにカーテンも照明も、だいたい満足できるものを選んで
決めたからいいようなもんだけど、家作りの細部決定は、
早め早めがいいのだろうな、やっぱ。
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Oct 09, 2006
新居はフローリングが全て貼られ、建具もだいたいついていた。
窓やドアの周囲に飾り縁(ケーシング)がついた部屋も増えて、
さらに整った感じ。大工さん、今日はおひとり?お疲れさまです。
施主のわたしたちもそろそろカーテンの生地、カーテンレール、
それに工務店経由で頼まなかった居室の照明や家具選び、
つまり各部屋のインテリアテイストを、決めないといけない。
わたしたち夫婦の趣味はゴールドのクラシック調よりはシルバー。
エレガント、モダン、ナチュラルから選べと言われたら、モダンと
ナチュラルの間くらいかな。木目調も嫌いじゃないけどカントリー
じゃちょっと行き過ぎ。最近増えた?印象の、白/黒/茶色の
シンプルモダンもちとクールすぎ。シルバーと木が調和した
凝らない感じがいいんだけど、インテリアパーツでどう構成する?
というわけで、日曜日は照明器具メーカーのショールームを再訪問。
和室や書斎、こども部屋のあかりは今日一日でだいたい絞り込めた。
(こどもたちも自分たちの部屋の機種に早くも<流れ星さん>と
なまえをつけて、気に入った様子)リビングダイニングについては、
リビングは6灯程度のシャンデリア。続きのダイニングスペースは
可動レールからペンダントをいくつか、テーブルに低く落とす予定。
今日はいいのがなかったから、前に行った別のメーカーから選ぶか。
それにしても白玉ダンナは電球色蛍光灯が好きだ。熱くなるのが
嫌いだし、家中の替え電球を統一すればメンテが楽だと言うけれど、
それでもこども部屋くらいは、昼白色の明るいあかりがよくなーい?
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Oct 06, 2006
カーテンの作り方の本を入手して、勉強中。最近のトレンドは
従来の横開きひだカーテンだけでなく、布を平らに使った
ブラインドみたいな形のカーテン(ローマンシェード)や
お洒落なレールにリングでカーテンを吊って、レールごと見せる
方法等、窓飾り(ウインドウトリートメント)にもバリエーションが
多くなっているらしい。NHK「住まい自分流」でもやってたっけ。
わたしも家族も、花柄とかレースフリフリのフェミニン系よりも、
明るい色のプリントを活かすプレーンなデザインが好きなので、
(メインの窓はひだカーテンにするにしても)手持ちのプリント布の
ローマンシェードも、何窓かに使ってみようと考えている。
でも、あれって縫うのはともかく、どうやって吊るの?
ネットショップにレールつきのローマンシェード部品セットが
出てたけど、高い!一万円オーダーカーテンより高い!そこで
「取り付けは突っ張りポールか画びょう、上げ下げは縦長窓なら
二列のはと目穴に通したヒモを一緒に引いて・・・」という
簡単な作り方の出ていた、あるカーテン本に目を留めた。
今でこそローマンシェードもあちこちのショップで見かけるけど、
この本が出たのはなんと10年前。著者の方は先見の明が
あったのねえと、妙に感心して前からながめていた本だ。
でもこの本、カラーページにはカーテンが窓の途中まで開いて
停まっている素敵な写真があったのに、作り方を見る限りでは
上端でヒモを巻き上げ、固定する部品を全く使っていない。
どうやっているんだろう?と巻末の出版元に電話してみると、
手芸書担当の方が、著者の方の連絡先を教えてくださった。
で、カーテン本の著者さんに、電話で直接インタビュー。
「あぁ、あれは見えないところでクギやガビョウを使ってまして、
引きヒモをひっかけて、留めてるだけなんですよー」
なーんだ、と言っては失礼だけど、著者さんも思いがけぬ電話に
驚き、喜んでくださった様子だった。「あなたもこの本を参考に、
どうぞ素敵なカーテンをつくってくださいね」とはうれしいお言葉。
うまく新居の窓回りがととのたあかつきには、写真を撮って
出版社経由で著者の方にも送って、お礼を言おうかな。
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Oct 03, 2006
新居の壁には石膏ボードが貼られ、床や細部が着々と進行中。
キッチンもすでに据え付けられ、カウンタ−と合わせていい感じの
リビングになりそう。各部屋に選んだ壁紙が貼られるのが楽しみだ。
なのでそろそろ、カーテンの形やカーテンレールを決めなくては。
横にエアコンや空調機器があると幅広のウッドレールはつかないし
部屋ごとの雰囲気も違うから、これまた難儀しそうだな。ふぅ。
日曜日、現場を見に行ったついでに、家から離れた方角にある
先日とは別の一万円カーテンショップに足を伸ばした白玉家。
概算見積のために間取り図を見せるとロマンスグレーの店員氏が
「この<ホール>は何をするところですか?」ん?なにって・・・
図面上では「ホール」だが、部屋数にはカウントされていない
階段を登ったすぐの、2階北側部分。はめ殺しの縦長窓2つと
母屋(もや)下がりに横長の腰高窓ひとつ。1階からの階段口と
小屋裏収納への階段室のドア。こども室×2/主寝室/パパ書斎/
2階トイレへのドア。半畳のニッチに設けた洗面台。実質6畳程度の
変形スペースだが?「ここから二階の全ての部屋に行けるんですね。
要するに廊下ですか」うーん、確かに、廊下っちゃ廊下だわねえ。
でも高い勾配天井に天窓/エアコン/シーリングファンをつけたし、
将来もしピアノが、なんてことになれば置く場所も一応設けてある。
低い本棚を二つ、壁と向かいの腰高窓下に置いて大型本とか並べて、
ソファやフロアマットで本でも読める、四畳半ほどの場所になる予定。
通路というより一種の読書室、「ファミリーホール」だと思ってた。
店員氏はひととおり部屋の用途を確認し「でも、廊下でしたら
ここはレースと厚地カーテンの両方は、ご不要かもしれませんね」
確かに!ということでホールの腰高窓には、床か窓枠と同じ色の
ウッドブラインドをつけることになった。をを、それもお洒落だ!
せっかくだから隣の縦長FIX(はめ殺し)窓×2と向かいの壁に、
手持ちのあの布でミニカーテンとタペストリをつくって飾ろうか。
そしたら雰囲気いきなりハワイアン?(笑)白玉ダンナこだわりの
メタリックなトイレ&洗面台とミスマッチになるけど、面白いかも。
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日曜日、ファイナンシャルシミュレーションの結果が出た。
結論から言うと、わたしが正社員にならずにパートのままでも
何とかやっていけるとか。白玉ダンナと二人でまずは一安心。
ファイナンシャルプランナーさんはこの一週間で、白玉家の
長期収支のプラスマイナスを、棒グラフと折れ線グラフに
まとめてくださっていた。うちの場合、家計の山場はやはり
こどもたちが高校大学へ行く前後。それまでにできるだけ
住宅ローンを繰り上げ返済しておけば、先の支払いが減って
とても楽になることが、よく理解できた。白玉家の場合
ローンは土地と建物別々に組んで、平行して返済していくので
「建物のローン繰り上げ返済はこどもが小さいうちに」とか
「こどもの教育が一段落したら土地の完済をめざす」とか
漠然と知りたかったことがはっきりして、とても参考になった。
あとは現在加入の生命保険の見直し。保証額と加入期間から、
白玉ダンナの保険は65歳過ぎると一気に手薄になると指摘され、
それを埋める分だけ新規に加入するとして、見積を依頼した。
といっても保険料は、増えても月三万円以内におさまりそうなので
こちらも何とかなるかしら。あとはローンの申し込みが無事
済むかどうかだな。白玉ダンナと二人三脚で、書類集めは続く。
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Sep 28, 2006
そろそろ住宅ローンのほうも進めないといけないので
申請書類を集めている。新居の登記簿なんて、平日電車で
取りに行かないと?と思っていたら、こんな代行業者を発見。
登記簿取得NET
電車代+昼食代程度で翌日送ってくれたので、助かった。
世の中にはいろんな商売があるもんだわ。
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白玉家の現住マンションは、築20年を過ぎたくらいの建物。
築10年ほどの当時、まだこどもがいなかった頃に中古で買った
物件だからか、和室とキッチン以外全室がカーペット。つまり
わたしたちはフローリング暮らしの心地よさを、まだ知らない。
カーペットの掃除はほうきと掃除機を使う。でもフローリングなら
音のたたないフローリングワイパーが使えて、まず道具が変わる。
それに朝、ほこりが静かに落ちて床に集まっているときに掃除した
ほうがよいそうだから、新居ではお掃除手順も様変わりしそうだ。
わたしは普段、朝5時くらいに目を覚ます。今は日が出るまで
静かに書斎仕事などすることが多いけど、引っ越したら早朝は
お掃除のゴールデンタイムになりそうだ。二階一番奥の寝室を
出たらまず隣の水回りを掃除して、ハタキでホールのホコリ取り。
主寝室/こども室はまだ寝てるから後回しで、他の部屋と階段を
掃除しながら一階に下り、一番ほこりがたまりそうな着替え室。
そこで着替えて家事室/キッチン/リビング?いや逆方向に
洗面室/一階トイレ/バスルーム経由、和室/玄関?
朝食後、家族を送り出したら二階の寝室/こども室かな?
まぁ現地でやってみないとわからない面もあるけれど、家族が
起きるまでにある程度の掃除を静かに進めることはできそうだ。
寝る前にすべてのモノが定位置に片付いていればの話だけど。
掃除を午前中に終え、家族が起きても昼間外出しても戻った
あとも部屋がすっきりしていたら、気持ちいいだろうなあ。家事を
いきあたりばったりではなくうまく繰り回すことができたなら、
わたしもちっとは成熟した主婦に、見えるだろうか。
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Sep 26, 2006
建築用語に「取り合い」という言葉があるのかな?図面検討時や
建築現場で「取り合う」「おさまる」という言葉が飛び交ったけど、
意味は?と聞かれると、素人の悲しさか、一言で説明できない。
おそらく「あちら立てればこちらが立たず」な箇所を調整して
「あちらもこちらも満足できた」状態になったら「おさまった」
「おさまりがついた」と表現するのだと思うケド。
さて、白玉家では入居後の家具の配置やモノの収納計画を、
具体的に(棚の数まで)練っている最中だ。手持ちのあの本棚は
二つにわけてあそことあそこ、とか、救急箱はどこに置く?とか、
キッチンに一升瓶をしまう棚、あったっけ?とか。
表題の「マンガか缶詰か」はキッチン隣の「家事室」の話。
わたし的にはパソコンや家計簿を置く妻書斎と位置づけて
いるけれど、白玉ダンナ的には便利なパントリーにしたいらしい。
1.5畳の狭いスペースがわたしの文庫コレクション置き場に
なるか、缶詰置き場になるか。夫婦で毎晩「取り合って」いる。
例のイケアの多目的棚は、奥行28cm以上なら国産家具より
お手頃だ。でも文庫/CD用の浅い棚なら国産奥行17cmのほうが、
1cmピッチダボ穴とかの小ワザでスペースを無駄にしなくていい。
「家事室の後ろの壁にはつっぱり文庫本棚を天井まで置くよ!」
とわたし。「それだと缶詰置きにくいんじゃ?」と白玉ダンナ。
あら計った事ない?奥行き17cmの棚なら缶詰も前後二列に
置けるんだよ?と説得中だが、わたしは缶詰など置くつもりは
まーーーったくない。食品は全部イケアのキッチンキャビネットの
引き出しにしまうもんね♪スーパーまで10分もかからないんだし
ストックも最低限、一種類1−2個あれば足りると踏んでるし。
まだどちらに転がるか「おさまりがついてない」けれど、
(ここで宇宙戦艦ヤマトのナレーションの声で重々しく)
「白玉邸の引き渡しまで、あと、65日・・・」
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Sep 25, 2006
ある筋の紹介で、白玉家もFP(ファイナンシャルプランナー)
による長期経済シミュレーションをしていただけることになった。
今後の長いローンを夫婦で払って、生活をやっていけるのか?
貯金や保険は今のままで十分か?年金暮らしになったときは?
FPさんとの顔合わせ初日。まずは現状把握ということで
白玉ダンナとわたしの収入、支出についていろいろ質問された。
手元の資料をいろいろ持って行ったけど、想定外というか
意外に細かく聞かれて驚いたのが、二人の過去の勤務歴。
特に新卒直後の就職については、入退社年齢、勤続年数、
初任給から当時の年収まで、こまごまとインタビューされた。
夫婦で転職歴があるわたしたちは、過去の勤務先ごとに
この質問が繰り返され(正社員のみ)久しぶりに昔の自分と
向き合うことに。将来の年金見込額の算出に必要なのだそうだ。
どちらかというと毎日の細かいお金の出入り状況よりは、
長期的な収入/支出見込みのデータが必要なのだそうで、
例えばクルマなら何年に一度、いくらのクルマに買い替える?
こどもたちの進学は公立?私立?下宿させるか?結婚援助は?
などなど、クルマ持ち、子持ちならではの事情もつっこまれた。
これらを総合したわが家のシミュレーションは、1週間ほどで
できてくるそうだ。どんな結果でも、もう着工しちゃったからなあ。
(普通は住宅購入を検討する<前に>シミュレーションすることが
多いそうだ)あー大丈夫だろうか。ドキドキ。
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Sep 24, 2006
土曜日、家族で午後から某カーテンショップに行ってきた。
こどもたちが自分たちの続き部屋のカーテンをひと目でこれと
決めたので(まやとるなの好みが一致するとはけっこう珍しい)
たぶんこの店に窓いくつか分かは発注することになると思う。
今日は名も残さず、型番を控えただけで店を出てきたけどね。
リビング、和室、上記の子供部屋と数カ所は順調に絞れたが
意外なところで意見が別れたのが二階の主寝室のカーテン。
わたしと白玉ダンナの好みというか寝室に期待する雰囲気が
だいぶ違うようで、ふたりの好みの共通項にはまる柄に出会うには
もう少しいろんな店の品を見て・・・?まだまだ時間がかかりそうだ。
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Sep 23, 2006
金曜日の昼間も時間があいたので、夫婦でカーテン店へ。
1窓1万円カーテンの店に入って、とりあえず様子を見てきた。
最近はひだひだのカーテンだけでなく、ロールスクリーンや
ブラインドにも洒落たものがいろいろ出ていて、驚いた。
ファブリックのプリントを活かす使い方が(わたしは)好きなので
自分のスペース(家事室)や小さい窓は布を平らに使う方向で
いきたいな。白玉ダンナはオーソドックスなひだカーテン+
レースで前窓を固めたいらしいけど、縦ブラインドなんてだめ?
「あんなの、風が吹いたら裾がぶつかってやかましいだけだよ」
実はキルト用に買いこんだコットンの大柄もけっこうある。
場所によってはミシンでつくっちゃおうか?コスト削減にもなるし・・・
「でも、いったいどこでミシンを広げるんだ?」と白玉ダンナの声が
また聞こえそうだ。あー、今の家、もっと片付けなきゃ。
ところで着工前後から、ダイレクトメールが続々届いている。
造園業者、家具店、カーテン専門店、昨日はついに○○マークの
引っ越し屋さんまで、大きなパンフレットを送ってよこした。
売込みの電話もときどきあるので一度白玉ダンナがソースを
きいたら「建築確認申請です」とのこと。覚悟はしていたけど、
ありがたいような、うざいような。ま、一応とっておくか。
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Sep 21, 2006
白玉ダンナの代休が続いているので、水曜日、夫婦で再びイケアへ。
収納家具やソファの絞り込み、床見本を持参しての色選びに行ってきた。
開店一週間足らずだが、家具の色に寄っては在庫終了(予定)の
ものがあるそうで、カタログの価格リストに展示品の色や形が
存在するかどうか、その都度細かい確認が必要だと思った。
フローリングに合わせた木製家具の色選びは国産品でも難しい。
目につくものだし白玉家の壁紙はほとんど白系だから、
悩んだり大物を入れようと思ったら、ホワイトが無難だろうか。
購入予定のキッチン背面キャビネットの見積もりも準備したいけど
これは壁紙が貼られた後、設置する壁のサイズをきちんと計って
からのほうが、よいかもしれない。あそこには何センチの棚が置ける?
工事のほうも現場監督さんより着々と報告メールが入っている。
外装は屋根瓦が積み終わり、防水シートの外側にサイディングを
張り始めるあたり。内装は壁の石膏ボードがだいたい張られて
コンセントやサッシにあわせてのカットを待つ段階のようだ。
送ってもらった写真の屋根瓦の、整然とした美しさに家族みんなで
見とれてしまった。工期も半分を過ぎ、完成がますます楽しみだ。
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Sep 20, 2006
白玉ダンナが最近多かった出張や休日出勤の代休を取ったので、
午後こどもたちが帰宅するのを待って、皆でイケアに行ってきた。
電車で二路線3駅と、ヨコハマ白玉家からほど近い場所に先週
オープンしたばかり。火曜日。幹線道路ですれ違った青と黄色の
イケアカラーのバスは、新横浜駅との無料シャトル路線。見ると
立ち客もいるほど車内が混んでいる。平日でこれなら、オープンした
先週金曜日から連休明けまでの4日間、どれほど混んでいたのやら。
ともあれ平日に行けた幸運を喜びつつ広い建物に入る。レイアウトは
船橋一号店とほぼ同じで違和感が無い。今回は冷やかしじゃなく
新居の家具を選ぶ下調べで来た白玉家。おやつのあとこどもたちを
キッズスペースに預け(子ども一人一日一回、1時間預かってくれる)
早速夫婦で新居の間取りを片手に、広いショールームフロアに突入した。
買うのは次回でも、品番とピックアップする棚の番号だけでもと、
決定するはじからメモるわたし。「ソファ選んだから次はキッチン」と
目移りするほどの展示品からポイントを絞って検討していく白玉ダンナ。
とりあえず今日は、家中の本棚、リビングと主寝室に置くソファ、それと
DIYする予定のキッチン背面キャビネットの扉デザインを、選んで決めた。
次はキャビネット棚の細部を、カタログを見てプランニングしなくては。
今日は午後のおやつと閉店まぎわの夕食をカフェテリアで食べただけで
白玉家ではインテリアの買い物はひとつもしなかった。でも
持ち帰り用のブルーバッグや大きな平たい段ボール包みを抱えて
外のバス停で例のシャトルバスを待っている人は、けっこういた。
売れてるんだなあ。
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Sep 08, 2006
着々と工事がすすむわれらが新・白玉家。新居への期待がふくらむ
今が一番、現住のヨコハマのマンションの満足できない点が目立つ
時だと思うので、住替えを決めるに至った現状を少しづつ描写したい。
なんといっても寝室が狭い。窓の小さいいわゆるS(納戸)の洋室は
四畳半もない広さ。そこにセミダブルベッド1台、二段ベッド1台を
押し込んで、白玉家の家族四人は休んでいる。据え付けるとき
足下の幅木わずか数ミリのために2台入らない可能性があったため、
白玉ダンナが二段ベッドの脚を1cm削って押し込んだほどきちきちだ。
ベッドシーツを替えるにも、マットレスの隙間に手が入れられない。
壁との隙間に何か入ってしまったら、見えても二度と取り出せないため
図書館から借りた絵本は寝室に持ち込み厳禁!が家族のルールだ。
その二段ベッドの下段は、柵をへだてて親のセミダブルと同じ高さ。
上段のまやは「わたしだけ上で、三人で下に並んで寝るのぉ?」と
時々くさるけど、隣の親のベッドに立てるから、二段ベッドの上から毎朝
ママがおんぶで降ろしてあげられるのよ?そう、2台に隙間がない分
二段ベッドのメンテナンスは楽っちゃ楽。ふたりとも、親より広い場所で
布団一人分を占有して寝られるんだから、文句言っちゃいけないよ?
この2台のベッドの足下と、壁との数10cmの空間に、わたしの
嫁入りタンスが置いてある。引出の下の2段はマットレスに押され、
上の数段は二段ベッドの脚にはばまれて、どちらも全部引き出せない。
もちろんどこかを引き出していると、二段ベッドの(横でなくフット
ボードにさしかけた)ハシゴまで行けないから、まやは毎晩自分の
ベッドに登るのに一苦労。和室が勉強部屋で布団が敷けないから
こんな状態だけど、正直不便きわまりない。だから新居では広い
続きの子供部屋に、二段ベッドをゆったり置きたい。そして大人の
わたしたちも、ベッド1台だけの寝室で、周囲をゆったり歩きたい。
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Sep 04, 2006
上棟の宴の隅に工務店の社長静かに手酌しており
現在では省略または簡略化する施主も多いと聞いた。
うちも悩んだけど、あとで後悔したくないから、踏み切った。
結果、工務店の方も「個人宅では今どきめったにない」と驚く
神事/宴席/ご祝儀/手土産の、フルコース上棟式が現実に。
民俗学では日常生活をケ、冠婚葬祭の特別な日をハレという。
その境もあいまいになりつつあると聞くけれど、形式を整える=
心を尽くす、昔ながらの冠婚葬祭の意義は変わらないと再認識。
わたしたち白玉家にとっても、結婚式以来二度目のハレの
舞台の主催者として、忘れられない一日となった。
快晴の土曜日、昼すぎから工事の皆さんとわたしたち家族が
新築現場で落ち合って、現場での「上棟打ち合わせ」を行った。
ツーバイフォーだから今日一気に立ち上げるわけではなく、
すでに柱は、先日見に来た日に、屋根まで組み終わっている。
木構造はむきだしだけど屋根と床が張られ、窓にもサッシが
はめられた家。実物大を見上げると、とてもとても大きかった。
玄関の仮設ドアを入ってスリッパで中へ。こどもたちは乾いた
スニーカーのまま上がり、フローリング下地の板を踏みしめる。
仕切り壁の多くがこれからって状態で、柱の隙間が林みたいだ。
仕上がった状態を想像しながら室内をひととおり見て、そして
見とれた。大工さんたちが組んだ寄棟屋根の内側を見上げると
木材が等間隔に並んで、そして見事な細工で最上部に収斂して
いた。天井板で隠れてしまうのが惜しくなるほど、美しかった。
小屋裏収納の3階に上がると、途中から空気の層が変わって
サウナみたいに暑かった。断熱材が入る前って、こうなのね!
この日のために静岡から白玉義母、長野から白玉母も来て
くれた。家族で駅前で昼食を済ませ、いよいよ打ち合わせ開始。
こどもたちはおばあちゃん二人に近所の店へ連れ出してもらい、
大工さん、業者さん、現場監督さんとわたしたち施主夫妻とで、
一室ずつ細部を確かめ、調整し、修正情報を共有していく。
大工さん現場監督さん以外の業者さんとは初対面だけど
家という共通項があるためか、いきなりつっこんだ話も出て
興味深かった。張られた梁を避けて照明のダウンライトの
場所を決め、施主の妻、つまりわたしに合わせてスイッチの
位置を低くした。耐力壁(設計さん)とつくりつけ家具
(インテリアコーディネイター)でコンセントを取り合ったり、
電気業者さんと大工さんの意見を入れて、ダブっていた
照明を調整したり。図面ではあいまいだったあちこちが、
現実の家の中でつぎつぎと具体的に決まり、おさまっていく。
各部門のプロフェッショナルたちの的確な指示と提案も
あって、箇所は多かったけど打ち合わせはほぼ順調だった。
そうこうするうちに夕方神主さんが到着し、手配しておいた
ケータリングの大皿や飲み物も届いて、徐々にお祝いムード。
家族を呼び戻している間にリビングの台所前の壁の位置に
紅白幕がぐるりと張られ、神棚がしつらえられて、上棟式だ。
わたしと白玉ダンナがまやとるなをはさんで最前列に、
おばあちゃんたちがそのすぐ後ろに並ぶ。工務店の皆さん
工事の皆さんも後ろに並んで、祝詞がにょー、と響く中、
順に玉串をささげ、見えぬ神様に二礼二拍手一礼。
階段を皆で上がり、神主さんが二階と天井を清める間に
白玉ダンナが四方にお酒を撒いた。上棟札は木札に
金銀の水引を巻いた簡単なものだけど、後日天井裏に
つけていただくことになっている。裃(かみしも)代わりの
白い紙のチャンチャンコをはおった白玉ダンナは
施主として終始満足そうな顔だった。もちろんわたしたちも
建物のおはらいが済んで、ほっとして顔がほころんだ。
暗くなって、いよいよ祝宴。大皿の刺身、寿司、オードブル。
アルミ樽ビール、お茶ウーロン茶のペットボトル、ジュース。
白玉ダンナお気に入りの日本酒と、出張土産の強い酒。
用意しておいたおしぼり、お箸、紙皿、紙コップも板に並んで
工事用ライトの下だけど、何だかすごく豪華に見えるかも。
施主、工務店社長あいさつ、乾杯とまずは形で始まって、
(茶々が入りながらも)業者さんが一人ずつ自己紹介して
くださった。まやとるなも「いいおうちをつくってください」と
あいさつして拍手を受ける。普段は作業に集中していて
なかなか工事の皆さんとは雑談できないけど、今日は別。
シラフなら決して出ない本音や裏話もいろいろ飛び出して、
家族6人と工事関係者10数名の宴は、なごやかに進んだ。
歌ったり踊ったりする人はいなかったけど、間取り決定まで
何ヶ月も図面と格闘してくれた設計士さんが、わたしの
趣味にちなんでと、自作の短歌を二首、披露してくれた。
そろそろお開きというころ「釘打ちの儀」の説明があった。
家の中央の柱に家族が釘をうちつけて、そのまま壁紙を
貼って家をつくってしまう、儀式だそうだ。初耳だったが
とにかくやってみる。白玉ダンナとわたしで一本、低い
ところにこどもたちが一本、それぞれ釘を打ちこんだ。
大工さんの工具をさわらせてもらうのも、これが最初で
最後かも。道具は大切にと教わっているまやとるなが
かなづちを両手でささげ持って、大工さんにお返しした。
出席の皆さんは迎えの車や飲まなかった方の運転で
三々五々に解散し、白玉親子とおばあちゃんたちは
ミニバンを敷地内に置かせてもらい、一杯機嫌の
白玉ダンナを先頭に、電車で隣町のホテルへ移動。
まやとるなも興奮気味だけど、今日は本当に特別だよ。
施主の家族として正式な上棟祝いの席に出るなんて、
こどもにも、おそらく二度と無い機会だったろうからね。
こんなに色々しなくてもよかったのかな?と思う瞬間もあった。
気持ちの込め方が世の中に色々あるのも、知っているつもりだ。
でも、皆さんと手打ちをしてなごやかなお開きを迎えた時、
一気に皆さんとの距離が縮んだ気がして、幸せだった。
不思議な縁で居合わせたこの一同で、いい家をつくろう!
という気持ちがひとつに盛り上がる雰囲気に包まれて、
この席を設けてよかったと、わたしたちは心から思った。
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Sep 01, 2006
間取り図には特に書かれていないけど、今回の新築で実現を
ねらっているのが「外出戸棚」。白玉ダンナの通勤かばん、
こどもたちが翌朝持ちだす、準備のできたランドセル、
そしてわたしのエコバッグ/帽子/ハンカチetc.要するに
家の中では使わないモノを、玄関近くに置いておく場所だ。
定位置がなく、玄関から家の内部に持ち込まれては家中を
ひっ散らかし、出がけの探し物騒ぎの原因にもなっている
こまごまとした外出グッズ。片付けたくても場所がなくて
断念していたこれらを、引っ越したら全部すっきり収納したい。
そこで役に立ちそうなのが、白玉邸一階北側の「着替え室」。
ここは狭いが、リビング/洗面所行きのドアと玄関ホールに
向いた引戸で、三方向が開いた収納スペースになっている。
昨日書いた収納家具のE・RA・BO(エラボ)もとりつけて、
家族全員の衣類と、外出グッズの定位置をと考えている。
半間の引戸を玄関から開くとバーつきの雨具/コート掛け。
その足下にはキャスターつきの広いお盆を2個用意して、
「明日の用意ができたら、玄関に持ってきときなさーい」と
こどもたちのランドセルや習い事グッズを、置かせる予定。
すでに現在のマンションでも、「支度が出来たら玄関へ」と
教えはじめた。今は狭いから靴脱ぎ付近が毎日私物で
しっちゃかめっちゃかだけど、リビングや勉強机の下とかに
忘れるよりはまし。少しずつ新居での習慣も、練習?練習!
さて大人の外出グッズを向かい合わせに置く棚の壁には
携帯の充電用に、コンセントを二人分つけてもらう予定。
そのままクルマに積み込める、タオルや着替え入りの
日帰り温泉バッグも、「皆でプール」用の水着バッグも
白玉ダンナの出張用スーツケースも、この付近が住所。
「ポケットティッシュどこ?」「携帯取りにまた戻るのぉー?」
そんな外出時のごたごたが、少しでも解消することを期待。
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Aug 31, 2006
白玉家の契約した工務店では、居室単位でウッドワンの
e・ra・bo(エラボ)という収納システムが、標準装備だ。
仕切りや棚、引き出しを工夫して自分なりの収納スペースを
組み立てられる商品で、家本体が無事着工したから
そろそろこれもオプションを決めたり、詳細を指定しなくては。
エラボのプランニング&見積もり作成が簡単にできるという
シミュレーションツールがあると聞いたので、早速ウッドワンから
取り寄せてみた。でも残念ながら、わたしのシステム環境では
ウィンドウズのバージョンが違うのか、フリーズしてしまって
使えないと判明。(うちはMe、ソフトの指定は2000かXP)
なので結局、カタログ末尾の方眼紙に鉛筆で線を引いて、
つまり旧来通りのやりかたで、何とかプランを考えた。
ところで、このウッドワンのe・ra・boプランニングソフト、
実は先日工務店でもらった最新の紙カタログのほうには
掲載されているけれど、サイトを見てもソフトの紹介がない。
エラボのいちばん詳しい情報は・・・2005年3月28日付の
新発売ニュースリリース?うーん、ちょっと更新さぼりすぎでは?
ウッドワンのサイトはどちらかというとエンドユーザーではなく
投資家向けの内容が充実している。そういえば去年テレビの
「ビフォーアフター」を提供していた時に、あの狩人が狩人姿で
コーラスしていた、ウッドワンの印象的なCM。ゴールデンタイムに
あれだけ露出しておきながら、興味をもってサイトを訪れた
エンドユーザーに応える十分な製品情報を、ウェブサイトに
出していないとしたら、何とももったいないと思うけど。
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Aug 28, 2006
先日船橋にできたイケアが、来月横浜市内の、現住所のほど近くに
オープンする。白玉家の行動半径内ということもあり、わたしたちは
新居の家具の多くをここで購入する予定。運んだり組み立てたりする
手間を惜しまない人には、実にありがたい価格とシステムだから。
船橋にはオープン二日目に行ったけど、たいへんな渋滞と混雑で
ゆっくり検討するどころではなかった。総合カタログも欲しかったのに
午後にはすでに在庫切れと言われ、郵送不可、ネットで見れるだけと
日本の店のサービスに比べたら、実にドライな接客だった。でもその分
品物の値段がびっくりするほど安いから、予算オーバーのわが家には
大変助かる存在だ。横浜店のオープンとカタログ入手を、夏中家族で
心待ちにしていた。
それが突然やってきた。今日近隣全戸のポストに、イケアのカタログが
投函されたのだ。これで横浜店のオープン直後、船橋の時と同様
大変な混雑になるのは、間違いない。真剣に家中の家具を検討している
わたしたちだけでなく、船橋一号店の評判を聞いての冷やかし家族が
殺到するだろうから。
ともあれ、カタログを開いてみる。ハワイ在住時から他社のカタログで
親しんできた、この薄っぺらい紙と変に倉庫くさい?においのする冊子。
内容も何と言うかいかにも翻訳調だけど、必要十分な商品情報は
網羅されている。白玉ダンナが帰宅したらさっそく見せて検討しよう。
わたしはもう一通り読んで、頭の中で付箋をつけちゃったけど♪
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先日の現場訪問でこどもたちに一番受けていたのが
足下に敷かれていた、「ヌカラーズ」なる銘入りの六角形のパネル。
要するに工事現場の露出地面にかぶせて土汚れを防ぐ製品だが
確かにこれ、白玉邸玄関のコンクリ打ちっぱなしの三和土を、
大工さんが何往復してもきれいなまま、保ってくれていた。
製造元のサイトによると、材料はリサイクルプラスチックで
環境にも配慮しているとか。目新しさも含めて、85へぇかな。
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Aug 27, 2006
土曜日の昼間工務店で(終盤に近づきつつある)打ち合わせを済ませ、
お昼を食べてから新居の現場に、家族みんなで行ってみた。
静かな住宅街に釘打ち工具の音が響いているし、ご近所の路地に
クレーンが空高く伸びて、重そうな何かを吊り上げている気配も。ん?
あの音とクレーンはもしかして、うち?うわっ、もう屋根の形ができてるー!
組み立てだすと早いとは聞いていたけど、3日前に基礎が露出していたとは
とても思えぬ進み具合に、家族一同目をぱちくり。大工さん数人の手で
一階二階の外壁に、早くも集成材がぐるりと張られ、サッシの位置を示す
四角い穴。室内はまだ柱だけのところもあるけど、耐力壁?を中心に
一部しっかりした板壁がついて、正面からでは奥が見えない部屋もある。
断熱材のウレタンフォームをかませた床は一階、二階がすでに板張りで、
その上の小屋裏収納の床も張られつつある状態。そして玄関先では
屋根のへの字を形成する材木や板が、横付けされた巨大なクレーンで
次々に二階の天井部分へと、揚げられているところだった。
壁の集成材の連続した木目が新鮮に映り、板一枚一枚のぐるりには
緑色に光る釘が、等間隔で、細かくきれいに打たれている。
すごい、うちってこんなに大きかったっけ?と親が見とれている間に
こどもたちは足下の草むらで、バッタやチョウを追いかけていた。
まったくもー、空き地があるとすぐこれなんだから。
ほらほら、バッタはここに住むようになったらいくらでも捕れるんだから
こっちで大工さんたちのお仕事、見ててごらん?
周囲の足場と金属の階段を、大工さんたちが身軽に伝っておりてきた。
そろそろクレーン作業も一段落するらしく、ななめに伸びていた鶴の先が
すうっと短く水平に縮まっていく。運転席での操作がガラス越しに見える。
エンジンが止まり、ふんばっていたクレーンの脚がゆるめられると同時に
周囲にいつもの静寂が戻り、蝉の声が響き渡った。ちょうどお三時だ。
近くの未着工の土地から見守っていたわたしたちも、こどもたちの手を引き
敷地に入った。お疲れさまですー、と飲み物や冷えたパイナップルバーを
大工さんたちに配る。床になるという長ーい一枚板に皆で腰掛けて一休み。
わたしたちもパイナップルバーをこどもたちにかじらせつつ、大工さんたちと
しばしおしゃべりをした。二階のこども部屋の主が、この子たちなんですー。
まやとるなは車中眠そうだったけど、今は絶好調。いつもの姉妹漫才を
繰り広げて大工さんたちの笑いを誘っていた。もー、やかましいんだから。
わたしがこどもたちが危なくないよう時々声をかける間に、白玉ダンナは
足場を登って家を撮影。それにしても、玄関、広くなるんだねぇ。
先日の水曜日には大工さん一人だったけど、今日は大勢いらっしゃった。
この皆さんがうちをつくってくださるのだ。大工さんたちもこれで
施主の顔を覚えてくださったかな。再び作業に戻る皆さんに手を振り
わたしたちはクルマに乗り込んだ。残った缶ジュースは棟梁さん?に渡し、
余ったパイナップルバーだけ、不衛生なので持ち帰ることにした。
ミニバンを発進し、家の裏側の道からもういちど遠目にわが家を
見上げていると、いちばん高いところから大工さんの一人が
手を振ってくださった。引続きよろしくどうぞー。
近くの店で用事と食事を済ませ、夜、再度敷地を見に行ってみた。
屋根の柱がもう寄せ棟の形に組まれていて、それをすっぽりと
覆うように、大きな大きなブルーシートが、家全体にかぶせられていた。
これなら次の作業日までににわか雨や夕立があっても、安心かも。
ほっとした気持ちになって、現在の住所へと、クルマを向けた。
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Aug 24, 2006
白玉ダンナが残業の代休をとって、珍しく平日身が空いたので
急きょ午後遅くに、家族で建築現場を見に行く事になった。
こどもたちを連れてまた電車を乗り継いで・・・と思っていたので
彼がいて、移動がクルマで済むのはとてもありがたい。
途中で雲行きがあやしくなり、あいにくのにわか雨になったけど
クルマなら楽勝。ミニバンのサンルーフに当たる雨つぶに
こどもたちが歓声?をあげても、車内ならよそ様の迷惑にならない。
さて基礎が完成した現場。近づくと、家の屋根になる高さまで
足場がぐるっと組まれていた。まだすかすかだけど、この大きさに
柱と壁ができるのね。自由設計で、自分たちで形を決めたわが家が
こうして工務店の皆さんの手で、実物大になっていく。すごいなぁと
しばし見とれてしまった。雨、ひどくなってきたけどな。
現場にはツーバイフォーの金具入りの柱が何本も運び込まれ、
基礎の上にまずは水平に、並べられているところだった。
大工さんは一人。玄関ポーチの位置、足場の軒下になったところに
道具類と小さなラジオ、お弁当を食べた跡。今日一日ここで
作業をしてくださった大工さんに、まずはお疲れさまと飲み物を渡す。
おおよその間取りの形に、基礎の立ち上がりが低い壁をつくっている。
べた基礎のところどころには、配線配管が通される穴や空きもある。
すでに一部図面通りに配置された給排水の赤と青のホースが、
灰色のコンクリートの上で、目に鮮やかだった。大工さんに断り、
置かれた材木をまたいで、現場に入らせてもらう。皆、初めてだ。
いちばん小さいるなが、なんとかまたげる深さ。終わった区画は
かんなくずもきれいに掃除されているので、安心して靴を踏み入れた。
ほぉー、思ったより広いじゃん!こどもたちに聞かれるままに、指差して
間取りを示す。ここが玄関、ここがリビング、ここに階段がくるんだよ。
キッチン横の、家事室(ママの部屋)に「ここでママがパソコンやったり
お歌つくったりするんだね」、ユニットバスに「すごい、ひろーい!」
「あたしたちの部屋は?」お二階だからまだまだ。見上げると
白玉ダンナが足場に登って、カメラを向けていた。こどもたちが
登りたがるのを危ないからダメと言い聞かせる。まやが大声で
「あたし、高いところに登るの好きだよ!工作も、算数も好きだから
大きくなったらやっぱり大工さんになる!」これには大工さんも苦笑。
雨がますますひどくなってきたし、そろそろ仕舞いの時間かな?
施主のわたしたちがひととおり見たのを見届けて、大工さんは
基礎と柱に、雨を防ぐブルーシートをかけ始めた。わたしたちも
失礼してクルマに戻り、現場を後にする。見に来れるのが毎日じゃ
ないだけに、次はどう変わっているかがとても楽しみだ。
工事の皆さん、引き続きよろしくお願いしまーす。
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Aug 16, 2006
なかなか見に行けないが、われらが白玉邸の基礎工事は
順調に進んでいると、報告が届いている。基礎が固まった
今月下旬から、いよいよ組み立て作業に入るそうだ。
新居の街はとても静かなところだから、きっと近所に
工事のつち音が響くことと思う。でもあそこは
周辺一帯が新築ばかりだから、お互い様なのだろうな。
むしろ問題は、工事が終わってからの新居での生活かも。
なにしろわたしもこどもたちも、声が大きくよく通る。
姉妹げんかのときなど、止めるわたしも加わって大騒ぎだ。
あんな声では、ご近所一帯におそらく全てが聞こえてしまう。
今から心がけて、おだやかにおだやかに生きるよう
家族みんなで練習?しておかなくては。
住み替えが全てをよい方向にリセットしてくれる魔法だとは
思っちゃいないけど、少しずつできていく新しい家の存在が、
いろんな意味で家族の生活を変えはじめているように思う。
新居への引っ越しが大きな跳び箱だとすれば
すでに10数メートル向こうから、助走を始めた状態だ。
失速しないように跳びきるためには、あと何が必要か。
家族ひとりひとりが考えつつ、ヨコハマでの残りの日々を
大切に暮らしていけるといいなぁ。
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Aug 13, 2006
一週間の夏休みと帰省旅行をはやばやと終えて、帰京した。
台風一過の前日の海水浴で、焼けた背中がまだ痛む。
その背をシートに預け、逆方向のラッシュを横目に首都圏へ。
世間はこれからがお盆休みの本番なのね。
高速を降りて現場に寄ったら、先日の立ち上がりの配筋部分に
コンクリートが入り、型枠が外されて、薄い箱形の基礎ができていた。
折しもどしゃぶりの夕立で、床下部分に水がたまっていたけれど
逆にちゃんと漏れの無いべた基礎ってことなんだろうな。
ヨコハマの家に戻ると新築関連の書類もいろいろ届いていた。
住宅検査会社がわが家の基礎の配筋を調査しましたとの報告書、
工務店が加入している建物完成引渡保証の証明書。
PCのメールボックスにも契約以降の追加変更箇所の見積もりや
工事の進捗についての報告が、随時送られている。皆さん
白玉家がきちんと建つように、がんばってくださっているのだな。
契約した以上、白玉家にも支払いの義務がある。
土地の固定資産税や、先に施工してもらった境界線ブロック工事の
請求書も待っている。これからは支払いラッシュだ。ローンも含め
今後きちんと払えるよう、家計を見直して無駄を省いていかないと。
引っ越しや現住マンションの処分、転校の段取りなども待っている。
ひとつずつ確実につぶして、スムーズな住み替えが実現しますように。
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Aug 08, 2006
鏝(こて)の跡水紋のごとく静もりて夜のわが家の基礎うつくしき
今年の白玉家は、すでに前倒しの夏休み。先週金曜日の夜、
仕事を終えた白玉ダンナの帰宅を待って一週間の帰省旅行に出た。
長距離移動は深夜のほうが、高速道路がすいてて楽だしね。
購入して家族で愛用の、スーパーのカゴ4個に
親の着替え、子の着替え、本、雑貨と分けて入れ、
あとはPC一式、水着一式、クーラーボックス、子のリュック。
いつもの積み込みといつもの戸締まりを終えて、さぁ出発!
後部席でパジャマ姿のこどもたちは興奮気味でなかなか寝ない。
でも今日は特別。ラジオの「威風堂々」が終わるのに合わせて
ダッシュボードのデジタル時計が零時に変わった瞬間を見守り、
日付が変わるのって初めて!と大騒ぎして、やっと寝ついた。
せっかくだから旅に出る前に、工事をちょっと見て行こうか。
夫婦で相談し、高速に入る前に新居の街にクルマを向ける。
公園横の住宅街は、予想通り静もりかえっていた。
各戸一階の防犯シャッターは暗く閉じられ、どこからか風呂の音。
ベランダや玄関先にときどき出はいりする人影は、
先日ごあいさつしたご近所の、お父さんたちかしら?
不審家族じゃありませんよと、顔は見えぬまま会釈をかわす。
さて、わたしたちの敷地には枠が組まれ、ベタ基礎の
コンクリートが四角く、大きく、入れられていた。
間取り図の壁の位置に立ち上がりとなる短い鉄筋が
等間隔で垂直に並び立ち、そのてっぺんはうつむくように
逆Jの字に、これもそろって曲げられている。
LDKになる部分の床下に、表面をならした職人さんの
最後のこて目か、かすかにゆるやかな弧が並んでいる。
これらが向かいの街灯の白い光に照らされて、
草原の池の水面(みなも)のように、美しく見えた。
フェンスの外で「きれい」とわたしがつぶやくと
「配管が出てないからね」と白玉ダンナ。
色気もそっけもないセリフだこと(笑)でも、彼も
工務店の仕事の丁寧さには、安心している様子だった。
フラッシュをなるべくたかずに何枚か写真を撮り、
静かに現場を後にする。今までも週一回の現場通いが
せいぜいだったから、遠出は関係ないかもしれないが、
次の帰京までにまたどう変わっているか、楽しみだ。
工事にも、お盆休みがあると工程表にあったっけ。
ちょうどこの時期、コンクリートもゆっくり休んで
家をしっかりささえるために、固まっていくのかな。
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Aug 03, 2006
工務店の現場監督さんが、節目節目に進捗をeメールしてくださる。
うちの場合はお願いして、現場写真も添えていただいているので
我が家の進捗が手元のPCで日々確認できて、ありがたい限りだ。
先週、重機で土の掘り出しからはじまった新築工事は
いよいよ基礎のコンクリ打ち準備に入ったそうだ。
方眼状に並べた鉄筋の、第三者機関による検査も無事通って、
明日がいよいよベタ基礎部分のコンクリート流し込みとのこと。
あー、見に行きたい!でも明日の夜から帰省行脚で
首都圏を離れる白玉家。この暑い中工事を進めてくださる
現場の皆さんをさしおいて避暑地に行かせてもらうのは恐縮だけど、
一週間後に帰京して現地を見に行くのが、今から待ち遠しい。
先日の地鎮祭以来、週末の工事現場を家族で見ているときに
あいさつ回りにお伺いしたご近所の方と会釈することも、多くなった。
いよいよ年末にはこの街のコミュニティに、加えていただくのだ。
でしゃばらず閉鎖的にもならず、ご近所といい関係を築けたらいいな。
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Jul 27, 2006
今週からいよいよ基礎工事開始ときいたので、
夏休みにはいったこどもたちと家事を手分けしてすませ、
午後から新築予定地に電車ででかけてみた。
「パパにはないしょね。パパ平日はお仕事で忙しいから」
いつもなら白玉ダンナのミニバンで地図をななめにつっきるが、
今日は炎天下、電車を2回乗り換えて約1時間半。
スポーツドリンクを駅前で何本か仕入れ、
駅徒歩10数分の現地までこどもたちを励まして歩く、歩く。
平日のベッドタウンの昼下がり。人通り少なくしんと静かな街。
それにしても静かだなぁと思いつつ白玉家に到着すると
なんと今日は休工日、というか工事はまだ着手されていなかった。
先日の地鎮祭でくわ入れをした盛り土も、地縄もそのままで、
違うのは敷地の境に白いガードフェンスが張られたことくらい。
前面道路との境に車が出入りするための折りたたみ柵もついて、
建築確認板が掲示されるのを待つばかりの、囲まれた土地。
たぶん、家で飼っている鈴虫が最後の脱皮を待つときみたいに、
ここは更地の状態から、工事現場に変わろうとしているのだな。
スポーツドリンクで元気を取り戻し、また電車を乗り継いで帰宅。
遠出で興奮気味のこどもたちを寝かしつけて一息ついていると
白玉ダンナがいつものように、日付の変わる時分に帰ってきた。
「今日現地を見てきたよ。工事はまだだけどフェンスが張られてた」
「ええっ?わたしたちも午後、現地に行ってきたんだよ。
フェンスの写真だけ撮って、買い物して帰ってきたところ」
家族が別々に、同じ日に現場にでかけていたとは・・・
普段はすれ違いの多いわたしたち白玉夫婦だけど、
ときどきこういう変なところで気が合う。やっぱワレナベにトジブタか。
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Jul 24, 2006
新しいキッチンの引き出し内寸などが具体的に判ってきたので、
乾物を入れたりする収納容器を、少しずつそろえている。
以前から使っている輸入もののガラスビンを買い足そうと
ネット通販サイトをはしごして、一番安いところで注文完了。
届いた品ももちろんイメージ通りで満足いくものだった。
・・・が!
その後新居近くのホームセンターを冷やかしたとき、
わたしは見てしまった!
あれほどネットで探しまわったくだんの品が
特売ワゴンに山と積まれているのを。
しかもネット価格より安かった。おそるべし、近所の店。
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Jul 22, 2006
黄揚羽が地縄(じなわ)に遊ぶぬかるみの横で頭を垂る祝詞の中に
曇り空のもと、週末の住宅地に神主さんの祝詞が響き
おかげさまで本日、とどこおりなく地鎮祭がすみました。
白玉ダンナがお清めの紙吹雪を四方にまくとき
「左、右、左」って言われたのに「右、左、右」とまいてしまったり
家族でくわ入れするときこどもたちに「1回、2回、3回」と小声で
指示するのに夢中で、「えい、えいっ」って大声を出すのを忘れちゃったり
慣れないものであれっ?とあとで思った場面もなくはなかったけれど、
ともかく無事終わって一安心。工務店の現場監督さんたちと
ご近所へのあいさつも済んで、いよいよ来週から基礎工事に入ります。
すでにお隣との境の土留め(どどめ)ブロックは積み終わり、
敷地内に仮設トイレと小さな物置もつくられていました。
そしてわたしたちの家の位置を示すために四角く張られた白い縄。
じべたの状態で見ると広いようで狭いような、狭いようで広いような
四角だけど、これからここにどんな立体が形成されるのか?楽しみです。
そういえば数日前まやが漢字の勉強をしながら
「『だいくさん』の『く』ってどんな字を書くの?」と聞いてきました。
「考えてごらん?大工さんって木や板を使って、大きな何をつくる人?」
「あ、工作だ!だから『工』の字に『く』って読み方があったのかぁ」
もちろん本職の家作りを工作にたとえてしまっては失礼だけど
こどもにはとてもイメージしやすかったようです。
現場の皆さん、大工職人の皆さん、白玉家という大きな工作物を
竣工までけがや事故のないよう、仕上げてくださいね。
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Jul 21, 2006
昨日工務店より、建築確認申請が通った旨、書類の分厚い写しが
送られてきました。そして明日は地鎮祭です。
いよいよ着工、ドキドキです!
ただ、現地に確認済証ってことで白玉ダンナの名前が掲示されたら
ダイレクトメールのたぐいも湧いてくるかもしれないのが
今からちょっと気が重いです・・・・
でもまあ気を取り直して、明日のためにてるてる坊主をつくることにしましょ。
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Jul 03, 2006
二週間ぶりの工務店での打ち合わせ。前回に引き続き、インテリアコーディネーターさんと細部を詰める。壁紙はひととおり決まったので、今日は照明選びと、コンセント・スイッチ類のレイアウトが中心。照明器具メーカー数社の分厚いカタログを繰って機種をしぼりこんでいくのはけっこうしんどいけれど、階段、廊下、着替え室。1カ所決まれば迷いもひとつ消えていく。キルトを縫うときの「ひと針縫えば完成にまたひと針近づく」感じにちょっと似てると、毎週思う。
夕方までに地鎮祭の日取りの相談などもはさまれて、いよいよ今月下旬には着工だ。そんなわけで今月も「塔」の横浜歌会(町田市成瀬駅前で毎月第一日曜日開催)には参加できなかったけど、当面は新築ネタの歌をつくりつつ、「塔」を読んで皆さんの歌を勉強させていただくことにしよう。
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Jun 21, 2006
調印のととのう前もととのいて後も変わらぬ工務店の社長
ここまで打ち合わせを重ねてきた工務店と、先週末、契約を交わしてきた。
これで7月下旬着工予定、11月下旬竣工予定と、タイムスケジュールも見えてきた。
まだまだ決めるところも多いけど、これで一つの区切りではある。
クリスマスと年末を新居で過ごすわが家族をイメージしつつ、
引き続き準備にかかりたい(大げさかな?)
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Jun 13, 2006
工務店との先週の打ち合わせの席で、やっと、ついに、とうとう、ようやく、間取り確定の書面に白玉ダンナがサインした。本設計申込金を払い込んで、毎週のように打ち合わせを重ね、はや4ヶ月。まだまだ室内とか照明とか細部の調整は残っているけれど、家の壁、窓、屋根の形、断熱などの仕様・グレードは、今後もう変更しません(変更するなら差額を払います)という確約だ。これで建築確認申請に入ってもらい、順調ならば7月中旬ごろに着工となる。そして来週、いよいよ工事請負契約を交わす運びとなった。だから今週は契約書と約款の用紙をお借りして持ち帰って、目を通している。細かくて難しいところも多いけど、来週の契約までに書面の内容を、しっかり理解しておきたい。
この日は仕様確定に先立ち、これまで練上げてきた図面を再度白玉夫妻と設計士さんとで精査して、何カ所か微調整を行った。動線がクネクネした箇所が整理できたし、通路を狭くする仕切り壁の、外せるものを外してもらったから、確定の図面はかなりすっきりしたと思う。
ちょうど外構業者さんも来ていたので、家の外回りの件も打ち合わせが進んだ。どうしてもイメージができなくて、建築予定の土地まで皆で出向いて検討してきた点もある。この時現地で、日曜日で在宅していたご近所さんの一部にも、フェンス越しにごあいさつすることができた。周囲の隣人に正式にあいさつするのは着工(地鎮祭)のときだと思うけど、言葉を交わした限りではご近所さんもいい人が多いようで、ひとまずホッとした。
そしてここ数ヶ月、平日や深夜早朝にも工務店さんと交わした、打ち合わせのeメール。一気読みしてみると、わたしたちのここまでの迷いと決断とが、かなり詳しく記録されていた。望んで実現した仕様も、一度希望しながら最終的にあきらめた仕様もある。ボツになった仕様にも、それなりの理由が納得できるものと、予算の関係で涙を飲んだものがあることを再認識。間取りの大枠が固まってからはこうしたメールもめっきり減って、最近はちょっぴり寂しいわたしのメールボックス。でもこれでまた一歩、マイホームの実現が近づいたわけだ。どうか来週、無事に契約が交わせますように。そして夢にまで見たわたしたちの家が、早く現実のものとなりますように。
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Jun 05, 2006
屑入と時計と暦がどこからも目に入る家で育ちけりわれは
「ゴミの家」と言ってもマスコミに時々登場する「ゴミ屋敷」のことではない。「家の中のあらゆるものに指定席(○○の家)をきめて収納すべし」という整理術で忘れられがちな、室内の不要品置き場、つまりくずかごのことだ。玄関から、ポストから、日々いろんなモノが持ち込まれる家の中。実はすっきり片付けるには入ってきたモノ以上に、不要な、家から出すべきモノの処理が大事だと、最近思うようになった。収集日までのゴミをストックする家全体の不要品スペースのほかに、それぞれの部屋でいずれ出て行くゴミをまとめておくくずかごの存在は、その場をすっきり保つためには、案外大切なのかもしれないと。
前掲の歌はわたしの実家のこと。家中あちこちの壁と柱にいただきもののカレンダーや時計が飾られ、どの部屋の隅にもくずかごが置いてあった。なぜ?と聞かれても両親のほうが答えに困るに違いない。くずかごはどこを向いてもどこに手を伸ばしてもすぐ使えて、確かに便利だった。でもカレンダーと時計は?と謎に思いつつ、十八で家を離れるまで、そこで過ごした。
じゃあ現在のわが白玉家のゴミ箱はというと?実はあるにはあったけど、最近まで結構いいかげんだった。各自の足下には段ボールの空き箱にポリ袋をかぶせたくずかごを置いていたけど、それら自体見栄えがいまいちで、ゴミ箱なのにゴミに混じるとゴミに見えていた。まぁ高価なものをわざわざ買わなくてもいいけれど、ゴミ箱はお洒落な方が、捨てるのが楽しくなるかもしれない。最近ネットカタログなどで素敵デザインのゴミ箱を見て、そんなふうに思うようになった。
そして今日、あるカタログギフトで選んだくずかご三個セットが、白玉家に届いた。小振りのプラスチック製で、きれいな青/赤/黄色のやつだ。わたしは以前自分で布を貼って作ったくずかごを持っているから、白玉ダンナに青いのをひとつ、まやに赤いの、るなに黄色いのを渡すことにしよう。これでゴミの家=捨て場が各部屋ではっきりすれば、散らかるゴミも減るのかな?と、皆が帰宅したときの反応が、ちょっと楽しみなわたしである。
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May 24, 2006
八桁の取引を持ち興味失(う)す「ビフォーアフター」や「鑑定団」に
テレビの「開運!なんでも鑑定団」や「大改造!劇的ビフォーアフター」が好きだった。予算数百万、ときいてうらやましい〜と思いつつ、紙切れや茶碗に何百万の値がつく場面や、美しいピアノ音楽に乗せてボロ家が美しく生まれ変わった映像を、楽しんでいた。自分たちで土地を買い、家を建てると決めるまでは。
白玉家でもウン千万単位の契約を、土地に対してすでに結び、建物に対しても近いうちに成立させようとしている。自分たちがそんな大口取引の当事者になってしまったせいか、鑑定団の100万円超の判定も、ビフォーアフターのなかでは破格だった一千万円超の予算と聞いても、驚かなくなってしまった。工務店さんとの打ち合わせで「○○だとプラス96000円です」とか言われたときに、「そのくらい数千万の中じゃたいしたことない」って気持ちになってついつい予算をふくらませてしまう、そんな自分たちに気がついて驚いた。
予算総額がふくらめば、毎月のローン負担も大きくなる。家の細部に予算をかけたい気持ちはやまやまだけど、ほどほどにしておかなないと後が続かない。白玉家でもこれから契約までの数週間は、見積もりと細部打ち合わせ内容との、擦り合わせが続く。契約まではこころがけて「ほどほど」の範囲に押さえ、予算がふくらみすぎないように気をつけないと?
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5月23日付の朝日新聞「折々のうた(大岡信)」に、福泉正義(ふくいずみ・まさよし)さんという方の短歌が引用されていた。
建つるべき心算(つもり)無けれど絵図引きて己(おの)が好みの家をたのしむ
大工われ歌書求むればいぶかしみ女売子(うりこ)はじつとみつめぬ
『福泉正義歌集』(昭和53年)所収
解説によればこの人は「一生を『独身』で通し、『大工』を終生の天賦の職業とし、短歌を心の糧として」74歳で亡くなったそうだ。幾百棟の他人の家を日々建てながら「自分だったら・・・」と家で好きな図面を引いて楽しみ、しかもそんな自分を短歌に詠んで残した大工さん。天職に恵まれ趣味もつらぬいて、実に粋な生き方じゃないの!
短歌結社の出詠者にも、農夫や漁民や新聞配達人とか、日々汗を流す職業の方がけっこういる。職業詠というらしいが、そういうかたがたが仕事のことを詠んだ詩歌は(すぐには浮かばないけれど)実感のこもった、力強い作品が多いように思う。この福泉氏も現場では、作業服よりも白シャツに腹巻、地下足袋のほうが似合っていたのかな?などと勝手に想像して、しばし楽しませてもらった。
これから白玉家を建ててくださる大工さんは、何か趣味をお持ちだろうか。趣味の有無がどうこうではないけれど、わたしたちの家も真剣な中に楽しむ気持ちを持って、手がけていただけたらいいなぁ、なんて思った次第。
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May 17, 2006
来年と言わず今日から座右の銘「<あとで>と言うな」「<とりあえず>置くな」
まだまだ着工に至らない白玉邸。それでも新居の輪郭が少しずつはっきりしてきて、家族の意識もだんだん新しい暮らしに向かいつつあるように思う。家族の間でも「新しい家ではここがこう便利になるんだね」とか「不便だったこういうところがなくなるんだね」という会話が増えてきた。こどもたちもだ。収納スペースがないため足下の壁際に積み上げられた本や箱につまずく危険も、モノに阻まれて掃除が行き届かない場所も、定員一名の洗面所やトイレを忙しい朝7時台に声かけあって使う不便も、なくなることをみんなが期待している。御殿のように広い家になるわけじゃないけど今の床面積の倍にはなる家と、周囲にできる通路や庭。転校や新路線での通勤についての不安よりも、あたらしい自分たちの家でどう暮らすべきかを、少しずつだけどみんながそれぞれ、考えはじめているらしい。
着替えのたびに「その辺に」脱ぎっぱなしにしていた各自の服は、まだ着るボトムスやベルトなどはタンスに(今はクローゼットスペースがなく、皆で嫁入りタンス一棹を共有して、衣類をしまっている)、洗濯してほしいものは洗面室の洗濯カゴと、どちらかに<すぐ>片付けたほうが部屋がすっきり保たれること。使った場所や広げたおもちゃも、別のことを始める前にもとに戻せば、あとで苦労しないこと。各自の持ち物は、他の家族のさまたげにならないように整理整頓しなければならないこと。その整理整頓を人まかせにすると、自分があとで後悔すること。自分のスペースを整然と保つためには、持ち物を厳選して、置き場所を決めてはみ出さないようにせねばならないこと。はみ出したモノをより分けて、処分する勇気を持つこと。そして置き場所を考えない衝動買いの持ち込みは避けること。
そんなの当たり前じゃん!何を今さら?と思われた方のお宅は、きっとすっきり片付いているに違いない。家事をまかされた主婦役の人が心を配るのは当然としても、家族の協力がなければ、家の中は片付かず、あっという間に荒れていくのではないかとわたしは思う。とはいっても、実は一番私物を散らかして皆に迷惑をかけているのはわたしなので、上記の文章は書いていて自分の耳がズッキンズッキン痛くなってくるんだけど。
それでも今日は引き出しひとつ、今日はあの雑誌のバックナンバーを、と、わたしもこどもたちに声をかけて、少しずつ整理を始めている。新居に持ち込むモノが絞れたら現地の棚にすぐしまえるように、100円ボックスファイルにまとめたり。白玉ダンナは?あまりこういうマメな習慣はなかったように思うから、わたしが声をかけて「これとこれなら、どっちを残す?」とダブったモノを選んでもらい、収納システムのたたき台をつくってあげれば、あとは自分で微調整してくれるかな?
このように、今の家では几帳面とはとても言えない白玉家の面々。だけど、散らかった部屋よりは片付いているほうがいいってことも、掃除の行き届いた家が気持ちがいいことも、欲張るとモノに埋もれて自分の首が絞まることも、実感しているはずだ。めざすは掃除しやすい家。新しいモノが床に置かれない暮らし。現状が正直ひどいだけに、この引っ越しが家族みんなにとって、生活習慣をリセットするよいきっかけになってくれたらと、心から願っている。
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ネットサーフィンでこんなサイトを発見。家のプランニング段階で動線をどう配置すればよいか、なかなか判りやすく解説されている。「動線」という言葉は知っていたけれど、「家事動線」「生活動線」「来客動線」の三種類があって、それぞれができるだけ重ならないプランが望ましいというのは意識していなかった。なるほどなぁと三色ボールペンを出し、我が家の間取り図にもさっそく三種類の動線を引いてみた。
まずわたしの家事動線。炊事/洗濯のときの動きだから、勝手口ー台所ー家事室ー着替え室(兼納戸)ー洗面室(洗濯機)ー和室ー庭、といった感じかな。家族の生活動線は、お風呂/トイレ/身支度/外出のための動きだから、2階の個室ー階段ーLDー着替え室ー浴室・1階トイレ・1階洗面室ー玄関。一般の来客の動線は、玄関ー和室またはLDー階段ー2階ホールーパウダースペース(2階トイレ・2階洗面台)。おまけとして親戚などが滞在中の<準>来客動線があって、LDー1階廊下ー和室ー1階洗面室・1階トイレ・浴室、となる。
こうして色分けした動線を入れてみると、1階南側の二室がパブリックスペース、北側の着替え室を中心としたラインがプライベートスペースと、はっきり区別されているのがよく判る。例えば一般の来客は(来客動線)、玄関とリビング(または和室)で表向きの白玉家に接し、トイレのときだけ2階ホールで、家族の息づかいをかいま見ることができる。親戚が和室に滞在する場合(準来客動線)、1階の水回りで家族の日常を知ることはできるが、裏の着替え室や個室のある2階には、足を踏み入れなくてすむ。朝晩の家族の動きは(生活動線)、個室から降りてきて着替え室と洗面所で支度して玄関へ行き、帰ってきたら一階でお風呂/着替えを済ませてダイニングに出てくればよい。そして主婦は(家事動線)、和室のある南西ー水回りの北西ー台所の北東を、行ったり来たりすることになる。掃除以外の用事は一階ですべて済ませられることが、階段を通らない家事動線によって、よく理解できた。
なるほど、けっこうすっきり動けそうじゃないの!三種類の動線が三本重なる場所がほとんどないってことは、来客も家族も気まずい思いをしなくてすむ、ストレスの少ない間取りってことなのかな。漠然としたいろんな希望をパズルのように組み合わせてできあがったこの間取りが、結果的によい動線配置になったとすれば、相談にのってくれた設計士さんの軌道修正が的を得ていたということだ。素人の白玉夫婦がマイホームデザイナーでいじっただけではこうはいかなかったと思う。ありがたいなぁ。
ってことはもしかして?と現在の2LDK+Sの間取りにも動線を入れてみると・・・うわぁごっちゃごちゃ!来客がいちばん奥のLDに直進してきて、泊まる和室が子供たちの勉強部屋。つまり来客動線と生活動線が、寝室/書斎を除いてほとんど重なっている、プライベートもへったくれもない状態だったわけだ。間取り図に動線を引いてみるって面白い。今度よその建売とかの間取り図にもやってみようかな。
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May 15, 2006
母の日の鉢渡されて施主の妻間取り図の前で顔ほころばす
二週間ぶりに工務店に行く。現在の家からクルマで片道40分はかかるショールーム兼打ち合わせ室兼本社事務所、に家族で出向くのは毎度のこと。だが、この日はなんと、朝10時から午後いっぱいが拘束時間。途中食事休憩をはさみながらのマラソンみたいな打ち合わせのけりがついたのは、日も落ちて真っ暗になった午後7時過ぎだった。
というのもちょうど午後から他の顧客や見込み客を集めての、マイクロバスでの施工現場見学会があったので、わたしたち白玉夫妻もご一緒させてもらっていたからだ。午前中設計士さんと家中の配置と配線について二時間議論し、ファミレスでランチしてきてパパとママだけバスツアー。(まやとるなは建築現場がジャングルジムではないと知って好奇心が薄れたらしく、その間キッズスペースで折り紙に没頭していた)大人は4時くらいから、また打ち合わせ室でインテリアコーディネーターさんと、外壁デザインの再検討。終わるころにはへとへとのお腹ぺこぺこだったけど、おかげで我が家もまた前進。間取り、外壁、設備関連と少しずつ外堀が決まってつぶされて、次回にはようやく部屋ごとの壁紙選びに入れそうだ。
ところで打ち合わせ中、営業さんがやってきて「母の日ですので奥様に」とわたしに大きな鉢植えをくださった。赤いカーネーションがびっしり植わって、つぼみも多数。思いがけないプレゼントに「次は?次は?」と煮詰まりかけていた肩の力が抜けて、すっと楽になった。花の力はすごいなぁ。新しい家も花が似合うように、整然とさせておきたいものだと再認識。それには持ち込むモノと、サイズのリストを仕上げねばならない。持ち込むモノを厳選し、きちんと置き場所を決めて収納するのが一番だからね。
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May 08, 2006
設計を依頼している工務店では月に一度、顧客や見込み客にニューズレターを配っている。ゴールデンウィークの帰省から戻ると今月号がポストに入っていたのでさっそく読んでみた。テーマは「節水」。例の「風呂水再利用システム」を導入したわたしには特に目新しくはない内容だったけど、面白いテーマ設定だと全文一気に読み終えた。そういえば数ヶ月前、新築にあたっての不安を営業さんにきかれて「ローンが支払えるか心配だ」と答えたら、次のニューズレターで最新のローン事情が紹介されていた。設計に入って「収納計画をどう立てようか正直迷ってしまう」と打ち合わせで口に出したら、次のニューズレターが「性格別収納のツボ」だった。なんだかいつもタイムリーで、まるで我が家のためにそれらの記事を入れてくれたかのようだった。こういう錯覚をさせていい気持ちにさせるところが憎いなぁ、と思いつつ、この工務店の来月のニューズレターが、今から楽しみなわたしである。
ところで、その来月号が届くころまでに、白玉邸のおおまかな仕様を固めて建築確認申請に入ってもらわなくては、さすがにそろそろヤバイ。あまり着工が遅れると、年内ぎりぎりか真冬の入居になってしまう。急がない家づくりとはいえ、鉄筋マンションから一戸建てへの冬の引っ越しは正直避けたいし。ということで次の打ち合わせまでのわたしたちへの宿題を再確認する。外構プランの詰めとコンセント、配線関連の検討、その他細かい部分の確認。照明やカーテン、壁紙選びもこれからだ。まだまだあるなあ。ふぅ。
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ヨーロッパの貴族の子弟が全寮制高校で恋愛沙汰を繰り広げる、現実離れしたストーリーの本を読んでいたら、電話が鳴った。「○○株式会社と申します。このたび△△駅の近くに完成しました、新規分譲マンションを紹介させていただきたいと存じまして」なんだ、売り込みか・・・と認識はしたが、ゴージャスな貴族の面々が脳裏に残像として浮かんでいたわたしは、次の瞬間こう答えていた。「不動産でしたら間に合っておりますが」「・・・とおっしゃいますと、現在お住まいのそちらは賃貸ではなく?」「ええわたくしどものものですし、今度別の物件を求める予定もございますの」「それは大変失礼致しました」
電話を切ってから、他のセールス電話のように後味が悪くないのに驚いた。「不動産なら間に合っております」ってセリフが自分の口から出たことで、一気に気が大きくなったらしい。こう言えたのも白玉ダンナのおかげだし、ローンの魔力であることは間違いないのだけれど。
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May 05, 2006
白玉邸の細部が決まってきて、工務店の皆さんはそろそろ仕様確定のサインをもらって建築確認申請など着工準備にかかりたいと、水を向けてきた。うちもそうしたいのはやまやまだ。でも契約が固まってしまう前にできるだけプランを練上げないと、その後の変更が有料になってしまう。だからまだまだ日々思いついた修正点をメールで工務店のスタッフに送り、検討してもらっている最中だ。実例集やノウハウ本を見ると「うちもこうできたら」と夢が広がるし、家族や知人に間取りの話をすると「そこはこうした方がいいのでは?」という提案も出て、それがまた実体験によるものだから説得力がある。そんなわけで、まだまだ微調整ポイントには事欠かない。だから家の詳細も見積もりも固まりそうで固まらない。パラシュートを開いたまま低空飛行をねばっている気分だ。無線で地上スタッフや他のひとびとと連絡をとりながら、着地ポイントを探りつつ。
3月28日に書いた「キッチンは白玉ダンナ希望の暗い色、一階洗面台は<色があふれるから>白っぽく」は、その後他の家具や部材床材との関係で「キッチンがつや消しの白、洗面台が焦げ茶色」に逆転した。家の中に何枚もある室内ドアも、白玉ダンナの趣味で選んだデザインがボツになり、わたしが選んだシンプルなデザインのものに統一された。そのほか一度ボツになった窓が復活したり、予算節約で却下された見積もり項目をもとに戻したり、とにかくちょこちょこ変更が入っている。昨夜も新たな検討事項をメールしたばかりだ。当初の着工予定日が迫っているけど施主のわたしたちにすれば妥協はしたくない。もしかしたら着工時期が延びて工務店の皆さんには迷惑をかけるかもしれないけど、壁や窓の仕様確定まで、もう少し、時間がほしい。
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May 04, 2006
新築が決まって以来、気持ちからすると現在のマンションはすでに「仮住まい」だ。室内の収納や使い勝手を改善するための買い物はやめたし、新しく持ち込むモノも、すべて新居で使う/飾ることを想定して選んでいる。家にあるごったく(長野方言で「ガラクタ」)は少しずつ間引きして必要なものだけ残し、新居に置き場所が決まったモノを、急がない順に箱詰めを始めている。でも着工もまだだから、引っ越すのは早くて半年先。それまでこの仮住まいマンションをどうすっきり保つかが、家族の重要課題となってきた。
そこでやり玉にあがったのが、まやとるなの幼稚園関連の記録だ。つい一ヶ月前にるなが卒園したばかりの幼稚園には、まやのときから通算四年間お世話になった。小さくなった赤白帽、絵の具の染みたスモック、お絵描きなどの作品集、毎月の学年だより。連絡帳/卒園証書/卒園アルバムといった大切なものもあるし、工作でつくった「たこやき」とか、写真で残せばよさそうなものもある。でもとにかく、ふたり分の書類を一学年一枚の書類袋に押し込め、他の品も段ボールひと箱にまとめて、和室の隅に積んでおいた。
梱包が済んだ箱がこれから部屋の隅に積み上がってゆくことになると知って、黙っていなかったのが白玉ダンナ。ダイニングで食事中にふと和室を見ると段ボールの山が見えるってのが、気に入らないのだ。確かに見栄えからすると和室の隅=押し入れの前は、あまりすっきりしていない。でも「じゃあ捨てなさい」はひどいんじゃない?
「こどもたちの思い出を残しておくのは親の義務」とわたし。「要るものだからって、あんな段ボールの山をながめて暮らすのはまっぴらだ」と白玉ダンナ。こどもたちを寝かしつけてから、かなり辛辣な駆け引きが展開された。ふたりとも煮詰まった結果、話を中断してお風呂/家事タイムをはさんだりもした。そしてとりあえず「引っ越しまで近所にトランクルームを借りて梱包済みの荷物を預ける」という結論で、その日の妥結となった。
必要なモノと捨てたら二度と手に入らない大切なモノ、そして使用頻度は低くても手放す訳にいかないモノ、を区別する。一個ずつサイズを調べて新居のどこにしまうか決める。開梱しやすいよう、置き場所ごとにできるだけモノをまとめて箱詰めする。それを引っ越す日まで、当面の生活に支障のない方法で保管する。「どこの部屋のどの家具のどの棚にしまう」と注意書きをつけて、あらゆるモノを整然と運び込む。そんな見事な引っ越しにあこがれている。過去何回かの転居の際に試みて、ことごとく失敗してきた。でも今回はやらねばなるまい。白玉家に(わたしに)与えられたたぶん最後のチャンスだし。家中のモノの整理は大変だと思うけど、これからの半年間、少しずつ進めていきたい。職人さんたちが腕を振るって整えてくれる新居だ。家族がいつもくつろげて、いつ誰が訪ねてきてもあわてない、すっきりした状態を保ちたい。
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Apr 30, 2006
ショールーム回りの面白い点は、カタログにない新製品や別系列の製品群が見られることだ。出たばかりの新製品をわたしたちの方が先に知って、業者さんに伝えて採用してもらったこともある。また、例えば昨日、建材の大きなショールームに行って玄関ドアを決めたときのこと。「よその玄関扉なんてめったにじっと見ないから」と自分たちに関係のない価格帯のコーナーを白玉ダンナと冷やかしていたら、網戸内蔵の玄関ドアなんてのを発見。案内のお姉さんにきくとわたしたちの工務店で選べる商品グループにも、実は似た品があるという。さっそく工務店に電話して差額を確認し、そのドアを採用することに決定した。業者の提示するカタログだけから選んだら、こういう発見はなかったはずだ。やはりなにごとも自分たちで確かめるのが肝心かもしれない。あとで「知らなかった」と後悔しないためにも。
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これまでに何カ所のショールームに出向いただろう。住宅展示場からはじまってキッチンや水回りの設備ショールーム、窓やドア、床などの建材ショールーム。それにオリジナル洗面台関連のショールームやタイルメーカーの店にも行った。檜風呂のショールーム、なんてのも冷やかした。家の外観が固まって以降は、インテリアコーディネートのための照明ショップ、カーテン業者、家具ショップめぐりが加わった。気になるたったひとつの製品を見るためだけにクルマを出すこともある。今日はどこそこ、明日はどこそこと見知らぬ街に遠出する土日。ときに外食、ときに車中で弁当やハンバーガー。まやとるなは行き先ごとに違うキッズスペースで、居合わせたよその子とたまごっちで通信したり遊んだりして両親を待つ。日が暮れて用は済んでも我が家は遠く、皆で日帰り温泉に寄り道して一休み。休憩室であまり美味しくないカレーを食べてパジャマ姿で寝てしまったこどもたちを、深夜家のベッドに運び込む。こんな週末にさすがに飽きてきたし財布も大変なことになってきたけど、まだまだ決めねばならないものはある。新居で食卓を囲み、広い浴室で汗を流し、のんびりと週末を過ごす日が、本当に、心から心から、待ち遠しく思う。
家でもネットサーフィンでブックマークを増やしたり資料請求のメールを出したり、持ち帰ったカタログを読んだりと毎晩あわただしい。図書館でも借りる本といえば住宅の事例集やノウハウ本ばかり。白玉ダンナととにかく行く、見る、読む、決める。工務店と相談しながらだんだんと我が家の内外が具体的になっていく。注文住宅の大変さでもあり醍醐味でもあると思う。でも全部おまかせの建売住宅に走りたい気分・・・にはならないのが白玉夫妻の性なのか。少なくともわたしたちはこのプロセスを(今のところ)苦痛と思っていないような気がする。もしかしたら買い物前のこういった情報収集が、ふたりともけっこう好きなのかもしれない。着工し、完成し、家についてもう決めることがなくなったとき、わたしたちはどうしているだろう?・・・きっと次はDIY!とホームセンター回りを始めているに違いない。
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Apr 23, 2006
今週の工務店との打ち合わせで、ようやく外壁や、サッシの外側や樋などの色が決まった。最近の流行に逆行して?白玉家の面々は全員「レンガ使いの輸入住宅系は好きじゃない」で一致していたので、 鈍い銀色の屋根瓦にアイボリーと黒のつやけし調サイディング(外壁用の貼り部材)の二色使い、と決定。今風に言えば「和風モダン」というのかな?壁の大部分を占める白壁に黒い部分と樋などの茶色がアクセントをつける、落ち着いた外観に仕上がりそうだ。昨日まではカタログの膨大な商品群を前に、いったいどんな雰囲気にすればよいのか全くイメージがわかなかったけど、工務店で現物サンプルを並べてみると、話が進む進む。晴れた屋外の駐車場でも色を確認して、ひとつ大きな山を越した。
そういったインテリアコーディネーターさんとの打ち合わせ、設計や納まり具合についての設計士さんとの打ち合わせ、ローンや見積もりに関する営業さんと白玉ダンナの打ち合わせのほかに、今回は外構(がいこう、と工務店の方は読んでいた:庭や塀など、家の周囲のしつらえ全般のこと)業者さんとの初顔合わせもあった。駐車場を敷地のどこに置くか、門から玄関までのアプローチをどんな感じに仕上げるか、周囲の土留め(どどめ:隣家との境の処理)や塀・門柱をどうするか、などを相談する。外観が決まった直後なのでこちらも数十分後におおむね具体的なイメージができて、次回のプラン提出を待つまでになった。庭の処理以外にも、外構業者さんにはもう一カ所仕上げていただく重要な部分がある。白玉ダンナこだわりの場所なので、こちらも楽しみだ。
ところで、ここまでに具体化した家の内外の要望を見積もりにまとめてもらったところ、だいぶ予算オーバーになってしまった。いろいろ足したから予想はしていたけど、やはり具体的な数字を見せられるとボディーブローがどぉんと効く。とはいえ足したオプションは、それぞれちゃんと理由があって追加したものだから、どれも削りがたい。もちろん検討に検討を重ねて練上げた間取りだから、今から床面積を減らしてコスト削減ってわけにもいかない。白玉家の間取りはもはやどこを崩しても、全体のまとまりが悪くなってしまうのだ。白玉ダンナと二人で頭をかかえつつ、重要度の低いところを削れないかとひとつずつ見積もり項目を検討していく。涙を飲んで?台所流しの浄水器を外し、小屋裏収納の床のフローリングをベニヤ打ちっぱなしに戻し、ほかにもつくりつけを依頼した窓上の棚板の、何カ所かが犠牲になった。まだまだ予算オーバーだけど、これ以上は?しゃあないかな?がんばって夫婦で働きますか。
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Apr 18, 2006
工務店との打ち合わせも10回を超え、のべ30時間以上を費やして白玉邸のプランニングが進んでいる。このままいけばここと請負契約を結んで、建ててもらうことになるのかな。正式にはまだ設計依頼だけだから、他社に乗り換えようとすればまだできるけど。
NHKの「ザ・プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組を見た。「プロジェクトX」の後番組で、各分野の第一人者の仕事ぶりをドキュメントにまとめ、スタジオでコメントを聞くという内容だ。今回のゲストは建築家/中村好文さん。個人住宅だけを手がけ、何とかという「建築界の芥川賞」を受賞したという人だ。どっかで聞いた名前だと思ったら、I型階段の上のデッドスペースを本棚にし、折り畳める「空中階段」で奥まった読書スペースに行ってこもれるようにした人だ。アイデアマンだなぁと思ったときの雑誌記事が、手元のスクラップ帳にあった。
テレビで見る中村氏の風貌は加トちゃんを真面目にしたような感じで、丸い眼鏡が親しみやすさを添えていた。何組かの施主家族とそのプランも紹介されたけど、どれもその家族ならではの特徴がうまく生かされた、素敵なプランばかり。う〜ん、もし白玉家で彼に設計を依頼していたら、どんなプランができてきたんだろう?そもそも家を建てるのに、ハウスメーカーや工務店だけでなく、建築家に頼むって選択肢を考えなかったのはなんでだっけ?迷いはじめると「今のプランで本当にいいの?」と気になって仕方ない。そういえば工務店の方にうちに来てもらったことがないけど、いいのかなぁ。こどもたちもキッズスペースにいるときと違って、家では水を得たように紙工作や折り紙、編み物や組みひもに没頭してるってこと、伝えてあったっけ?
・・・いや、言ってある。確か最初のころの打ち合わせで家族の趣味をきかれたから。(ボツにした他のハウスメーカーではそんな話題も出なかった。だからその会社は契約が大事で家族の暮らしはそれほど重視していないと、判断したんだった)今の工務店では具体的な設計に入る前に「家づくり企画書」と題して白玉邸のコンセプトもまとめてくださっていた。「ママはてきぱき、パパはのんびりできる家」。そうだ、ああいった作業がすべて、建築家の設計前のヒアリング→プレゼンテーションと同じ内容なんだ!
従業員20数名の工務店の皆さんは、手がけている年間60数棟の物件に、十分な目配りをしてくださっている。ショールームでの打ち合わせで直接話す営業さん/設計士さん/インテリアコーディネーターさんのほかにも、二階の目立たないところで発注や詳細設計で動いてくださっている皆さんの存在が、いつもどこかで感じられていた。全社を挙げて(もちろん他のお客さんのも同時進行だけれども)白玉邸がちゃんと建つよう、考えて、調べて、支えてくださっているのも伝わっていた。個人の建築家では限りがある?かもしれないところも、工務店ではおそらく組織で補っているはずだ。こうして文章にまとめてみて、やっと迷いがふっきれた。わたしたちの選択は、たぶんこのままで、間違っていない。
視野を広げると迷いも生じる。そして悩み、原点を思い出し、迷いを消してゆく。こうして一歩ずつ進んで行くのかな。次の土曜日はまた工務店さんとの打ち合わせだ。わたしたち夫婦への宿題、壁サイディングの色検討と台所の収納検討を、白玉ダンナと進めなくては。
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Apr 10, 2006
これもまたプライバシーの露出だと思いつつ夫(つま)の下着を干しぬ
白玉家が買った土地は新興住宅地の中にある。ご近所にはわたしたちよりだいぶ前に契約した家族もいるので、この春休みに見に行ったら完工/入居したお宅も増えて、静かな丘陵にこどもの歓声が響いていた。そういうお宅では真新しいサイディング(貼り込み式外壁)の二階バルコニーに洗濯物がはためき、布団が干されて半分垂れて見えていた。日本じゃ当たり前の物干し風景だけど、実はわたしにはこれ、ちょっと違和感がある。衣類の日光消毒を好む日本では、洗濯物を人目にさらすのはスマートじゃないって概念のほうが、今はまだ少数派なのかもしれないけれど。
ハワイ(アメリカ)に住んでいたときには、洗濯物を庭に干すのは乾燥機の置けない貧しい家庭だけだった。普通は一戸建てでもコンド(コンドミニアム=マンション)でも、キッチンに組み込んだドラム式洗濯乾燥機で一気に洗い、乾かし、よその人にプライバシーを全く見せずに洗濯を済ませてしまう。(わたしたちの住んでいたコンドでも、規則としてバルコニーの物干しは許されていなかった)つまりあそこのご主人のパンツの形や柄だとか、あのお宅には小学生の女の子がいるらしい、とか、夜しか洗濯しないから共働きだろう、とか、洗濯物を庭先にさらしてプライバシーを垂れ流すことは、あの国では許容されていないのだ。個人情報保護のためでもあり、街並の景観を保つためでもあり、あるいは環境問題がらみで、衣類が天から受ける酸性雨やら、干す人の肌への紫外線の影響やらが、危惧されているためかもしれない。でも一番の理由は、乾燥機の普及で洗濯という家事が格段に便利に楽になったためだと想像する。
毎回洗濯物を吊るして干し、乾いたら取り込むって作業は、実は案外面倒くさい。ピンチの並んだ物干枠をまず選び、種々雑多な洗濯物をバランス良く止めてゆき、日光を数時間うまく吸収できるよう、または隣の湿った洗濯物と重ならないよう、物干枠やハンガーをうまく並べて吊り、乾燥させる。屋根の無い干し場なら、途中の雨や荒天の心配もしなくてはならない。これらの手間と心配が乾燥機の出現ではぶけるとしたら、やっぱり便利というしかないだろう。乾燥機を出した直後の洗濯物のふかふか感は日干しのものに劣らないと、ハワイ在住中にわたしも納得した。今使っているのは洗濯のみの国産機だけど、次の買い替えのチャンスがあったら乾燥機つき洗濯機を、絶対選ぶと思う。
ところで多くの日本の間取りで気になるのが、洗濯機と物干し場(バルコニー)の距離(=洗濯動線)だ。不動産広告などで建売住宅の間取りを見る機会があるけれど、どこのお宅も総じてこの「洗濯動線」が長い。一階玄関近くのユーティリティに洗濯機を置いて、干すのは二階バルコニーの物干し金具。これが新築の広い家でとなると、一階をずずずい〜っと横断して階段までたどりつき、重いカゴをかかえて二階へ上り、廊下を通って部屋を横切りバルコニーに出て、やっと洗濯物を広げて干せる。家の中をあらかた踏覇しないと干し場にたどりつけないのだ。毎日のことなのにそんなお疲れ動線の家で暮らしていたら、家事担当者はストレスがたまらないかしら?とよそ事ながら心配になる。建売にも案外多い長い長い洗濯動線のことを、設計者も購入者も問題にしないんだろうか。それとももう乾燥機があるから、バルコニーの物干し金具はどっちでもいいってお宅が増えているんだろうか。
じゃあうちはというと?乾燥機はないけど新築で浴室乾燥機がつくから雨の日はよいとして、晴れた日の物干しだ。お日様に干した洗濯物のにおいは好きだけど、遠くからも目立つ二階バルコニーにはためかせるのは好きじゃない。二階バルコニーにも物干し金具は一応つけるけど、そっちは一階洗面室→廊下(または着替え室)→リビング→リビング階段→二階ホール→主寝室→バルコニー、と家一周ルートになるから、どっちにしてもあまり使わないような気がする。というわけで白玉家では洗濯機と干し場を同じ一階に置いて、動線をできるだけ短くすることにした。洗濯機から十数歩の位置にある、一階の予備室兼和室の外、広縁(外廊下)を横断した日当りのよい前庭が、うちのメイン物干し場になる予定。唯一心配なのは庭先の洗濯物が盗難に遭わないか、だ。でも二階を満艦飾にするほうが、わたしには抵抗がある。庭といってもアプローチを外れたいわば奥のほうの庭だから、植え込みかラティスで目立たないようにすればいいと予想する。干し場を一階にしたことが吉と出るかその逆か、結論が出るのはわたしたちが入居する、秋以降になるだろう。
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Apr 06, 2006
ランドセル背負い明日から手をつなぐ相手は親より近所の友へ
(まや入学当時に詠んだ歌)
昨日るなが小学生になった。お名前つけと書類書きに追われた一夜が明け、今日から彼女は三年生のまやといっしょに登校だ。朝七時半。手と手をつなぎ、マンションのせまい玄関から押し出されるように外に出てゆくふたつのランドセル。片方には真新しく黄色い安全カバー。わたしは鍵を握ってあわてて後を追い、二人が交差点を曲がって見えなくなるまでマンションの入り口で見送った。るなはちょっとだけわたしを振り返ったけど、すぐにお姉ちゃんと学校の方へ、お友達が集まってくるとなりの交差点へと、すたすた行ってしまった。
回れ右をしていつものように部屋に戻る途中、なぜか涙があふれてきた。先月までの、るなを幼稚園バスに乗せて部屋に戻るときの足取りと全く同じなのに、違うのだ。とうとう我が家から「幼児」がいなくなったから?前のように「ママ、ママ」と戻ってきてくれなくなったから?自分でもよくわからないまま、取り残されたような気分で洗濯物をより分ける。こうしてこどもたちは大きくなり、家から少しづつはなれていくのか・・・・・
白玉ダンナと建てる今度の家は、こどもたちの家でもあるけれど、器として考えるとわたしたち夫婦の持ち物だ。こどもたちは十数年間だけは同居だけど、いつかはどこかへ巣立って行く。巣立ってもらえるように育てていくのが親の勤めだ。(テレビの「ビフォーアフター」や「ドリームハウス」に、二十歳やそれ以上のこどもに新しく部屋をつくってやる馬鹿親が出ることがある。なんでわざわざ居心地良くしてこどもを手元に置きたがるんだ?といつも思う)ともあれ、こどもたちは一生わたしたちの家に居るわけではないはずだ。10数年後にまやとるながいなくなったら、わたしと白玉ダンナだけであの家で過ごす、長い長い時間が待っている。今は子供部屋として用意している二階の続き部屋は、そのときどう使おうか。わたしと白玉ダンナは、そのときどんな夫婦になっているだろう。
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Mar 29, 2006
育ちゆき出でゆく家族見送れば専業主婦は旅館の女将
いちばん下のるなが幼稚園を卒園し、わたしがこどもたちに始終ついて回らなくても済むようになってきた。徒歩5分のスイミングスクールまで(るながまだ自転車に乗れないので)ふたりで手をつないで出かけてゆくし、帰宅すれば妹がゆすいだ二組の水着をお姉ちゃんが脱水機にかけ、ちゃんと道具の始末もしているらしい。来週からはランドセルを背負ってふたりで小学校に行くようになる。成長がうれしい反面、母の手をあまりわずらわせなくなったことが少し物足りなくもある今日このごろ。
白玉ダンナもどちらかというと手がかからない夫ではないかと思う。衣食住の「衣」と「住」の始末はあまりしないけど、料理ははっきり言ってわたしよりずっと上手い。わたしが留守でも買い物に行って煮込み料理などこしらえて、家でこどもたちに食べさせてくれたりする。クルママニアというより運転マニアの気がある彼は、週末にハンドルを握るのが楽しみでみんなをあちこちに連れ出してくれるし、今回「家」という大きなプレゼントをわたしたち家族にもたらしたのも彼だ。引っ越して動線上に使いやすいクローゼットが来れば、朝の身支度のときにわたしを呼ぶことも減るに違いない。いつも彼には(いろんな意味で)とても感謝しているのだけど、それを表現するには私は(これもいろんな意味で)力不足かもしれない。
で、今回家が広くなる。それぞれの部屋ができて各自そっちで過ごすようになったら、階下のLDKにはわたしひとりが残るんだろうか。今はワンフロアでリビングと子供室が一続きだから、こどもたちの遊ぶ様子が判るし声を出せばすぐ皆が集まってくる。でも引っ越したら、食事ができたと家族を呼ぶのに階段を上がり、それぞれの部屋をノックして回ることになるんだろうか。(白玉ダンナはインターホンを使ったら?と言っていたけど、そこまで広い家じゃないしそれじゃ味気ない気もする)また白玉ダンナは自分の書斎に鍵をつけると言っていた。するとわたしがノックして話しかけることも、できにくくなるんだろうか。主婦の特権で昼間は家の中を独占できるわたしだけど、これからは誰もいない室内を整えながら、時間の読めない家族の帰宅を、待つだけになるんだろうか。家族の気分次第で頼られたり避けられたり?する現状は、自分には何と言うか宙ぶらりんに感じられる。必要とされるのがいつだか判らないのに、その時のために準備を整え待機する。それが主婦としてのわたしの仕事だとすると、家庭を守るって、旅館で客を迎える準備に似ているのではないか?とも思う。してみるとわたしが待ち構える女将役で、白玉ダンナやまややるなは、長期滞在客ってことか?もしもわたしが認めてもらいたいならば、女将に徹して家族のためにもっと心を尽くさなきゃいけないの?
ベテラン主婦のかたには「そんなの当然よ」と笑われるかもしれない。「働かざるもの食うべからず」「はたらくとは<傍(はた)を楽にする>ことだ」といったことわざ?も頭をよぎる。要するにわたしがズボラじゃいけないってわけか。家族に何か(どちらかというと良くない)ことが起こるとそれが全部、自分のせいのように感じられる、そんなわたしの自信のなさを、どうにかしなくちゃならないってわけか。こんな風にパソコンの前に根っこをはやして爪をかんでるだけじゃ、だめってことか。
話が抽象的な、変な方に向いてきた。うまく表現できないけど、自分のこころに何か大きな壁を感じる。その壁を越えたらきっとこころも身体も解き放たれるような。壁を破ってそこに飛び込む勇気がほしい。壁の先のこころの楽園に、気後れすることなく立てる自分になりたい。
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Mar 28, 2006
工務店との打ち合わせは、いよいよ家の内外の細かい仕様選びに入った。壁に埋め込んでもらう配線/配管やつくりつけ収納などは着工前にしか指定できないから、その辺を中心に予算のかけどころを思案する。白玉家「一階トイレ壁に本棚埋めてください〜、あ、縦長の仕様なら二列にしてもらえます?」インテリアコーディネーターさん「え?おふたつも要るんですか?」白玉夫妻口を揃えて「要ります!うちはみんなトイレに長居するもんで・・・」といったやりとりが部屋の各場所ごとにくり返される。室内ドアやフローリングの色選びは、わたしがナチュラルウッド系の明るめ希望なのに対して、白玉ダンナは重厚なダークウッド系に走るので、なかなか話が進まない。それでも床はどちらのテイストにも合いそうな、明るすぎず暗すぎないいい質感のものが見つかったし、例えばキッチンは白玉ダンナ希望の暗い色で押し切られたけど、一階洗面室は「色があふれるから」とのわたしの意見が勝って白っぽくまとめてもらうなど、それぞれのこだわりを尊重しながらひとつずつ詳細が決まっている。
間取りなど、決定した部分はもう考えなくてよいのだけど、決めるまでが(楽じゃないけど)それなりに楽しかったから、これ以上考えなくてよいってのがちょっと物足りないときもある。でも考えに考えて決めた新居の間取り。あの敷地でわたしたちにできる、おそらくベストであろうあの間取り。だんだんあちこちが具体的になっていくのがうれしい反面、急に今後のローン支払いのやりくりに思考が飛んで不安になったりもする。注文住宅が大きな大きな買い物だから、武者震いみたいなものなのかもしれないな。
ところで、現在の住まい(2LK+S、60平米弱のマンション)では、何と言うかすでに新居に居るような気分であちらの間取りを想像しながら、日々過ごすようになった。L型の台所に立って背後でこどもたちが見ているテレビの音を聞きながら「今度はちゃんとこどもたちやテレビを見ながら洗いものができるんだなあ」「キッチンがI型になるから、この角っこのごちゃごちゃもなくなるのかな」「段ボールに入ったままの文庫コミックコレクションにもちゃんと家(収納場所)ができてうれしいなあ」「ダイニングテーブル横にあふれているわたしの書類も・・・」「リビングに脱ぎ捨てられて山になっちゃうみんなの着替えも・・・」「長押のハンガーが定位置のパパの背広も・・・」「棚におさまりきれないこどもたちの学校道具も・・・」「こどもたちの机にはさまれきゅうくつそうな家具調コタツも・・・」てな具合。日常生活でいつもの道具を手にすれば、これはあそこにしまって、あれはあの辺に置いて・・・と新居での置き場所や使い勝手を脳内でシミュレーションしているわたし。こらこら(とここからは心の声)だからといって、今の暮らしがいいかげんじゃいけないんだよ?狭くてもちゃんと片付けて、もっときれいに暮らしなさ〜い!
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Mar 21, 2006
間取りも固まり窓も決まり、次回からいよいよインテリアコーディネーターさんとの、内部仕様打ち合わせに入る。順調なようだが実は白玉家にも、ここまでに希望してボツになったもの(または最初から考えなかったもの)がいくつかある。前者は「階段途中の踊り場」「リビング続きの和室」「階段下、半地下の土間収納」など、後者は「ウッドデッキ」「吹き抜け」「オール電化」ほか。あ、一番日当りのよいリビングの南東角に(工法の関係で)L型のガラス窓を設けることができなかったことも心残りかな。けど、他の現場を見た限りではしっかりした施工をしてくれる工務店なので、設計依頼を取り下げるほどの問題ではないと判断した。
白玉ダンナに軽く流されてしまったけど、わたし的には一番くやしいのが洗濯機の位置だ。本当はリビングダイニングの、キッチンと家事室(兼妻書斎)の近くに置きたかった。料理する脇で洗濯機を回すって、あこがれだったのに!でもそうすると冷蔵庫が置けなくなってしまう。リビングからまっすぐ見える位置だから、夜動かした場合に音や振動でくつろげないと言われてしまえば仕方ない。結局よくある通り、バスルームの前、一階洗面台の隣に置くことになってしまった。でもまあ、物干し場にする予定の一階和室広縁へのアクセスはまずまずだし、着替え室(ファミリークローゼット)も扉一枚の位置だし、いずれ乾燥機付きに買い替えることになってもそれなりに便利そうだから我慢するか。せめて洗面室がすっきりするよう、洗濯機回りの収納を工夫しよう。できれば作業台も確保して、たたむ仕事やアイロン掛けもそこでできるといいなあ。
ところで、今回の新築でぜ〜ったい実現したいとプランに入れてもらったものがある。「残り湯利用システム」。基礎工事の段階でバスルームの排水管を分岐させ、壁の中から洗濯機の場所まで引き込んで、残り湯を洗濯に使う配管だ。知る限りではTOTOとINAXの、戸建て向けバスルームのカタログにだけ載っているこのシステム、数万円のオプションだけどこれだけは!と希望を通した。結局うちはバスルーム近くになってしまったけど、こうしておけば風呂水ポンプのホースをはわせなくてすむ。バスルームから遠い位置に洗濯機が置ける家庭でも残り湯が使えて無駄が減る。難点は洗濯機側の内蔵ポンプを使って水を吸い上げるため、機種が国産(のあまり古くない型番)に限られてしまうこと。現在愛用の某国産機をはじめ、すでにナショナルメーカーの製品の多くが風呂水ポンプ内蔵でこのシステム対応らしいから、外国製洗濯機にこだわらない限り、今後も心配は無いと思うけど。
さて今日は祝日、春分の日だ。お墓参りは週末に行くことにして、今日は内装部材&クローゼット収納システムメーカーのショールーム見学に行ってきます。何をどこにどう収納するか、家中のモノの見直し&採寸もそろそろ進めないとね。
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Mar 16, 2006
先日の「見えてきた間取り」でも触れた新・白玉家の概要だけど、漠然としすぎていたのでもう少し詳しく書きましょう。今回新築にあたってわたし(妻)の出した要望は「リビング経由の階段」「リビングと洗面所の二方向から入れる大きな着替え室(ファミリークローゼット)」「キッチンに隣接した家事室兼妻書斎」「将来の親同居にも対応する客間兼用の和室」「玄関にコート収納」「二階にも洗面台」「二階の南向きの部屋全部から出られるバルコニー」「(まだないけど)ピアノ置き場」そして「家中を明るく風通しよく」。白玉ダンナ(夫)の出した要望は「建ぺい率の許す限り床面積をとった(=将来増築の必要のない)総二階」「寝室とは独立した自分の書斎」「ツードアの(=将来仕切れる)子供部屋」「二階洗面台は自分でデザインしたお洒落なものにしたい」といったところだった(改めてリストアップしてみると、すでに盛りだくさん!)
こんなにたくさんの要望を出したら、設計段階でハウスメーカーに「無理」と言われてあきらめるものもあるかも・・・と思いつつ、ダメもとで片っ端から設計士さんに伝えてみた白玉夫妻。ところが数回の間取り変更の結果、現在のところこれらの条件が、何とすべて盛り込まれた間取りが提案されている。しかもバラバラに見えたわたしたちの要望が、まるで落としたジグソーパズルの映像を逆回ししたように、無駄なくおさまってきているのだ。
例えば白玉ダンナのたっての希望で二階の北側に真四角の書斎部屋を確保したら、ちょうどそこは一階キッチンの真上。それと、不要なのに設計上できてしまった主寝室隣納戸スペースが、これもちょうど一階の水回り=洗面所/浴室/トイレの真上。実はこれらの部屋は、もしも将来まやかるながお婿さん(笑)をもらって一緒に住むことにでもなったら、それぞれキッチンとユニットバスに改装し、上下二世帯住宅にすることができるのだ。早くて10数年以上先の話だから配管とかは今回は通さないけど、とにかく「可能です」と設計士さんにお墨付きをもらったのは長い目で見たら大きな安心材料。
もうひとつ、一階にどうしても欲しかった和室スペース。今の流行はリビングとつながった和室だそうだけど、うちはどう並べ替えてもリビング直結にはできず、南入り玄関から左右に振り分ける間取りになってしまった。でも六畳の南側に外廊下(広縁)と縁側がついて庭に面しているから、予備室としてはもったいないほどだ。また北側のふすまを開けるとトイレは廊下・洗面室経由で一直線、引き戸二枚先のバスルーム隣にある。和室に泊まる(住む)のが親戚か身内くらいだと考えると、ここは気兼ねの無い(もしかしたら将来の介護にも使える)家族用の水回りとして、十分便利な配置じゃん!
そして白玉ダンナが何やらデザインに凝りたいと言っていた、二階の洗面台がここで生きてくる。和室と押入れを広くするために犠牲になった?のが一階トイレで、廊下ではなく洗面室の奥、バスルームの隣に押しこまれてしまった。ファミリークローゼットか洗面室(兼洗濯室)経由で使うこの一階トイレは、お客様を通すには少々恥ずかしい時もある(はず)。でも二階の洗面台とトイレが階段を上ってすぐの(ピアノの置ける)ファミリーホールの突き当たり。そっちをお洒落にしておけば、ゲスト用トイレ&パウダースペースにぴったりなのだ。リビング階段だからリビングに居るお客様にも便利だし、お手洗いのついでに天窓つきの北側ホールを見ていただける。わたしと白玉ダンナの別々の思いつきが、こんなふうに実際の間取りできれいにおさまると判ったときは、うれしかったなあ。
そのほかにも子供部屋の収納を押し入れサイズ(奥行90cm)からクローゼットサイズ(奥行60cm)に変更したら、裏側がちょうど小型本サイズの本棚としてホールから使えるようになったし、くだんの二階洗面台近くに明かり取り窓を二つつけたら、隣のトイレの窓とあわせて三つ並んだ縦長窓が、白玉家北面の外観アクセントになった。また一階ファミリークローゼットのコート収納奥の壁を引き戸にしてもらったら、冬は玄関ホールからもクロークとして使えるし、夏は開け放って南北の通風を確保できるようになった。こどもたちもコート掛けの下をくぐって抜けられると知り、忍者屋敷みたいだと今から楽しみにしている。
これらの間取り図が実際にどう建てられるかは、CGのパース(俯瞰図)を見ればだいたい想像がつく。でも実現するのが本当に楽しみになってきた。あとは見積もり金額とのかねあいだ。外壁/内装/設備などなど、まだまだ大変だけどがんばって色々考え、選び、決めていきたい。
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Mar 15, 2006
マンションのリビングで遊んでいたるなが突然「○○○(新居の設計を頼んでいる工務店)にでんわする!」と言い出した。??いったい何の用で?と思って目を向けると、プラスチックのピンク色の携帯電話おもちゃに話しかけている。「(ピ・ポ・パの真似のあと)・・・もしもし、○○○さんですか?しらたまです・・・はい、はい。えっと土曜日にそちらにいきますので、・・・はい、じゃ、よろしくおねがいいたします〜」と、まさにわたしが先日かけた電話にそっくり。(るなはつい昨日幼稚園を卒園したばかりの末っ子だが、耳がよいというか、方言でも外国語でもCMソングでも、聞いたものを覚えて再現するのが家族の中で一番上手い)どこにお電話したの?とたずねると、「あそぶとこ(=キッズスペース)!早くまたいきたいもん!」
それにしても工務店のキッズスペースがそれほど気に入ったとは!親のわたしたちは毎週ショールームで家の仕様打ち合わせを重ねているが、その間こどもたちがキッズスペースでおとなしく長時間遊んでいてくれることに、どれほど助けられているかわからない。今度三年生になるまやもここでオセロや人生ゲームを教えてもらい、遊べるようになった。スタッフのお姉さんたち、いつもありがとうございます〜
日も落ちてやっと打ち合わせが終わったころパパとママが「帰るよ〜」と声をかけても、こどもたちはいつもなかなかおみこしを上げない。やっとクルマに乗せると各自の席でシートベルトを締めながら「またきたいね」「うんうん」と話している。すでに暗い幹線道路沿いの駐車場まで、いつも見送りに出てくださる設計士さん、営業さん、ほかその日にショールームに詰めていた工務店スタッフの皆さん。お顔は逆光で見えないけど手を振り返し、わたしたちはクルマの流れに乗って現実の衣食住に戻る。もう遅いから夕飯はその辺のファミレスにしようか?それとも100円寿司?後部席から「おんせん〜」と声がかかる。日帰り温泉?う〜ん。でもそれもいいねえ、じゃ、○○の湯に入ってから、そこでごはんにしようか。クルマにタオルとこどもたちのパジャマ、積んできてるしさ。
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Mar 13, 2006
工務店の設計士さんと毎週末に打ち合わせを重ね、白玉邸(笑)の輪郭がだいぶ見えてきた。一階にLDK/南向きの和室/水回り/玄関。二階に寝室/子供部屋/白玉ダンナの書斎。ハウスメーカ−の間取り集にありがちな構成だけど、白玉家なりのこだわりも随所に入る予定。予算とのかねあいで「ここは造り付け収納だと高くつくからあとでDIYしよう」とか、逆にあとあとまで家づくりを楽しめそうなスペースも何カ所かあって、わくわくする。
注文住宅づくりは着工までに手間がかかるし、「楽」にはほど遠い。本やネットを読んで建築を勉強しなくちゃいけないし、考えること、家族で決めることが多く、その中で見えてくる本音のぶつかりあいも避けて通れない。現在のことだけでなく、数年先、10数年先、もしかしたら30何年先のことも想像しなくちゃならない。工務店まで遠出する週末は外食が増えて物入りだし、今の住まいで皆でのんびりする時間もないまま、毎週末が飛ぶように過ぎていく。
でも何でも自分たちで決められるって、・・・お、面白いっ!専門家に言いたいことを言って具体化してもらう、打ち合わせのプロセス。値段だけ見たら究極のオーダーメイドかもしれない家づくり。建物を自分たちに合わせてつくってもらうって、もしかしたらすっごくぜいたくなことなのかもしれないな。
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Mar 05, 2006
この土曜日は、最近では珍しくアポや予定が全くない日だった。工務店に出向いての打ち合わせも、ショールーム見学の予約も、この日に買いに出向かねばならぬモノもない。なんだかひさしぶりだなぁ、と午前中は各自のんびり過ごし、昼前からクルマを出して図書館で本の借り換えをした。徒歩圏にろくな図書館がないのは横浜市の怠慢だが、ともかく横浜市立図書館だと市民ひとり6冊、二週間まで借りられる。家族4人だから毎回24冊。リビングのテレビ脇に専用の本棚が設けてある白玉家では、借りてきた本は二週間そこに置かれ、随時誰かに読まれている。こどもたちも見てたテレビ番組がつまらないと、さっさと本のほうに集中していることが少なくない。そういえば新居のある○○市にも図書館があると思うが、毎回何冊借りられるんだろう。人口が横浜市よりもだいぶ減るけど、図書館の蔵書は充実しているだろうか。家から徒歩で行ける図書館分室が、二年後くらいにできるそうだ。建物と一緒に新旧の良書が集まっていてほしいと願う。
ところで今日くらいは新築のことは考えないでのんびりしよう!と思っていたのに、なかなかそうはいかなくて困る。住宅地をクルマで抜ければ家々の外壁や仕上げ、屋根の形が気になってつい車内でコメントをつけてしまうし、珍しい路をゆけば「この先に○○のショールームがある・・・ケド今日は寄らないよね〜?」と家族の失笑を買う。ひさしぶりにデパートを冷やかしてもついついキッチン用品売り場や水回り用品売り場、インテリア&家具売り場などに足が向かい、夫婦で「こんなソファーを二階ホールの本棚のところに置きたいね」と具体的な検討を始めている始末。だ〜か〜ら〜、今日はおうちのことはお休みなの!と言ってもやはり頭から離れないのよね〜、あ、見てみてあのおうち。あんな色の外壁、いいと思わない?
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Feb 28, 2006
所用でるなの幼稚園に行くと、知り合いのママさんに呼び止められた。「白玉さん、引っ越すんですって?」え?あの、それどこで知りました?(白玉だんごのホームページをまめに更新していたころには、知人にも常連のROMさんがそれなりにいたのだが、ブログに移行して現在に至ることはあまり宣伝していないはず・・・)「いえね、おたくの姫がうちの子に言ってたらしいわよ。本当なの?」
先日「引っ越すのはいやだ」と大泣きしていたまやとるなだが、その後の工務店での打ち合わせ(彼女たちはそこのキッズルームがお気に入りで、毎回根っこを生やしている)や、ついでだからと現地に皆で足を運ぶうちに、新しい土地がだんだん気に入ってきた様子。今まで言葉を濁していた両親が、本契約以後は「あそこに家を建てるよ」と断言しだしたことで、二人とも思いのほか安心感を覚えたらしい。親しいおともだちにこっそり打ち明けたら実は彼女の家にも引っ越し話があると知ったまやは「よかった!△△△(新しい住所)から○○ちゃんの新しいおうちまで電車で行けるね」と妙なところを新生活の楽しみにしだしたし、るなに至っては前述の通り、幼稚園で「今度引っ越すの!」と言いふらしている。「言いふらしてなんかいないよ?○○ちゃんと〜、○○ちゃんと〜、○○ちゃんと〜、○○ちゃんに〜、ないしょばなし、しただけだもん!」
現在、新しい家の間取りをパパとママと工務店さんで詰めている最中だが、図面を見たいとせがんでは「おねえちゃんの部屋はここ」「ベランダでガーデニングするんだ」などとかなり具体的なところをイメージするようになったこどもたち。親としては泣かれずにすんでひと安心だが、親でも(失礼ながら工務店の大工さんでも)<子の口に戸は立てられぬ>そっちの方に今後しばらく悩まされそうだ。
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Feb 23, 2006
数うれば数えらるるべし星の数真夜も明るきこの街にては
今回の土地に決まるまで、白玉家もいろんな物件を見に行った。親は街名/地区名で区別するが、こどもたちは「松ぼっくりをひろったとこ」「ヒモの公園(ロープ遊具)に近いとこ」「小学校に近かったとこ」「落ち葉がいっぱいあったとこ」などと認識しているらしい。ここまでは土地の話だが、よく聞くと「○○ホームのあったとこ」と過去に行ったモデルハウス(=住宅展示場)も分譲地だと思っているところが面白い。
ところで恐れていた通り、今日のおやつの席で「ママ、引っ越すって決まったの?」とたずねられた。決まったと告げるとふたりとも大泣き。口々に「どうして?」「ママ、どうして引っ越すの?」パパの通勤や、そのほかいろんなことを考えて、パパとママで決めたんだよ。来年の二学期まではこっちだから。まだ先だから。来年の先生にはそのときが来たらパパとママから話すから。二年生のまやは「やだ〜○○(今の小学校)で四年生になりたかった〜」それは無理かな。ごめんね〜ほらほら、泣くとせっかくのイチゴがおいしくないよ?
「・・ママ、やっぱりあの<オリオン座が見えたとこ>におうちつくるの?」そう、先日暗くなってから土地の様子を見に行ったとき、空気が澄んでいて夜空がちゃんと暗かったのが、親子ともに印象に残ったのだ。今の家は住宅密集地のバス通り沿いだから、夜も明るく星空はめったに見えない。「オリオン座の三つ星」も、いままでこどもたちは本でしか知らなかった。新しい家の庭になるあたりに立って南を見上げたその時に、初めて肉眼で目にしたのだ。
うん、あそこが新しいおうちになるんだよ。あんたたちのお部屋も広〜くなって、ちゃんと壁で分けられるからね。来年の冬にはあのオリオン座を、お部屋の窓から見られるかもしれないよ?それから・・・とママが言葉を選んでいるあいだに、ふたりはテーブルを離れ、自分たちの世界に戻って遊んでいた。
そういえば、白玉家の建つ分譲エリアは計画的に電柱/電線が地下に埋設されていて、街並がとてもすっきりしている。南向きのベランダの上方向に星が見えるのは当然だが、通常視界を邪魔する電柱や電線が家の前に無い。もしかしたらこれもオリオン座が思いのほかすっきりと見えた、背景かもしれない。
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Feb 22, 2006
施主・業者とりどりに組み選択の結果を競う分譲地かな(再掲)
先日当選した土地を、ついに本契約して白玉家のものにした。悩んでいた建築業者も、ひとつに絞って本設計申込書にサインした。(ここまでにも何社かから図面を出してもらっていたが、あくまでも概要プラン。各社の設計力/提案力を判断するためのものだった)というわけで、いよいよ白玉家の新しい家づくりがスタートする。「まだキャンセルもできる」と今回の土地購入そのものについていた疑問符が消えて、なんだかとてもすっきりした。たぶん白玉ダンナも大きな山を越した気分になっているはず。まずはお疲れさまでした。
問題はふたりのこどもたち。来年度の半分で、しかもるなは入学して一年間過ごすことなく転校!と決まったようなものだから。ふたりとも今まで薄々感じてはいたらしいが、幼稚園からなじんだお友達の多いこの街から離れるのはつらいだろうと思う。まだ先のことだからあまり言いふらさないように言い含めてあるが、これもいいのか悪いのか。このところ「ママ、やっぱりお引っ越しするの?」と何度もたずねてくる。今までは「まだ判んない」と逃げていたけど、これからは「そうだよ」と答えねばなるまい。実際に家が建ち引っ越すまで、まだまだ時間はある。酷かもしれないが、それまでに気持ちの整理をつけてほしいところだ。
ところで、誰かがどこかに書いていたが「家作りはお見合いに似ている」土地も業者もまさにそれだ。複数の候補からひとつを選んで決断する。タイミング次第であとからもっといい候補が出てくるかもしれない?ぐずぐずしてるといい候補をよそに取られて悔しい思いをするかも?と常に駆け引きしながら釣書を検討する。決めたら突き進む。そして選ばなかったところには「ごめんなさい」をする。なるほどなぁ。
白玉家が最終的に選んだ業者は従業員30名足らずの工務店。あまり施工範囲を広げない分、一軒一軒を丁寧に手がけるというポリシーの会社だ。誰だって変な業者にだまされたくない。でも実際世の中には、一生に一度の家作りなのにぼったくったり、ひどい施工で施主をずっと後悔させる業者が少なくないと聞く。CMで耳になじんだ大手でも、顧客満足度が高いとは限らない。結果がどう出るか先の先までわからないから、本当に結婚と同じだ。白玉ダンナとわたしは、今のところ最善のチョイスをしたと信じる。「そんな小さいわけわかんない工務店に決めて大丈夫なの〜?家を見せてくれた客がサクラだなんて、よくあることよ」などと言う外野が早くも声を寄せている。が、白玉家では決めた業者さんと手を取り合って、結果を出すだけだ。世の中にはこんなに良心的な建築業者もいるのだと、見直してくれる人が増えるといいのだが。
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Feb 19, 2006
不動産屋さん回りをあまりしなくてすんだ白玉家の土地探しだが、不動産屋の窓に並ぶ物件案内や、マンション広告の間取りを見るのが実はわたしは大好きだ。何LDKとか駅徒歩何分とか。新築建売を見ては「うわっ、せまっ!」マンションの背中合わせのクローゼットに「この壁がなければ通り抜けられてずっと風通しがいいのに」とか、よその間取りに勝手にツッコミを入れる、金/土曜日の朝。(金曜日土曜日は近所の一戸建て/マンションの新発表広告で配達される新聞がずっしり重い。ちなみに日曜には求人広告が多い)
ハワイに家族で赴任した当初、わたしは妊娠中で実家にいたので先に現地入りした白玉ダンナが会社の人の案内でコンド(マンション)さがしをしてくれた。米国では個室にバスルームがつくのが当たり前。だから、2BR2BR(ツーベッドルーム・ツーバスルーム)という言い方で物件の規模を表現する。L・D・Kはあって当然だから言わなくていいし、寝室二つでバスルームを共有する場合とかで、前後の数字が変わる。あちらの家が「お風呂が7つもある家」などと紹介されると日本の感覚ですっごい豪邸に思えるが、これが7BR7BRの訳すなわち「個室7つ」なら(それでも大きい家だけど)少しイメージがわきやすいのでは?ちなみにバスルームに湯船(バスタブ)は必ずしも必要ではない。トイレ、洗面台、シャワーブースがあれば「バスルーム」なので、日本人にはさらに身近?
で、選んだのはワイキキの運河向かいにある住宅地の超高級コンド。36階建ての33階、2BR2BRの(現地では)こぢんまりした物件だった。でも33階。横浜みなとみらいの観覧車のてっぺんが60数階建てのランドマークタワーの半分ほどの高さだから、あそこから見える景色が眼下に広がる部屋を想像してください。日本じゃとてもできない経験!
うちは東西にS字型に伸びたその建物の Cool Side(北向き:山側)。日本では北向きが嫌われるけど、なにせハワイ。Ocean Side(南向き:海側)では日差しが強烈で、結局一日中日よけスクリーンを下ろしたままになってしまうので、北向きのがかえって直射日光が入らず涼しく快適なのだ。それにオーシャンビューは、海は見えるが「海しか見えない」し夜は真っ暗だから、長期滞在だとすぐ飽きるとか。白玉ダンナもわたしもマウンテンビューのあの部屋が大好きだった。ホノルル市街や山々が見える景色が楽しく、特に夜景はすばらしかったから。
ただ、腰高窓だけでバルコニー(現地で<ラナイ>)がないリビングってのは怖かった。(うちはワイドスパンで全室窓つきだったが、ラナイはふたつの寝室にしかなかった)立ち膝でおそるおそる見下ろすとじべたの植え込みが小さく真上から見える窓。まだ赤ちゃんだったこどもたちが万が一にも落ちないよう、サッシは10cm以上開けられなかったものだ。
ハワイ暮らしの話は思い出すときりがない。また機会があれば。
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Feb 06, 2006
タイトルは漫画家伊藤理佐さんの『やっちまったよ、一戸建て!』(文春文庫PLUS、全2巻)から。「おりがみのはこ」の一連の通り、白玉家でも何のはずみか、家を建てることになってしまったのです。
今何社かの建築業者に図面と見積もりを出してもらっているけれどぼったくりそうな業者、ハンコを取ったら態度変わりそうな業者、もちろん客のことを考えてくれてると伝わってくる業者もあるし、すべてが行き届いて、こんなに良心的な会社が実在するのか?ってこっちが驚かされた業者もある。白玉ダンナとわたしで、過去ウン10年のいろんな経験と知識を思い出して駆使して、それらの業者さんたちと対峙している毎週末。そのほかにもこどもたちとどんな家がいいか話したり、モノの整理をはじめたり、台所や水回りのショールームをはしごしたり、カタログに埋もれたり、各業者さんの施工例のお宅を訪問させてもらったり。
あわただしいけど家づくりの全体像が決まるまでのこの時期が、もしかしたら一番楽しい、幸せな時間なのかもしれない・・・
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Feb 05, 2006
妻が読む『間取り』『収納』『インテリア』夫が開く『いまが建てどき!』
銀行員とローン論じた夫(つま)が夜無駄な灯りを消せと子に言う
わが描きたる拙き間取りをポンチ絵と呼びて夫は設計士に見す
雑談から設計の種聞き取りて「夫も料理」と業者書きつく
求むれば住宅業者の速達や消印のなき手紙あふるる
録画して子らと「隣の晩ごはん」子はメニューを親は家を見る
食卓でネズミの抜け穴設計しぐるりと梁を指すこどもたち
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「パパとママこのごろおうちの話ばっかでつまんないね」と子ら語りおり
じゅうたんに住まう子供らスリッパで天気占うモデルハウスの
モデルハウスのベースギターを六歳は「牛のかたちの楽器みつけた」
「つまんない白黒茶色の家なんて」シンプルモダンを切り捨つる子ら
ウォークインクローゼットならおじいちゃんのお家にあるよ たんすのお部屋
不動産業者ごっこか「おうちやです このあんけ−とに かいてください」
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Feb 04, 2006
夫とわれ身を寄せ合いて難解なる地盤調査の解説を聞く
抽選に外れたる公団物件に夫婦でさがすその地の難点
あっけなく当選なりと聞かされて言葉失う抽選会場
声あげて喜ぶほどの物件と後に知りたる当選の土地
施主・業者とりどりに組み選択の結果を競う分譲地かな
ミニバンの横浜ナンバー消ゆる日の数ヶ月後に迫りたるなり
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