68 posts categorized "映像・音楽・コミック・活字"

Oct 13, 2009

箱根駅伝予選会

少し前に週刊テレビ欄でチラッと見て、録画予約忘れてた!
もう終わっちゃったかと思ったら今週末でした、セーフ!

新春の「箱根駅伝」(公式サイトはこちら)、その予選会。

立川の昭和記念公園での実施当日午後、録画放送されます。

日本テレビで10月17日(土)、15:30〜17:00。

昨年本番で10位に入れず、シード校になれなかった大学や
出場さえできなかった大学が、今年こそは!と力走予定。

本番は17日午前だが、放送は土曜午後という目立たない時間帯。
興味ある方はチェックお忘れなく?

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Sep 08, 2009

ああ勘違い

先日ドラマ化されたジル・チャーチルのミステリ
『豚たちの沈黙』を読んでいたら、巻末解説者の名が
「武宮直樹」さんだった。

あれ?この名前どっかで見たぞ?囲碁棋士の?

調べてみたら、囲碁の方は「武宮正樹」さん。
ネットにもこの二人を混同した記事があったりした。

やっぱ勘違いした人、いたんだなぁ。
でも、盤上の個性的な打ち回しと社交ダンスやボードゲームも
たしなむ明るい人柄で、けっこう人気の武宮棋士。
もしこの人が推理小説の解説も書いていたとしたら
それはそれでありそうで、面白かったかも。

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Aug 27, 2009

映画「サマーウォーズ」と自民党のCM

久しぶりに映画館で観てきました。
いやー大スクリーンが狭く感じる迫力だった!

「サマーウォーズ」公式サイト

故郷の隣町、長野県上田市が舞台だったのもツボだったけど
大家族対バーチャル世界、の破天荒な展開に妙に説得力があって
面白かったです。

小ネタでは主人公の鼻血ブーとか地元のお祭「上田わっしょい」とか、
平行して展開した高校野球予選終盤戦の(実在の)相手校とか。
他にも判る人にはニヤリとさせる演出の連発。
花札のコイコイも懐かし面白かったけど、アナログゲーム札って実は、
あの任天堂の、ゲーム機以前の主力商品だったんですよねー

周囲の観客には子連れより制服の高校生グループが目立ってました。
わたしたちのすぐ後ろの席がにぎやかな男子高校生数人で、
「もしや今回の席ってハズレ?」と危惧したけれど、
本編が始まったら案外静かにしてくれていてホッ。

また、終わって席を立った別の女子高校生グループが、口々に
「ヒロインが変身するとき、一瞬裸になってたよねー」
と話してて、思わず心の中でうんうん!とうなずき
アニメヒロインの変身はそうでなくちゃ!と演出の妙に喝采したっけ。

そうそう、長々と待たされる本編前の予告編にはさまって
短編アニメがありました。どこかで見た顔の男性と、女性のディナー。
男性は気前の良さそうなセリフで女性にプロポーズするが
「じゃあ、その費用はどうするの?」と女性に訊かれ
「そんなの、結婚してから考えればいいさ!」
複雑な顔の女性のアップの後にメッセージが続き、「自民党」
そっか、男性キャラの顔は民主党の鳩山さんだぁ(笑)

このネガティブキャンペーンの力の入り方もツボでした。
いろんな意味で、大枚はたいた甲斐あった映画でありました。

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Aug 18, 2009

ついにNHKが!アニメ「エレメントハンター」

以前拙文「メディアミックス」で書いた民放こども向け番組の
キャラクターグッズ抱き合わせ商法が、ついにNHKにも進出した。

NHKアニメワールド「エレメントハンター」

「エレメントハンター」公式サイト(関連グッズページあり)

「主人公たちが元素を集めて地球を救う」とかいうストーリーが
「元素」がらみで教育テレビ的か?と思わせるが、
番組そのものは実はまだ観ていない。つまらなそうだし。

でも関連グッズの存在を知り、「ついにNHKが!」という驚きで
ここに書かずにいられなくなった。
(アマゾンサイトで「エレメントハンター」で一度検索を。
ただし商品に一般購入客のレビューは、一件もついていない)

同じNHKアニメ「獣の奏者エリン」のサイトには
「原作者メッセージ」や作品にこめられた想いが
語られているのに、すぐ前に放映される「エレメント」には
そういうのが無い。売らんかなの姿勢が見え見えだ。

ただ、タイミングが悪すぎる。アニメ放映が7月開始だから
せっかくついたファンが夏休み中に離れる可能性が高い。
アニメと関連グッズ以外にも楽しいことが多い季節だし
親もこどももふところが温かいとは限らない時分だし。

まぁ、評判にもなってないけど、ホントに店頭にあるの?と
某ショッピングセンターに行ったついでにおもちゃ屋で
たずねてみた。ベテランらしい店員さんも「?」な顔だった。
「申訳ありませんが、当店では扱いはございません」
仮面ライダーや何とかレンジャーやプリキュア何々やポケモン、
民放の抱き合わせ商品はいつものように山積みだったケド。

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ジル・チャーチル『カオスの商人』初見感想

二時間ドラマ「五月野さつき」の、原作シリーズ最新作。
創元推理文庫版をようやく手に入れ、読みました。

ジェーン・ジェフリイ第10作(原作は16作まで出版済)。
今回日本語版の最大の変化は翻訳者が故・浅羽莢子さんから
新谷寿美香(あらたに・すみか)さんになったこと。
とりあえず気づいた浅羽さん訳との違いは、kitchenの訳が
「お勝手/台所」から「キッチン」になった、の一点だけ。
まずは日本語版を一読した印象/感想のみメモ。

わたしならパーティの来客に地下室のパソコンを開放して
自由にゲームをインストールさせたりしたくない!

アメリカの紙製牛乳パックは日本の4倍サイズ、つまり
日本のが7cm角なのに対してあちらのは14cm角、巨大です!

次男トッド、声変わりしただろうにまだ「ママちゃん」?

school「スクール」には「流派、一派」の意味もあったはず。

そういえば原作のペーパーバック"The Marchant of Menace"
持ってたんだった。米国在住中に買って、読んでなかった。

両方読んで突き合わせるところを突き合わせて、後日また
感想を書くことにします。

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Aug 16, 2009

デジタル時代の野球観戦

その工夫?は偶然から生まれた。

ポータブルラジオを買おうと思い立ったのがはじまり。
畑で作業中iポッドで音楽を聴くのが大好きなのだが
熱中すると時間が判らないのが問題だった。こどもの
帰宅時間に遅れたり、買い物の予定が狂ったり。

ラジオなら毎回違う話を聞き流せるし、時間が判る。
iポッドみたいにベルトにつけて聴く小型ラジオ?
小さくてもスピーカーのついた名刺型ラジオ?
カタログを見たりして機種を検討し始めた数日後、
「そういえば!」と、白玉家所蔵のラジオを思い出した。

あるじゃんあるじゃん、下駄箱に災害用ラジオが!
手のひら大の準防水仕様で色は黒地にオレンジ色が数カ所。
電池も充電用手回しハンドルも使え、モノラルながら
スピーカーもついていて、ヘッドホンもかけ流しも可能。

これなら新品要らないや!と黒にオレンジのこのラジオを
テストしようとリビングで電池を替え、電源を入れてみた・・・

ここまでが前置き。長過ぎてスミマセン。

さて、点けたラジオから飛び込んで来たのは夏の恒例、
全国高校野球の生中継だった。冬の箱根駅伝同様好きだから
家に居るときはテレビ中継も点けっぱなしになっている。

・・・テレビの音声よりラジオの方が、詳しくて判りやすい!

かといってテレビは映像だから、消しちゃうほどではない。

そこでテレビの音だけ消し、ラジオの解説を耳にしながら
地上波デジタルの映像を観ることにした。をを、面白い♪

よく見ると、デジタル映像はリアルタイムの音声より
1秒ほど遅れて画面に現れる。通常は欠点と言われるが、
野球の場合はその方が判りやすい。なにしろラジオで

「投げました、打ちましたぁ三塁線を速い打球がレフトへ」

と聴いてから画面でピッチャーが投げ始める。これから
何が起こるか知った状態で中継画面を見ると、心づもりが
できているから視聴者のこちらもあわてないで済むし!

夏休みで在宅の子も思わず聴き入り、見入りはじめた。
普段スポーツ中継などほとんど観ないこどもだが、
ラジオアナウンサーの話術と解説者の説明があれば
中継映像が楽しめるのだ。野球ルールに詳しくなくても。

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Aug 10, 2009

逮捕の余波

覚せい剤の疑いで、のりピーこと酒井法子が逮捕された。
直後の日曜日に意外な場所で、彼女の名を目にした。

デパートの科学おもちゃ売場。店頭の手書きPOPに
「あの酒井法子も雑誌○○でおすすめ!」とあった商品は、
透明ケースのカラーゼリーにアリを放して巣を作らせ、
横から観察できるというキットだった。

近くにいた店員さんに、思わず声をかけてしまった。
「酒井法子さん、今回は残念でしたねえ。
ここに名前ありますけど」とPOPを指差した。
店員「・・・あ、はい、そうですね」

数十分ほかを巡ってまたこの場所に戻ってみると
「酒井法子」のPOP札だけ、そっと外されていた。

アイドル・女優として、日本やアジアで活躍していたのに
今となっては残念で仕方ない。神に与えられた歌舞音曲の
せっかくの才能を、こんなことでつぶさないでほしいと
芸能人の逮捕者全員に望みたい気分だ。観客として
よい演技、よい歌唱に、これからも酔っていたいから。

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Aug 07, 2009

五月野さつき、第四弾!

なんだかんだとドラマ化第四弾!うれしいシリーズ化?

TBSドラマ月曜ゴールデン
「ご近所探偵五月野さつき4・旅立ちの代償」

過去4作のデータはこのwikiページにまとまってます。

ジル・チャーチルの原作は「豚たちの沈黙」(創元推理文庫)。
第三作「殺意のキャンプ場」(原題「飛ぶのがフライ」)と
原作では前後してるけど違和感なし。下の息子役はぎりぎり
小学生で、第三作までリビングでwiiを操ってたけど今回は
「DSライトの新しい色だがDSアイじゃない機種(娘たち談)」。

そう、白玉家の娘ふたりの二時間ドラマ視聴デビュー作とも
なった今回の作品。途中愛人関係の描写でピンクライトの
ベッドシーンがちらっとあって、親のわたしはあせったが:

娘1「うわ、なにこれ、どこ?」
娘2「友達の○○ちゃんに教えてもらった。あのね(略)」
こらこら。
私「これはオ・ト・ナ・の・お・つ・き・あ・い♪」
娘?「じゃあパパとママもこんなこと、したことあるの?」
私「その結果があんたたちよ。さ、セリフちゃんと聴こう」

ともあれ娘たちもストーリーを理解し、見入っていた。
遺体シーンで「さっきのはマネキンだけど、これは演技だね」
などと妙に冷静なツッコミがあって可笑しかったが、途中
脚本の罠にまんまとはまり、真犯人は見抜けなかった。

肝心のストーリーはいつもの通り。でしゃばりのさつきと
(今回はアクを抑えて)絶妙な加減で寄り添う枝里子。
雨宮警部はいつものようにクールで、時々相好を崩す。

娘「この人どっかで見た?」私「元仮面ライダーだよ」

哲おじさんは、今回はぎっくり腰が何度も出たり
自身イタイ目に会ったりしたが、原作にたしか無かった
「昔なじみとの再会」設定が追加されたおかげか、
暴走しがちなさつきや、同じく暴走ぎみの、雨宮警部の
若い後輩刑事たちとの対比で、番組を引き締めていた。

長男役が今回大学に合格し、春休みのバイト先で
事件の第一発見者になり、容疑者の一人にされてしまう。
ちょっと気弱な地味目の男の子はイマドキ珍しいかも。
すれてない(マイクの)キャラ設定、白玉的に好きだな。

長女役は第一作でマニキュアなど塗るお洒落な?中学生
だったけど、今回は普通の「まんなかの子」でした。

次男役、ゲーム機も変わったが一番成長してましたねえ。
次回作があるとすれば、もう中学生だね、トッド。

今回半年以上ハードディスクにあった第三作とあわせて
やっとDVDに焼くことができたのだが、ついでに手元の
第一作第二作もチラ見したら、さつきのLDKの間取りが
かなり違うのでびっくり。第三作からは同じ間取りかな?
第一作、第二作はそれぞれ違うセミオープンキッチン。
第三作からはL型キッチンで、ダイニング・リビング・
和室が一直線になった部屋。こどもたち三人の会話を
さつきが背中越しに聞き、振り向く。下が成長したからね。
この間取り、俯瞰に夫の遺影もあって一番見やすいかも。

第四作から、玄関がスライドドアにリフォームされました。

そういった細部はいろいろ違うけど、シリーズとしては
設定一式が安定してきたかな?安心して見られます。
そういえば第三作まで冒頭にあった、蛇足みたいな
お見合いシーンが今回から消えていた。うん、もう不要。
着物メーカーとの提携、解消したのかな?と思ったら、
さつきの喪服シーンでしっかり紋付は出てきました。

次回作、あるかなー?また季節ハズレでも何でもいいから
つくってください。原作にまだまだ面白いの、あります♪

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Jun 01, 2009

アニメ「獣の奏者(そうじゃ)エリン」

わたしも高学年のこどもたちも毎週楽しみに視聴中の、
NHKで昨年から放送中のこのアニメ(公式サイトはこちら
原作は上橋菜穂子さんのファンタジー『獣の奏者(そうじゃ)』。
講談社青い鳥文庫版で全4冊、同社ハードカバー版で全2冊。

アニメ版は全50回の予定で、これまで放映済みの21話までで
青い鳥文庫版なら2巻目終了あたりまでストーリーが進行中。
わたしは原作を知らないままアニメから入ったので、放映後に
原作を追うと決めて、青い鳥文庫版の2巻までをまずは読了
したところ。(とりあえず最終4巻まで購入済み、しまってある。
青い鳥文庫版にしたのは、こどもたちも読むだろうから)

主題は人間と、飼われる動物との交流<とその限界>かな?
珍しい出自と獣と交流できる才能?を持つ少女エリンが
母と離れて成長し、その技ゆえに政治に巻き込まれていく話。

ほのぼの動物もので終わらない、ある意味重い展開ながら
大人にも高学年の子どもにも読める話。アニメ版はさらに
小さい子にも判りやすく、丹念につくられていると思う。

ラストを知らないが、ここまで観たアニメ版の特長は:

(1)「生活する」人々がしっかり描かれている。

働く大人、それを手伝い働き手に育っていく村のこどもたち。

エリン幼少期の母との衣食住、母が男社会で職を全うする姿勢、
村人同士の助け合い、掟を守ること、他地区への視線、本音と
建前。育った村を離れてからも他の地域/社会で生きてきた
さまざまな人々がエリンにかかわってくるが、皆しっかりと
各自の生き方で現在の価値観を形成してきた、ことがよく判る。
だから架空の動物が登場する架空の話なのに、リアリティがある。

(2)長幼、主従、師弟などのけじめがしっかりつけられている。

礼儀正しさはすべての基本。あいさつ、けじめの大切さ。

象徴的だと思ったのがアニメオリジナルキャラの男二人、
「ヌック」と「モック」のでこぼこコンビ。もと「卵泥棒」だが
エリンに命を救われてからは彼女の追っかけ?となり、
エリンの環境が変わっても(下働きの職を得たりしながら)
狂言回し的につかず離れず彼女を見守り、味方になる。

その彼らをエリンは「ヌックさん、モックさん」と呼ぶ。
学校の同級生たちも同様。ヌックとモックはずっこけ調の
おちゃらけキャラだが、自分たちより年長だから。

他のアニメの主人公キャラは大人の悪役でも呼び捨てなのに。

(3)母と子の結びつき、そして自立すること、見守ること。

エリンは10歳まで母ソヨンと一緒に暮らし、仕事を手伝った。
職を持つ母に対する子の気持ち。母を失ってからも彼女に
残る母のぬくもり、教わった技術。動物の種類は違うが
同じ職(獣医師)をめざすエリンにとって、ソヨンはずっと
目標とする先輩であり続けている。

こんな母になりたかった。こんな子に育ててみたかった。

またアニメの設定でうならされたのは、ソヨンの声が
全編通してナレーションを担当していること。彼女が
命を落としてエリンと別れる回でさえ、冷静に語っていた。

エリンがひとりで生きていくストーリーになってからも
ナレーションの声でソヨンは、つかず離れず娘に寄り添う。
ヌック、モックとソヨンがいつも、エリンのそばにいる。
全50話をともにする視聴者には、ストーリーが波瀾万丈に
変化してもエリンが決してひとりぼっちにならないという
安心感がある。だから長い話でもついていけるのだと思う。

細部まで描き込まれた原作の小説も、新しい技術を駆使し、
でも技術くさくなくつくられた名作劇場的アニメも、
どちらもおすすめ、どちらからでもおすすめです。

闘蛇(とうだ)と王獣(おうじゅう)の世界へ・・・

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Mar 08, 2009

作付プランと苗の数

この一週間は、新しい畑に通っては通路をロープでつくり、
できた3m×5mほどの4区画に何を植えるか考えてました。
去年の種があるから苗から育ててみようと思いたったところ、
一刻も早い種まきが必要な種類もあったので、大急ぎで。

畑の通路は、白玉ダンナの要望で共有耕耘機が入るようにと
ちょっと広幅75cmの、十文字。区画を「田」の字に切って
採寸し、キャンプ用のペグとロープで通路を確保済み。

その実測図から方眼紙に縮小見取り図マスターを作成し、
何枚もコピーして書き込めるようにしました。そこに
(縮小図の畝幅にぴったりサイズの付箋紙があったので)
作物別に本から色々書き抜いて、貼ってはがして考えました。
畝幅と作付けプランが仕上がれば、種類別の苗の数も決定。
土曜日に足りない種をホームセンターで仕入れ、さきほど
苗箱への種まきを終えたところ。って、発芽適温25度ぉ!?

当面は玄関の中や和室の窓際であたたかく保ち、発芽を
待つワケですが、もしかして無謀だったのでしょうか?
ま、家庭菜園だし、育たなかったら市販苗を買えばよし。

ところで種苗通販にこんなサイトを見つけました。

野口のタネ・野口種苗研究所

店主は今は実家の種苗店を継いでいるが、若かりしころは
あの手塚治虫さんの担当漫画編集者だったとか。
サイトにある回想エッセイからは、今は亡き巨匠の
人柄がしのばれて興味深いです。また読みに行こっと。

そういえば、このブログでカテゴリ「おりがみのさく」と
「映像・音楽・コミック・活字」のコラボは初めてかも!

そして「おりがみのさく」、カテゴリ名を変えました。

【旧】おりがみのさく(庭と園芸)
【新】おりがみのさく(庭と畑)

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Feb 01, 2009

年齢規制

私ならR18と格付けし映画の松田優作を観る


数日前の深夜、白玉ダンナと映画「甦る金狼」を見た。
また上の子に少し夜更かしを許した日、白玉ダンナは
リビングで、映画「グッドモーニング・ベトナム」の
ビデオを観ていた。ベトナム戦争で駐留米軍向けラジオの
DJをしていた男性の実話をもとにした、現地ロケの映画だ。

ラブシーンこそなかったが、下ネタ満載で流血シーンも。
そして上層部に煙たがられながらもマイクに本音を炸裂
させた主人公のDJ氏の、評価と運命は。

彼とわたしは主人公のDJが繰り出す下品な英語ジョークと
絶妙な字幕に大笑い。子は下ネタなど判らなくて当然だが
画面の雰囲気は目新しいらしく、時折自分の本から顔を
上げて、スクリーンと音に意識を向けていた。

そして彼女は、「戦争」のリアルなところを初めて映像で見た
ことになる、はずだ。駐留とは、現地の人は、そして戦闘。

流血の市街戦シーンなど、米本国ではレーティングが
どうだったのか気になる内容だったけど、彼女は途中から
けっこう真剣に見入っていた。これから歴史を学ぶにあたり
あまた出てくるはずの、過去の「戦争」の実情の一端。

わたしにはこの映画が子の成長に害を及ぼすとは、
どうしても思えなかった。11歳のこころは何を感じただろう。

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Jan 13, 2009

日めくり万葉集

NHK教育テレビの五分番組。(詳細は番組サイト

一日一首、著名人が万葉集の中からその歌を語り、
関連映像をバックに檀ふみさんの朗読と現代語訳、
背景解説が淡々と語られる。まぁ地味な番組だ。

でもなかなか通読できない万葉集の抜粋を
短時間に聴かせてくれるから、けっこう面白い。

放送は週五日だが、年明けから始まったらしく
まだ二週目で、10回にもいっていない。もっとも
BSハイビジョンでは一年前から放送していたそうで
番組サイトで一年分の内容(=今後の放送内容)が
ざっと見られたりする。(白玉家ではBSは受信不可)

地上波第一週は額田王(ぬかたのおおきみ)や大伴家持
(おおとものやかもち)といった有名どころの歌が
連発されたが、だんだんわたしの知らない歌も出てきた。

選者も俵万智さんが概出、今週は馬場あき子さんや
小島ゆかりさんが登場する予定で、他の著名人も
けっこう豪華な文化人を集めている印象だ。

個人的には深夜、リビングに洗濯物を広げて
たたんだり仕分けするときのBGVに、重宝している。
「あと靴下7足」なんてときに一本ずつ流したり。

とりあえず録画してもたいした容量じゃなかったし、
当分はちょっとした耳学問として、楽しませてもらおう。

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Dec 03, 2008

三たびドラマで「五月野さつき」

愛読のジル・チャーチルのミステリ「主婦探偵ジェーンシリーズ」
二時間ドラマ化第三弾が、前作からちょうど一年、初回の第一作
からはなんと一年半の月日を経て、おととい放映された。

TBS月曜ゴールデン「ご近所探偵五月野さつき・殺意のキャンプ場」。

第二弾が「殺意の同窓会」だったから、まぁ安易なタイトルだわ。
読売新聞テレビ欄にあった今回の試写レビューでも:

(引用はじめ)
片平(なぎさ:白玉注)らのコミカルな演技は親しみやすく、
肩の凝らない作り。しかし、推理は冴えるが私生活では失敗ばかり
・・・という主人公の人物造形には新鮮味がない。
(引用おわり)

と手厳しい。でもまぁ「肩の凝らない」娯楽作ならこんなもの。
日本の二時間ドラマってありとあらゆる職業のシロウトが
探偵役になっているから、専業主婦では目立たないってだけ。

三人の子持ち未亡人のさつき。かっこいい刑事の友人(原作では恋人)
がいて、世代は違えど隣家の主婦と以心伝心の親友、って設定は
ある意味主婦の理想?しかも夫は事故死して家を残してるし。

つまりミステリというよりは、原作何巻かの解説にあった通り
主婦にとってのファンタジーなのでしょう。

ただ、この師走にキャンプ場の話とは季節外れだし、出演者の
ファッションが二シーズン前の春夏ものだったような気が・・・
前回の放映からだいぶ間があいたのに子役三人の印象がほとんど
変わっていない(特に次男役が低学年っぽさを保ったままだった)
ことも考えると、もしかして、まとめ撮り後のお蔵入りだった?

ドラマ第一作は原作シリーズの第一作でタイトルも同じだったけど
ドラマ第二作は原作の第四作めの翻案で、今回の第三作は
原作シリーズ第九作目(日本語訳の最新版)『飛ぶのがフライ』
を早くも映像化。シリーズの途中をすっ飛ばし過ぎ!だし
次回以降どうなるかは(翻訳者を亡くした原作同様)かなり心配。

でも第一作のレビューでも書いた通り、主人公の片平なぎさと
親友の中澤裕子、刑事の細川茂樹というメインキャストの三人は、
息が合ってて今回も楽しませてくれた。

BGMやテーマ曲も、白玉的にはけっこう気に入っている。

ドラマの出来はあまたの二時間ドラマに敵わないかもしれないが、
「ご近所探偵五月野さつき」シリーズ、まだまだ続いてほしい。

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Oct 17, 2008

文明堂のテレビCM

つい最近、3時ごろテレビをたまたまつけてた(か録画しておいた)ら、
文明堂のカステラの有名な(・・・と思いこんでた)CMが、目に入った。

オッフェンバッハの「天国と地獄」冒頭のメロディーにのせて
「カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂」を二回繰り返す。

画面ではクマだかの白い動物のマリオネットが五匹?ラインダンスを踊る。

これ、関東限定版だったらしい。文明堂も全国に何社かあるらしい。
(ウィキペディアの文明堂襴はここ文明堂新宿店のサイトに動画あり)

わたしの鼻歌に首をかしげるこどもたちを納得させるために、
何とか最新版をこどもたちにも見せたいんだけど。

平日の三時前後の数分だけ、適当な民放で録画をし続けたら、
つかまえられるかしらん。

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Oct 15, 2008

映画「おくりびと」

数駅先の映画館がレディースデイだったので、前から観たかった
映画「おくりびと」を観てきた。

平たく言えば納棺師(のうかんし)の話。

「死体洗い」などと揶揄され、決していいイメージではない仕事だが
ひょんなことからこの仕事をすることになった男性が主人公だ。

実はシナリオ雑誌に全文が掲載されていたのを立ち読みして、
ストーリーもエンディングも先に知っていた。けどけっこう感動できた。
涙ぐまされたりクスクス笑わされたりするシーンもあった。
二時間が、あっという間だった。

【以下感想内にネタバレあり。映画未見の方はご注意ください。
一旦ストップして映画を観てから、読んでいただければ・・・】

本木雅弘さんと広末涼子さんの夫婦がまずお似合いだったし、
山崎努さんの社長、吉行和子さんと笹野高史さんの銭湯コンビ(?)、
他のキャスティングも絶妙で、死体役さえはまり役だった。

本木さんと遺体となって対面する「顔も覚えていない」父親役の
峰岸徹さんは、つい数日前に本当に亡くなったばかり。これが
遺作ではない(今後公開作品がある)そうだけど、役柄と実生活が
かぶって見えて、峰岸さんが映ったシーンでは涙が止まらなかった。

妻役の広末涼子の卵形の顔が「ストーリー中盤以降の重要な
白い小道具」とマッチしていたのも、印象的だった。

わたしにはとても務まりそうにないけれど、納棺師という職業、
あなどれないと思う。未知からくる偏見は、この映画を観て消えた。
何度も出て来る納棺の所作が、どれも美しかったので驚いた。

死体ばかりの?映画だったのに、観終わって映画館を出たら
なぜか美味しい食事を食べたくなった。フグの白子は無理でもね。

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Sep 09, 2008

振り袖、ピラミッドを登る

これは小池百合子さんの、処女出版本のタイトル。
自民党総裁候補として話題の彼女が学生時代、留学生として
エジプト・カイロ大学で過ごした日々を、つづった本だった。

実はわたしはこの本を、新刊当時に買って読んでいた。
当時の新聞に紹介されていた記事を見て、だったと思う。

書中に出てくる異国の暮らしは物珍しく面白く、何度も読んだ。
イスラム教のいわゆる「ベール」=エジプトでは「アバーヤ」を
小池さんが地元の同級生の女の子たちと試着したくだりを読んで、
服飾文化や服飾史に興味を持ち、自分の学生時代のテーマにした。

わたしには、専攻を決める大切な「きっかけ本」だったのだ。

なので小池さんのことは、マスコミで名を聞く度に気にしていた。
黒い噂もなくはないが、政界の荒波をうまくわたっているほうでは
ないかと思いながら。

わたしのほうはというと、研究は卒論で一応区切りをつけたけど
その後(エジプトではないが)アフガニスタンを旅行した知人に
現地の真っ黒いヴェールをお土産にお願いして、実物を手に入れた。
これは今も手元にある。ちゃんと仕立てた面白い構造になっている。

でも小池さんのあの本は、ウチの本棚にはもう見当たらなかった。
久しぶりに政治色のなかったころの小池節を、読みたかったのに。

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Sep 06, 2008

ソリストの衣装

クラシックコンサートにいつも行けるわけではないので
NHKとかのテレビ番組でホールの雰囲気を味わっている。
録画してDVDに焼いておくと、こどもたちがリビングで
勉強するときとかに、無難なBGVにできるし。

(日テレの「TANTOクラシック!」ツキイチ深夜一時間枠で
読響の演奏が見られて好きだったのに次回で最終回、残念!)

さて週末にNHK「芸術劇場」でフランクフルト放送交響楽団の
演奏を見た。おなじみベートーベンの交響曲第五番「皇帝」。
ピアノソリストの女性が冒頭のソロ部分(カデンツァ)を
弾き始めたのはよかったが、あれれ?いつもと何か違う?

この場合の「いつも」とは日本人女性ソリストがピアノを弾く
ステージのこと。でも違和感の原因は、音楽そのものではなかった。

今回のソリスト、グランドピアノに向かい横顔を見せている
エレーヌ・グリモーさんが、ドレス姿じゃなかったからだった。

エレーヌさんの服装は地味な黒のパンツに無地のブラウス。
まるでリハーサル中?と思わせるような服装だったけど、
これがサントリーホールでの、日本公演本番の映像。

へー、派手なフォーマルじゃないソリストもいるんだ!

わたしの知る限り、日本のクラシックソリストの女性は、本番で
たいていドレスを着ている。それも原色の派手なデザインの。
少し前に「N響アワー」でラフマニノフのソリストをしていた
妙齢の中村紘子さんも、背中を露出したグリーンのドレスだった。

「日本人ソリストはドレスでなければ」などという決まりが
あるわけじゃないとは思うけど、本番で普段着風の女性ソリストを
わたしは過去に、見たことがなかった。だからエレーヌさんの
いでたちが、わたしの眼に新鮮に映ったのだと思う。

所変われば・・・の見本かもしれない。

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Aug 22, 2008

体操陣はガラに出たのか

北京オリンピックがそろそろ終盤。今回も明暗あったが
前回アテネ以来、ずっと謎に思っていることがひとつ。

体操男子団体が堂々の銀メダル。せっかくの結果なのに
フィギュアスケートの「エキシビション」にあたる
体操の「ガラ」に、日本選手陣はなぜ出演しないのか。
そしてそれをテレビ中継で、なぜ大々的に流さないのか。

前回アテネでも団体金だったのに、選手団はガラ不参加で
さっさと帰国。金チーム、自国チームのいないガラなんて。
今回も(ウチはBSが入らないからどっちにしても見れない
とはいえ)ガラの存在、20日に実施されたらしいことすら
あまり周知されないまま、選手団もいつの間にか帰国して
しまっていた。日本では闇に葬られるガラ。なぜだろう?

エキシビション同様に、ガラへの出演、放送に気合いを入れて
もらえたら、もしかしたら「カッコイイ」って思うこどもが
増えたりと、体操競技の底上げにつながるかもしれないのに。

なによりも、富田選手、内村選手らのいきいきとした演技を
もっと見たかったのに。

採点のプレッシャーから開放されて、選手ののびやかさが全然
違うガラ。ルール外の技も見られる?珍しいチャンスなのに。

出ないなんて、地上波で放送されないなんて、もったいなすぎる!

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Aug 03, 2008

銀座は子連れに甘くない

銀座のデパートで開催中の高橋留美子展を見たいという
子を連れて、久しぶりに土曜午後の都心に出かけてきた。

地下鉄を乗り継いで着いた会場内は、予想通りの大混雑。
それでも波があったので、すいたタイミングを見計らって
観覧し残したコーナーに戻ったりしながら、原画を楽しんだ。

一番面白く一番混んでいたのが、著名漫画家さんたちが
高橋留美子のキャラ「ラムちゃん」を競作で描いたコーナー。
グッズ売場もすごい人だったので、ウチは図録だけ購入。
古いけどこどもたちも大好きな『うる星(せい)やつら』の
作者の世界は、堪能できた。幼い観覧客は、少なかった。

さて会場を出てデパートのティールームでこどもと一服し、
わたしの用事で某中堅ファッションビルに、立ち寄った。
子はその間、同じビルの書店でゆっくりしたかったらしいが、
児童書コーナーにも座って読める椅子はなく、大人用の
椅子も少なくて、結局立ったままはいやだとわたしに
ついてきた。わたしが店員さんと個室でやりとりしてる間
その店のカウンターの椅子で、持参の漫画文庫を読んでいた。

実はもう一カ所、移動して別のデパートの原画展覧会も見る
予定だったが、子が地下鉄の乗り換えと街の人波に酔ってしまい
「まっすぐ帰りたい」と言い出したので、そのまま帰宅した。
まぁ小学生に面白いかといえば、銀座はそうでもないかもね。
地下鉄には花火大会に行くらしい浴衣の男女が何組もいたが
「ママじろじろ見ないのよ」と言い残して、彼女は寝付いた。

そういえば以前、こどもたちがもっと小さかった頃に三人で、
ベビーカーで銀座を訪れたことがあった。そのときの感想は
「銀座は子連れでくる街じゃない」ということ。トイレは
狭いし、授乳室やベビーコーナーは大手デパートの子供用品
フロアにしかないし、幼児が退屈せず遊べる場所もなかった。
最後はぐずりだしたこどもたちをクルマのショールームに
連れて行き、その片隅にしゃがませて、迎えを待ったもの。

やはり銀座はオトナの街、ということか。

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Jul 28, 2008

ダビング10はちょっと面倒

録画とは過去をわざわざ繰り返し未来の時間を食いつぶす技
(再掲)


テレビ番組を家で録画したものが「ダビング10」の施行?で
10回までダビングできるようになった。

これまではダビングの可能回数はいち録画当たり一回限りで、
お気に入りの録画をDVDにコピーすると、終了後自動的に
ビデオデッキのハードディスクから消去されてしまっていた。

それがダビング10施行後は、録画データに「残りダビング
可能回数」が表示されており、一回ダビングすれば「残り9回」
まだダビングできる、つまりあと9回ダビングするまで
ハードディスクから消去されなくなったのだ。

これ、便利なようだがちょっと不便。ダビングしても、
焼きつけ終えた番組が消去されずに残ってしまうからだ。

何回もダビング・保存するなんて、個人では滅多に必要ないのに、
ダビング終了後、サブタイトルごとに手作業で削除する手間が
増えてしまった。新制度もよしあしだわ。

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Jun 29, 2008

踊る指揮者

「小学生連れは無料」というチケットを入手できたので、
アマチュアオーケストラ「八王子フィルハーモニー」の
定期演奏会に行ってきた。自由席だったので子の一人は
前から二列目で奏者の手元に見入り、一人はいい音で
聴きたいと中央やや後ろのいい席に陣取り、寝入ってた。
わたしも第三楽章とかでちょっとうとうとしたけれど、
やはりオーケストラは面白い。今回は特に指揮者が
すばらしく、すっかりファンになりました。

櫻屋敷滋人(さくらやしき・しげと)さん。
まだ学生か?って感じの若い謙虚な方に見えたけど、
演奏者たちにも聴衆にも判りやすい、見事な指揮だった。

ショートカットの頭が揺れると、髪の動きさえ指示に見えた。
めまぐるしく動きを変える白い指揮棒と、反対の手の指先で
「次は打楽器」「次は低音部」「よーしここでホルンソロ」
とアクセントをつけさせて、的確に各パートを響かせてゆく。
黒い燕尾服のパッドの入った肩が上下し、背の横じわも動き、
燕尾さえも踊らせて、両ひざは指揮台狭しとステップを踏む。

ピアニッシモでは身を縮め、フォルティシモでは伸び上がり、
左右対称のロボットのような動きで交響曲を盛り上げたり、
上半身をしなやかに左右に振って、ワルツを回したり。

オーケストラの一番後ろにいるパーカッション担当者が
にこにこして音を出していたのも忘れられないが、
言葉にすると「踊る・はねる・ただよう指揮者」。
とにかく全身を使って各パートに判りやすいキューを
出し続ける彼は、背中を見ているだけで、音楽だった。

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Jun 24, 2008

なぜか漫画で見かけるシーン

本当に漫画のように泡立てた食器洗いはすすぎに困る


小学生の通学路は、なぜか電柱と板塀のある路地。
(20年前ならともかく、板塀が続く道って・・・)

同棲カップルの女が買い物に行くと、
なぜか八百屋でオレンジを選び、大量に買っている。
または、紙袋かレジ袋から、長ネギをのぞかせて帰る。

これらとは別に、あくまで「漫画ならではの表現」で、
現実に目撃したら変!な描写もある。

「ぼーぜん」となったキャラの左肩から、上着がずり落ちている。

同じくライバルに打ちのめされると、服のボタンが急に掛け違う。

台所での洗い物シーンで、シンク一杯に洗剤を泡立てる。


また思いついたら追加するかも。

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May 29, 2008

深夜テレビで工場見学

こどもたちが寝ついてから見るテレビの深夜番組。
エロ・グロ・お笑いばっかりかと思っていたら、
意外に真面目な番組を発見。面白がる子がいるので
毎週録画しておいて、昼間一緒に見たりしている。

(もしかしたら地域限定かもしれないが)
TBSで毎週水曜日25:25からやっている、
第二アサ(秘)ジャーナルという番組。
番組ロゴでは「秘」の字はマルで囲まれていて、タイトルは
「だいに・あさひ・じゃーなる」と読むそうだ。

サブタイトルが「大人の社会科見学」ということで、
男二人、女一人のタレント三人組が工場見学をする30分。
初めて見たのが一年間のダイジェストという回だったが、
過去には、例えば魚肉ソーセージ工場、自動車組立工場、
有名お菓子、ブラジャー、などなど、さまざまな工場を
毎週毎週、けっこう真面目にレポートしてきたらしい。
最近の放送ではチョコレート工場、電球工場、手作業で
つくられる高級腕時計工房などを、見学していた。

見学者がおとな数人とカメラやスタッフだけだから、
小学生の団体見学とはまた違う部門へも、潜入している
かもしれない。新製品や最新技術のさわりなども紹介して
くれて、確かに見応えのある「大人の社会科見学」だ。

製品もあやしいモノは取り上げないし、トークもエッチな
方向に突っ込むことがまずないので、こどもに見せてもOK。
ニッポンのものづくりの映像を高学年の子が見ることで、
面倒がらずにものごとに取り組む姿勢を学んでくれたら
よいのだけど、そんな理屈抜きでも、工場の中って面白い。

わたし的にはこの番組、BGMの選曲もツボ。

タイトルバックががあの「Gメン'75」のテーマだし(笑)
電球のガラス工場ではピンクレディーの「透明人間」に
Kinki Kidsの「硝子の少年」って具合。歌の内容が画面に
妙にマッチした、やや懐かし系歌謡曲やポップスの数々。
もしかしたら選曲の人とけっこう近い年代なのかな?
と思いつつ、家にいながら工場見学・・・いい娯楽です。

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May 27, 2008

姉妹別行動

この週末、こどもの一人とオーケストラを聴きに行って来た。
地元のアマチュアオケだから格安(高校生以下無料♪)だったが
ナマ演奏はやはり迫力があったし、中盤客席で気持よくうとうと・・・
もお約束?こどもにつきあいつつ、わたしも楽しんできた。

さてその間もう一人の娘は?というと、午前中姉妹で某習い事、
までは一緒だったが「オーケストラ?あたし興味ない」と断言。
なので今回はお迎えで引き取ったあと、彼女一人だけ自宅の
最寄り駅に途中下車させて、白玉ダンナにまかせることにした。
パパと二人だと大好きなメニューで外食できたりするから、
それはそれで彼女も楽しみにしているらしい。

その彼女は別の演奏会、例えばハープソリストのコンサートとか
妙にマニアックな演目に興味を示し、行きたがることがある。
でもオケ好きな方を誘っても「ハープだけなんてやだ」と言う。
なので次回はハープを聴きにいくことにして、また二枚だけ
チケットを取った。その日はオケ好きな方がパパと過ごす予定。

同じクラシックなのに、姉妹で早くも好みが分かれてきたとは
面白い。手間はかかるが、これも個性というべきなのか。

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May 07, 2008

漫画「奈緒子」

小学館文庫、全25巻を読破。格安で中古を揃えられたので
ネットで転売して利ざやを稼ぐ予定だった。なのに、はまった。
このまま手元に置いておこうか、思案中の作品となった。

まずタイトルがいい。作品ジャンルとしては青年コミックの
現代スポ根もので、陸上競技の駅伝・マラソンがテーマ。正直
汗臭いし泥臭いし熱いし、派手ではない物語だ。だが作中の
重要人物「奈緒子」の名を冠し、彼女を一貫して語り手として
起用したことで、作品にさわやかな風が吹いた。もしこの題で
なかったら、作者も読者も、暑苦しさに息切れしていたと思う。

ある天才少年と多くの青年少年と、ひとりの少女の成長物語。
それを見守る大人たち。それらをすべて包み込む架空の離島
「波切島」の大自然と島の素朴な暮らしとが、彼らを育んでゆく。

島を離れて彼らが挑む競技会での迫力ある駆け引きも面白いが、
走る場面にすっと織り込まれる回想シーンが、また、いい。

競技中に選手が幾度となく遭遇する肉体的、精神的な試練を、
島での生活や、積み重ねた厳しい練習や、当時のちょっとした
会話が、救う。体力が限界でも耐えてふんばる気力を培ってきた
陸上部員たちは、皆がタスキをつなぐ駅伝大会で、力を発揮する。
親譲りのずばぬけた才能を持つ「壱岐雄介」も、友や家族や
「奈緒子」とのふれ合いを通じて、一流ランナーになってゆく。

そう、競技と平行して展開されるのが、壱岐雄介と兄の大介と
篠宮奈緒子との、切っても切れない結びつきのストーリー。

雄介と大介の父、壱岐健介は、将来を嘱望されたランナーだった。
しかし経済的事情で高校進学も陸上競技も断念し、漁師となって
島で同級生と所帯を持つ。雄介をわが才能を継ぐランナーに育て、
大介は看護婦である妻、和子の学力を受け継いだ医者とするべく
兄弟の個性を活かし、のびのびと育てていた。

だが雄介が小学一年生のとき、東京から篠宮一家が島を訪れる。
瀬渡しの船頭に雇われた健介は、船から海に落ちた幼い奈緒子を
救うために海に飛び込み、帰らぬ人となったのだ。

雄介は大好きな父を奪った奈緒子を憎むが、大介は知らされぬまま
数年後に奈緒子と再会し、彼女に恋心を抱く。その奈緒子は、
雄介に詫びる気持を捨てられぬまま波切島に移住し、陸上部に入る。
そして雄介と奈緒子は互いの走る姿や競技会に向けた気構えを
見るうちに、認め合い、陸上を通して支え合う存在となってゆく。

各話の最後に、奈緒子が淡々としたナレーションで状況と心境を
語る。彼女は雄介だけを見ているが、それを見守る大介は・・・

男臭い駅伝やマラソン大会の場面が連続するストーリーだが
この淡い三角関係が底に流れるためか、読後感は案外軽い。

さらに作中の大人が、教育者として印象に残る人物ばかりときた。

波切島高校陸上部の西浦監督や、実は陸上の名伯楽である老漁師
「権(ごん)じい」、陸上部員の父である島の病院長、それに
壱岐兄弟の母、壱岐和子看護婦長と、回想シーンの父、健介。

情報に踊らされず、見たもの感じたものを大切にする島の暮らし。
こどもの個性と可能性を信じ、全力で背中を見せて育てる大人たち。
親として、わたし自身が反省させられることの多い物語でもあった。

あぁ、通読したら手放すつもりだったのに!

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Mar 25, 2008

漫画「イティハーサ」

分厚い文庫全七巻のコミック「イティハーサ」
(水樹和佳子著、ハヤカワ文庫)を、一気読みした。
完結までに13年を費やしたという、作者渾身の作品だ。

ジャンルで言えば「SF大河ファンタジー」だそうだけど、
舞台は未来ではなく、古代日本。綿密に練上げられた世界観に
神々と人々が多数登場し、かかわりあってゆく。

繰り返される血なまぐさいシーンと、美しい神々の描写。
言霊(ことだま)の力。名の力。大地の力。樹(気)の力。
神ゆえに、人ゆえに各自が得たり失ったりした、悲喜こもごも。
空間も時間も超越して哲学さえ伝わって来る、物語だった。

本を閉じて、自分が触れている短歌の世界のことを思った。
わたしは一語一音を、ここまで大切なものと認識していただろうか。

きっと作者は漫画の神に愛されて、この作品を生んだのだ。
片手間に開くひまつぶしの漫画ではないが、また「ひたりたい」。

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Mar 11, 2008

聴き比べ

ドラマ「のだめカンタービレ」がきっかけで、白玉家では
時ならぬクラシックブーム。図書館やレンタルショップで
有名曲のCDを借りてきては、BGMとして流している。

「ヴァイオリンを習いたい」なんて子も現れたけど
その話は置いといて・・・

演奏者や指揮者によって同じ曲でも印象が変ることを、
今まで全く知らなかった。でも「のだめ」の登場曲を
違う演奏で何枚も聴くうちに、サビやサワリだけを
フェイドイン・フェイドアウトで何十曲もおしこめた
ダイジェストCDでは飽き足らなくなった。やはりちゃんと
全曲演奏版で全楽章、数十分の演奏を聴いたほうが面白い。

例えばドラマ「のだめ」の主題曲は「ベトしち」こと
ベートーベンの「交響曲第七番 イ長調 作品92」。

ドラマでの演奏は「梅田俊明指揮・のだめオーケストラ」
だったそうだが、図書館で借りてきた:
「カルロス・クライバー指揮・バイエルン国立管弦楽団」
はもっと荒々しく、でも手慣れた印象の、聴く人まで
元気が出そうな全4楽章だった。

もう一枚:
「フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮・ロイヤルフランダース
フィルハーモニー管弦楽団」の演奏は、同じ曲なのに
優しくゆるくやわらかく、安心してコンサートホールの
座席でくつろげそうな演奏だった。

こどもたちにどっちが好きか訊いたら「元気なほう!」
わたしはヘレヴェッヘ版も嫌いじゃない。

「違いがわかる」は好きの第一歩。まずは楽しみたい。

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Feb 27, 2008

たまには映画

ロードショーに久々に見たい映画があったので
レディースデイの割引を使って映画館に行ってきた。

わがメガネの中いっぱいに展開される大画面と
(一応感動系の)ストーリーに、気がつくと
暗闇の中で片目から水が・・・(なぜに片目?は謎)

レンタル開始まで待たなくて、よかった。

一人で行く映画、たまにはいいかも!

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Feb 25, 2008

現代っ子と世界名作劇場

こどもたちはそれぞれ、興味を持つ分野の「分冊百科」
(=毎週か隔週、ときに付録つきで発売される薄い専門誌)
を自腹で購入している。週刊でも一冊500円程度、付録つき
隔週ものなら一冊千円近くするから、小学生ならこづかいや
お年玉を駆使しても、おそらく一年たたずに破産するはず。

でも、そこまでして自分で買い続け、それ以降もきちんと
毎週内容を勉強し続ける決意が見えたなら、その時点で
家計からの購入にしてあげる予定。始めたら最後まで、だ。

ところでこの分冊百科、最近はいろんな分野のものが
乱立気味に創刊され、テレビなどでも宣伝されている。
最近では専門出版社デアゴスティーニでこんなの
創刊された。かつて毎週日曜の夜放映されたアニメの
「世界名作劇場」の傑作三作を、DVDで週一話ずつ、
というものだとか。わたしもラスカルやマルコの話は
好きだったから、再放送をエアチェック編集してDVDで
全話持っている。ただし、これをうちの現代っ子たちに
見せるとなると、食いついてくるか?かなり疑問に思う。

実際に一回三十分の世界名作劇場を現在見直すと、
近年のアニメと違って話の展開が遅い。遅すぎる。

内容も普段の暮らし(アニメ用語で言う生活描写)が
延々と続いたり、「母をたずねて」など少年が荒野を
歩いて横断し、他の人物とほとんど出会わぬ三十分、
という回さえある。クルマも飛行機もない時代の旅、
も想像つきにくいし、スピーディーに結論が提示される
最新の映像に慣れてしまったこどもたちが、こういう
地味なアニメを座って見続ける、とは思いにくい。

一作一年間の放映だから、30分×50話以上もあるし!

実際うちの二人はこれを「ママの見るもの」と認識して
いて、つけると「つまんないから違うのにして」と言う。
わたしでさえ「こんなにトロい展開だったっけ?」と
眠っちゃいそうになるから、針仕事のBGVがせいぜいだ。

内容は確かにすばらしいし、腰を据えて世界観にひたれば
こどもたちの心の栄養にきっとなる「名作劇場」だけど。

週末、書店店頭に創刊号が平積みされていた。でも
「わが子にも感動を」と親が財布をはたいて持ち帰っても、
肩すかしをくうケースも少なくないんじゃなかろうか。

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Jan 25, 2008

ちょっとミーハー、予告編

フジテレビの冬のドラマ「ハチミツとクローバー」に主演の
生田斗真(いくた・とうま)さんは、同じく若手俳優の
山田孝之さんに似ていると、見かけるたび、思う。

それはともかく、たまたま目にした彼のプロフィールの
「1997年、NHK朝の連続テレビ小説『あぐり』出演」に
目を疑った。だって、

『あぐり』完全版DVD-BOXなら、わたし持ってる!

1984年生まれの23歳だから、彼の『あぐり』出演は13歳の頃。
ネットで調べた限りでは、生田さんは田中美里さん演じるあぐりの
長男、望月淳之介(小説家・吉行淳之介がモデル)の、少年時代の
一時期を演じたらしい。こうなると、彼がどんな場面に出てたのか
気になって仕方ない。今度その場面を探して、見直してみよう。

ちなみに、わたしが最近一番気になる俳優は、玉木宏さん。
「のだめカンタービレ」の千秋真一役があまりにはまり役で
その後どこで彼を見かけても「千秋だ!」と思っちゃうケド。

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Jan 05, 2008

テレビ朝日「地球危機2008」

正月四日のゴールデンタイムに放映されたこの番組

実家の茶の間の夕餉の席で、白玉ダンナが静かにチャンネルを
変えて見始めた。すると食後ゲームに手を伸ばしかけていた
こどもたちも、彼の膝によじのぼって真剣な顔で見始めた。

夜7時から11時と長い番組だったが、何とこどもたちは
最後まで見たいと言って、画面の前に座り続けた。
わたしたちも夜更かしをたしなめるのはやめにして、
静かにじっくり、見せてもらった。チャチャも入れず
クチもはさまず、こどもたちの知らぬ単語を通訳する程度で。

地球温暖化ってなぁに?CO2が増えるとなんでいけないの?
こどもたちが漠然と抱いていた疑問に、冷静なルポと司会が
判りやすく答えていた。じゃあ何ができるの?何をして
ゆけばいいの?少しでもこどもたちが感じてくれていたら、
親として、うれしい。

一夜明けた今日は昼前から帰京。新学期と仕事始めは来週だが
新年にふさわしい、真面目ないい番組が見られてよかった。

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Jan 03, 2008

箱根駅伝2008

駅伝で大地蹴りゆく若きらを画面に見守る三が日かな

スポーツ観戦は特に好きではないわたしだが、なぜか毎年
箱根駅伝中継だけは、腰を据えて見る。元旦にも実業団の
ニューイヤー駅伝があるけど、そっちには興味はない。
学生駅伝は出場が4回までと決まっている。その制限内での
大学間、選手間の競争。選ばれ、なお実力を出し切れるかは
最後までわからない。そんな一生懸命さが感じられるから
惹かれるのかもしれないが、じゃあ他競技は?と言われると謎。

ともあれ朝寝の家族を寝かせておいて、朝7時の直前レポート
から見る。新聞のエントリー選手一覧に、発表された各自の
担当区間をメモしつつ「ここは一年生に経験を積ませるかな」
「(二日目復路は)順位が見えてきたから経験ある上級生に
変えてきたか」などと監督やチームの思惑を想像したりする。

二日間で東京ー箱根を往復5区間する、10区間のレース。
正月二日三日は朝から昼過ぎまで、テレビの前に陣取る。

一区。スタートダッシュ、どこが抜け出すか、眼が離せない。
二区三区あたりは家事もしつつ「ごぼう抜き」に期待する。
四区。そろそろ差が出てくるけど伏兵の逆転などに期待。

五区の箱根山登り。せまい道路を上手く規制して運営する
関係者や警察車両、放送車などの動きがけっこう面白い。
上り坂を駆け上がる選手たちの懸命さは言うに及ばず、
沿道で声援を送る観衆や地元のひとびと、大学関係者の
必死さ。テレビ画面の隅々まで中継の楽しみは尽きない。

「出場大学でも横断幕とかあってにぎやかなんだろうね」
「沿道ののぼり応援団はどうやって配置されてるのかな」
「ゴール地点に走り終わった他区の選手が集まるときの
先回りルートはどこだろう?」
「ルートが見通せるあの建物の屋上は、特別一般開放?」

第一走者と二番手の間を走る第二放送車が、追い上げて
逆転なるか?となるといつの間にか二番手選手の後ろに
いたり、ゴール直前で伴走車両が別の道に誘導されて
消えてたり。

日本テレビの中継でCM直前にちらっと入る、昔の駅伝
風景のモノクロビデオも、けっこう好き。

二日目復路の山下り六区では、下位選手には監督の車も
警察車両もつかず、白バイ一台だけが伴走して状況報告
していたりする。報道バイクにカメラマンが同乗して
小型カメラを斜めに構える姿も面白い。

そして七区。小田原の平地の国道に来ると、いつの間にか
超特大中継車が一団を先導しているし、沿道の歩道の
隙間という隙間に、係員が配置されて人波整理にあたって
いる。多くの人々によってロードレースは成立している。
どの選手も、それを忘れず、完走できますように・・・

今年は波乱があった。前回優勝の順天堂大の五区選手が
往路残り500m地点で足をけいれんさせ、無念の棄権。
復路七区で有力選手がぶっ飛ばした東海大学も、最終
十区の選手が蒲田の踏切で足をくじいたとかで、ゴール
目前の棄権となった。

第一走者の通過から20分を越えたらタスキリレーは
つながらず、次区間の選手が繰り上げスタートとなる。
今回最も気の毒だったのが大東文化大。九区の選手が
途中で歩きになってしまい、再三の監督の励ましに
走り出すも間に合わず、十区の選手が繰り上げスタートに
なってしまった。その直後に監督判断で九区途中の棄権。
十区の選手はおそらく途中でそれを知らされたろうが、
気力を振り絞ってゴール。

もちろん二連覇の夢を断たれた順天堂大の復路の五人も、
順位無し参考記録と知りながら、予定通り走り抜いた。

頑張ったのは「関東学連選抜」の十人。予選会で落ちた
大学の、有力選手の寄せ集めチームが、堂々の総合4位。
10位以内の大学チームは来年無条件で出場できるけど、
今年はこのシード枠が9校に減った。したがって来年の
予選会で選ばれる10校、プラス学連選抜で計20チーム。
選抜選手それぞれの母校が選ばれる可能性を増やせた
ことは、ことしの十人と、監督さんの快挙だと思う。

選手のがんばりも、関係者の気配りも、四角い画面で
楽しませてもらって二日間の駅伝テレビ観戦は終わった。
三が日もあっという間に最終日。明日から平日モード。

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Dec 11, 2007

簡潔ならずとも

二週間パソコンに触らなかった。年末までのアルバイトが
繁忙期に入り、一日六時間勤務なのに夕方どっと疲れが出て
夜も眠く、ディスプレイに向かうどころじゃなかったからだ。
コールセンターは座りっぱなしのはずなのに、なぜ肩が凝る?

いろんな人と日替わりシフトでチームを組むから、いろいろある。
伝言用紙の書き方ひとつとっても、簡潔に、判りやすくと
気を使う。なので休憩時間には逆に、流れるような文学作品を
読みたくてたまらなくなるから、自分でも不思議。

で、最近通勤バッグに欠かさないのが現代語訳の『源氏物語』。
新しい訳もいろいろあるそうだけど、初めての通読に選んだのは
講談社学術文庫の今泉忠義訳。あの「けむ」やら「めり」やら
古典助動詞の数々が想像できそうな、流れるような訳文は、
読みながら密かに原文を想像するのが好きなわたしの読み方に
フィットしていて、休憩時間や通勤の移動中が楽しみになった。

源氏物語は現代ビジネスシーンの簡潔な伝達表現とはほど遠い。
かといって緩慢とか、冗長とか表現するのもそぐわない。
生活感のない、古代の有閑階級の人々の恋愛沙汰や相聞が
延々と続くだけなのに、不思議に退屈しない。文学の力か。

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Nov 15, 2007

五月野さつき、再び

以前わくわくして見た二時間ドラマ「ご近所探偵・五月野さつき」
の第二作が、週明けの19日(月)に放映。キターーー!!

サブタイトルが「殺意の同窓会」ということは、ジル・チャーチルの
原作では二作目、三作目を飛ばして四作目『クラスの動物園』
がドラマ化ってわけか。女たちの殺意が渦巻く泊込みの同窓会。
あの片平なぎさと中澤裕子コンビの今回の活躍が、楽しみだわ♪

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Nov 12, 2007

ペンネーム

原典は未確認だが、朝日歌壇に「奈瀬あすみ」という人の
短歌が掲載されたと又聞きした。わたしは耳を疑った。
「なせ・あすみ」といえばあの漫画のあのキャラではないか!

『ヒカルの碁』に登場する「奈瀬明日美」。
主人公ヒカルの院生(日本棋院プロ棋士養成部門研修生)
仲間である、紅一点的美少女キャラ。

漫画由来ではないとしたら、「奈瀬」も「明日美」もかなり珍しい
姓と名だから、それはそれで偶然の神のいたずらなのか?
この奈瀬さんは短歌も漫画もたしなまれるのか、もしや囲碁も?
などと想像力をふくらませてしまった。素顔はどんな方だろう。

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Oct 14, 2007

アニメ「もやしもん」

久しぶりに新番組を録画して、こどもと見た。
「菌が見える」青年が主人公の、マンガ原作のアニメ、
「もやしもん」(←アニメ公式サイト、菌たち踊ってマス)。

まやとるなは、最初「何これ、アニメぇー?」という顔だったが
オープニングの菌キャラCGが踊るところから釘付けになり
本編では大笑いして見たあげく、「もう一回見せてー!」
大学の描写が(もと女子大生の)わたしには懐かしい限りだし、
主人公の兄ちゃんのキャラクターも、妙にゆるくてまた良し。

いちおう深夜枠の番組だけど、CMもそれほど過激じゃないし
内容も、発酵食品のことがわかるこどもなら十分楽しめる。

これからしばらく、週末の「こどもとアニメ」はこのビデオだな。

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Oct 13, 2007

絵本の賞味年齢

小学校の朝の「読書の時間」に、保護者が交代で読み聞かせをする
日がある。わたしも先日二年生の教室で読み聞かせに初挑戦し、
主人公のガイコツ君のしゃっくりが止まらない・・・という絵本を
しゃっくりつきで読んだ。読んだ事のある子にクチをはさまれたり
「しゃっくり?犬の遠吠えに聞こえるー!」などとちゃかされたりも
したけれど、クラス全体のこどもたちの反応はまずまずだった。

さて、この数日前、家で四年生のまやを相手にリハーサルをした。
彼女に言わせると演出?はまぁまぁだったとか。でも本の内容に
ツッコミどころ満載だったと見えて、いろいろ矛盾を指摘したあげく
「ガイコツは横隔膜が無いから、そもそもしゃっくりできないじゃん!」

彼女も幼稚園や低学年のころだったら、こういう本を見せられたら
心から面白がったはずだ。今はもう屁理屈をつけてしまってダメ。

うちの子二人は、今のところ本好き(マンガ好き?)に育っている。
でも小さいうちにわたしが読み聞かせたあまたの絵本を、二人とも
ほとんど覚えていないそうだ。絵本の内容は年月を経ても変わらないが、
読む人間の方が成長して絵本を見る目が変わってしまうことって
あるのかな。なら、記憶に残らなくてもとにかく年齢向けの絵本を
その年齢のときに読んであげるって、実は大切なのかも?と思った。

二年生たちは絵本の絵に見入り、絵の要所をちゃんと読み取って
くれた。それを思うと純粋に絵本の世界を楽しめるのは、やはり
理屈を覚える前の、幼いうちだけなのかもしれない。

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Sep 30, 2007

神保町界隈

所用で都心に出たついでに、久しぶりに神保町の
古書店街
に行ってきた。頭のすみっこにいつもメモされている
「あれば読みたい本」各種や、歌集の出物を探すのが目的。
とはいっても2時間弱ではすべての店を回れるわけではない。
とりあえず立ち寄った店についての覚書を書くことにします。
(以下4店の順はランダムで、道順通りではありません)

*八木書店古書部(三省堂そば)

一階は近現代の日本文学の研究書が、著者名あいうえお順に
天井までズラリ。芥川から与謝野、牧水まで、もちろん大正昭和の
文豪名も多数。「吉行エイスケ」本まであった。(吉行エイスケは
夭折した作家で、吉行淳之介、理恵、和子三兄妹の父)

二階は古代歌謡から近世(江戸)まで、これまたあらゆる国文学の
新旧研究書が、年代順に棚を埋める。活字本だけでなく原書の
複製本もあって、原典解読したい人にも役に立ちそう。

残念ながらわたしの探していた現代作家の歌集はあまりなかった
けれど、大学生や研究者が喜びそうな品揃えという印象だった。

*けやき書店(神保町交差点から三省堂方面すぐ、ハヤオビル6階)

看板を見落としそうな店だが、近現代文学というのでとりあえず
エレベーターで昇ってみた。こちらは昭和平成のハードカバーや
文学雑誌バックナンバー、アトムカルタなど昭和のなつかし系
印刷物などなど。新しいものでは「蹴りたい背中」などまであった。

奥の角っこに、俳句短歌川柳コーナー。雑誌「国文学」「短歌」の
バックナンバーや、著名句集・歌集が並んでいた。わたしは
「塔」主催永田和宏さんの第五歌集「華氏」を発見、ゲットした。
ほとんどのハードカバーにはていねいにパラフィン紙のカバーが
かけられ、背表紙に<署名入>などとメモがあり、親切。店舗
面積の割に店員も多く、カードも使える。穴場な店かもしれない。

奥野かるた店(神保町交差点から水道橋方面へ徒歩3分左側)

古書店ではないが、ゲーム、カルタの専門店。変わりカルタや
百人一首、囲碁将棋チェスの道具に、こども向け知育玩具まで。
今回はお誕生日プレゼント用にこっそり、平面パズルを購入。
この店オリジナル製品も多く、ホームページから通販可。

*三省堂書店

超大型書店。文部省検定済教科書まで売っていた。
今回は一階奥の「マップハウス」へ。輸入地図専門店だそうだが
地球儀も学習用からインテリア向けまで文具店に負けない
品揃えだった。こちらもホームページから通販可。

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Sep 24, 2007

見ねば読まねば

「塔」9月号の自選があと少し残っているが、来週の週末には
こどもの運動会やら、義父母来訪予定やらで忙しくなる。
急がないと、あっという間に次の号が来てしまうぞ(汗)

それとは別に、ビデオ一気見がある。新居では今までの
BSは見れないかわりに「オンデマンドTV」と契約したので
スカパー!並の多チャンネルや、レンタルビデオ屋のような
ビデオの視聴ができる環境だ。ちょうど以前から見たかった
アニメ「牧場の少女カトリ」全編が見放題!と知り喜んだけど
この9月末までしかオンエアされない。(しかも録画不可)
全49話中まだ30話以上も見たいのが残ってるのに、
月末までに一気見する時間が、とれるだろうか?

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Sep 22, 2007

漫画「ブリザードアクセル」完結

少年サンデー連載だった鈴木央(なかば)氏のマンガ
「ブリザードアクセル」が完結し、最終コミックス11巻が出た。

男の子向けフィギュアスケートマンガだが、トリノ五輪後
早い段階で連載打ち切りが公表された作品。そのおかげか?
その後もそれなりのページ数を使うことができ、最終回までに
ストーリーや伏線がだいたい収束できていたことに、ホッとした。
中途半端なぶった切られ方にならないで、本当によかった。

フィギュアスケートマンガは女の子向けに多い。ポーズの美しさ、
ペア競技中の異性との触れあい(笑)、試合がドラマティックなこと。
でも「ブリザードアクセル」は男の子受けする?「ワザの習得」や
大技のダイナミックさ、スピード感、それを大舞台で披露する
競技者自身の快感、みたいな要素が前面に出されていた点で
毛色の違う作品だった。ペアパートナーの女の子との交流も
少し出てきたが、ワザを極める男子スケーターたちの中では
脇役扱い。ライバルの男の子のほうが、努力型、技術指向、
芸術肌、同じ天才肌といろいろ出てきて、やっぱ少年マンガだわ。

「ブリザードアクセル」の主人公北里吹雪くんは、潜在的な
ジャンプの才能を正しい練習で開花させ、ワザも伸びたが
同時に表現力も得て、観客の感動やライバルの向上心を
ひきだした存在として、描かれている。家族とのあつれきも
スケートのおかげで乗り越え、旧友ともスケートでつながる。
特技を得て、その力技ですべてを好転させていく彼の姿は、
破天荒ながら読者を引きつける。スケートの魅力を存分に伝え、
スケートをしない人にも夢を与えることに、成功したと思う。

スケートの専門家には「こんなの無茶!」な場面の連続で
眉をひそめる向きもあったと聞く。でも◯◯◯◯ジャンプも
途中で◯◯◯になるコンビネーションジャンプも、いつかは
誰かが実現するかもしれない。(今では小学生でも跳ぶ
三回転ジャンプさえ、夢と言われた時代があったのだ)
想定可能な技術的到達点をページ上に描いたことで、
今後現実のスケート技術の進歩を見守る楽しみを読者
(あるいは観戦者)に示した、その意義は大きい。

ラストシーンはバンクーバー五輪。アメリカ以外の外国選手の
ことは全く触れていないけど、ま、きりがないから目をつぶろう。
これを読んでフィギュアを始める男の子が出たら、いいなぁ。

余談だが、実在選手では恩田美栄(おんだ・よしえ)さんが
好きだった。ワザに加え、バレエダンサー的しなやかさを
特に要求される女子フィギュアの世界で、スケートの技術を
スポーツととらえていた、数少ない女性選手。技術的には
若い選手に越され、時流に添わんとの努力も結局はむくわれず
最後は影が薄かったけど、女子にしては無骨な演技が
妙に印象に残っている。もっと活躍してほしかったな。

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Sep 10, 2007

インカ・マヤ・アステカ展

上野の国立科学博物館で開催中の、

失われた文明 インカ・マヤ・アステカ展
ー世界遺産の宝庫 中南米三大文明ー

(2007年9月24日まで)

に、こどもたちと行って来た。(白玉ダンナは別行動)
まやが同じ名なので、学校の歴史の授業で出てくる前に
ひととおりの知識を得ておいたほうが、いいかと思ったもので。

土曜日の上野公園に入場待ちの列が伸びていた。35分待ち。
場内も入場制限がかかるほどの混雑で、わたしは人ごみの中
小学生二名が迷子にならないよう視線を飛ばすのに手一杯だった。
でも、広い展示場にビデオ上映と実物展示を何組も並べだ構成は
なかなかわかりやすい見せ方だったと思う。

一千年以上前の土器や黄金のアクセサリ類も印象的だったが、
こどもたちが一番興味を示したのは、生贄(いけにえ)とミイラ。
生者の心臓を神に捧げる信仰(アステカ文明)や、死者のミイラを
自宅の庭のほこらにまつって、まるで生きているように世話をする
風習(インカ文明)の展示に、こどもたちから質問の嵐。わたしは
解説文を判りやすく読みあげる、専属にわか学芸員と化していた。

会場では「NHKスペシャル」など関連ビデオが流されていたが、
夏休み中何度も放送されていたこれらの再放送は、もう、ない。
会場の売店に早くもそれらのDVDが、山と販売されていたからね。

売店も盛況で、精巧な親子の「ミイラ・フィギュア」(1000円)が、
いかにも日本のお土産っぽくて面白かった(買わなかったケド)
今回の記念にわたしが買ったのは、メイド・イン・グアテマラの
透かし織りショール(1575円)と、なぜかメイド・イン・ザ・USAの
「インカコーラ」の缶、それに瓶入りの「紫トウモロコシジュース」。
おうちでよく冷やしてから、みんなで味見しようね。

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Sep 04, 2007

ムック『蘇る封印映像』

久々に書店で衝動買いして・・・はまったぁ!正しくは:

『蘇る封印映像 幻の特撮&アニメ徹底ガイド』
(三才ムック VOL. 162)

著者は「天野ミチヒロ」さんで、初版発行2007年8月1日、
好評につき?早くも第二刷がこの9月1日に発行されたとか。

要するに過去の特撮テレビドラマ/アニメ/映画等で
現在は一部または全部が放映/入手等困難な作品について
その「諸般の事情」や名シーンを解説したムックなんだけど、
マニアってほどじゃないわたしにも、「これ、覚えがある!」や
「えーそうだったの?」のオンパレード。

テレビに関する記憶が「ウルトラセブン」からはじまっている
わたしにとって、冒頭いきなり「セブン」だったのが、まずツボ。

他にも「キャンディ・キャンディ」「巨人の星」「ウメ星デンカ」
などなど、主題歌をソラで歌える番組、キャラクターグッズを
使った覚えのある番組、そういえばいつの間にか消えていた
あの番組、と懐かし写真の連続で、つい読みふけってしまった。

「この物語は実在の人物・団体には関係ありません」の注釈が
初めて出されたのは、悪役ボスと同名の父親のクレームから?

かつての差別用語がサブタイトルや怪獣名に使われてるって
だけで、修正されたり再放送が難しくなった、数々の名作たち?

原作マンガは大作のわりに静かな締めくくりで連載を終えた
「タイガーマスク」。アニメ版の信じられない◯◯な最終回とは?

「封印」と銘打ちながら、部分改変/削除程度のエピソードも
多いから、マニア/オタクの方々には物足りない内容なのかも
しれない。けど白黒からカラーに移行するころの、活気あふれる
映像業界の裏話に興味がある(マニアじゃない)普通の視聴者の
アナタなら、きっと目新しい話題の連続で、楽しめるのでは?

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Aug 31, 2007

こどもと行った美術展

この夏休み、こどもたちと何カ所かの美術展に行ってきた。
普段映像や印刷でしか見ていない絵でも、原画を間近に見ると
ちゃんと「誰かが筆や道具で描いた」ものだと判る。
こどもたちにも、わたしにも、それは新鮮な驚きだった。

(1)ジブリの絵職人 男鹿和雄展ートトロの森を描いた人。
(東京都現代美術館、2007/9/30まで)

電車一本、地下鉄二本を乗り継いで、江東区の現代美術館まで
こどもたちは長旅をしぶしぶついてきた。が、いざ会場に入ると
ナマの絵の数と迫力に、目を丸くしていた。宮崎アニメ以外にも
背景画や他の作品が多数展示されていて、男鹿さんの画力が
うかがえる。いろいろな緑色を駆使した風景画やアニメ背景が
圧倒的に多く、屋内なのに四季を満喫した気分にさせられた。

(2)某折り紙教室の展覧会(銀座某ギャラリー、終了)

ここも電車で出向いたが、ウチのリビングより狭いギャラリーに
1000点以上の折り紙作品が展示され、講習会や材料即売も。
こどもたちは講習会で複雑なユニット折り紙に挑戦できたし
珍しい折り紙を買うこともできた。帰りが雨で大変だったけど。

(3)小山敬三美術館小山敬三記念館(常設)

実家から出向いた、洋画家小山敬三の作品を集めた美術館。
アトリエも隣に移築されて、記念館として公開されていた。
こどもたちにはまだあまりなじみがない、油絵の風景画の数々。
静物画、人物画、小山画伯の学生時代の習作、自画像もあり
ひとりの作家の生涯の創作活動と、その作風が伝わってくる。
アトリエは1929年築。昭和の洋館の内装は素敵だったし
こどもたちには再現されたアトリエも、興味深かったようだ。

都内では新高輪プリンスホテルに大作の壁画「紅浅間」が
あるとのこと。「いつか見に行きたいね」と皆で話した。

(4)美内すずえと「ガラスの仮面」展
(世田谷文学館、2007/9/2まで)

有名な演劇漫画(未完)の原画や関連資料の展示会。
展示室には(作品ファンと思われる)大人の女性が大勢いて
小学生連れは(その時は)ウチくらいだった。まやとるなは
まだこの大作を読破していないけど、何冊かは事前に
わたしの蔵書で読ませておいたので、はじめて見るカラーの
ナマ原稿に、見入っていた。展示は、作中にいくつも出てくる
劇中劇単位の、解説とナマ原稿が中心。さらに一部作品では
作中の舞台セットを展示場に再現したり、キャラクター単位で
名場面を原画で抜粋したりと、長編の全体像を俯瞰できる
構成だった。主人公の部屋を再現したり、作者が原稿執筆中
聴いているCDの試聴コーナーもあり、長時間でも退屈しない。
帰宅後、こどもたちがまたこのマンガに、没頭していた。

職人芸というか、誰かの「手」が見える作品を見るのは好きだ。
(ただ、今回美内すずえのカラーだけは、わたしには作者の手が
見えてこなかった。何枚ものナマ原稿の絵は美麗だったけど、
紙と背景絵の具の境目を見ても、本物とは信じがたかった。
直しやスクリーントーンの跡がわかる白黒原稿はともかく、
カラーが「本物!」と思えなかったのはなぜだろう?自宅で見た
印刷されたコミックス表紙のほうが、印象的だなんて・・・)

こどもたちはどう思うかわからないけど、これからもいろいろな
作品をナマで見せるチャンスを、つくってあげたいと、思った。

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Jun 28, 2007

少年探偵ブラウン

一週間のご無沙汰でした(え?もっと長かったって?失礼しましたー)
一身上の都合でしばし沈んでいましたが、ぼちぼち浮上です。

さて、市立図書館で懐かしいタイトルを見つけ、借りちゃいました。
「こどもに読ませる」名目で、実は自分が読み返したくて。

少年探偵ブラウン (1) ドナルド・ソボル作 花輪莞爾訳、偕成社文庫

小学校高学年向けの犯人当てクイズ式推理小説シリーズで、
1977年初版、借りて来た28刷が2005年とは息が長い!
確かわたしが小学生だった当時、学校の図書室で借りまくって
読んだ覚えがあります。訳者の方のお名前も思い出しました。

旧版は全10巻、偕成社文庫の新装版では(7)まで出ている
らしいです。一冊に10編平均なら全70話以上になるのかな。

「百科事典くん」とあだ名されるアメリカ地方都市の10歳の
少年ロイ・ブラウンが、日当25セントで自宅車庫に探偵事務所を
開き、仲間たちの力も借りて近隣の事件を解決する短編集。
問題編からひと呼吸置いて回答編でくわしい謎解き、という構成。

お父さんが町の警察署長ということで、安楽椅子探偵よろしく
夕食の席で推理したり、パトカーに同乗して事件の関係者に
接触することもあるロイ君は、小学生でも判るように観察力の
大切さを、読者に教えてくれます。問題編の文中にはきちんと
手がかりも織り込まれていて、大人が読んでも納得の解決編。

それに30年前の児童文学だから、読むと時代も感じます。
ガキ大将一味と気弱な子たちとの明るい確執、秘密基地づくり、
女の子にモテたくてついつい見栄を張っちゃう男の子たち。
テレビ中毒も、ゲーム漬けもなかった時代のこどもたちって
日本でもどこでも似たような毎日だったのですねぇ。また
こどもがアルバイト代わりに大人からも成功報酬をもらうとか、
家族での夕食に焼いた肉(ステーキか?)やデザートが
出る場面、町で開催される「インディアンがまん大会」(笑)
など、古き良きアメリカ郊外の暮らしぶりも満喫できます。

わたしが借りて来たけど、こどもたちは果たして手に取るか?
現代ッ子の娘たちに、推理小説への入り口を示せるか?
こども時代の読書は一生こころの奥に残ると再認識した
今回の作品。こどもたちにも何か残るとよいのですが。

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May 25, 2007

定型詩と囲碁の本

以前「碁打ちの歌人」の項で書いた、囲碁にまつわる歌。
もう研究した人がいた。囲碁観戦記者・秋山賢司さんが
日本棋院の新聞「週刊碁」に連載したのを、まとめた本:

「碁のうた 碁のこころ」(2004年、講談社)

源氏物語の囲碁の場面を技術的に検討したり、芭蕉など
著名文人の句歌から作者の棋力(碁のレベル)を推測したり。
川柳狂歌に見る江戸庶民の囲碁。漢詩に出てくる中国の囲碁。
歌人の馬場あき子さんがタイトル戦に同席して書いた連作の
抜粋は、現代トップ棋士の勝負の場の緊迫した空気を伝えている。

囲碁をたしなむ人なら倍楽しめて、囲碁を知らない人でも
ちょっとかじってみたくなるかも?な本。何度も読んだ。面白い。

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Apr 24, 2007

二時間ドラマ「ゴミと罰」

一昨年12月に「いよいよ日本もカープール?」という記事で
ジル・チャーチルの小説『ゴミと罰』を紹介したが、この話が
ドラマ化されて、さきほど放映された。

浅羽莢子(あさば・さやこ)さんの翻訳(創元社推理文庫)
だけでなく、原作のペーパーバックも全部手元にそろえて
原文で読み込んであるわたしには、舞台のシカゴ郊外が
いったいどんなふうに翻案されたのか?主要キャストは?
放映を知って以来興味津々。さきほど久々に腰を据えて、
TBS月曜ゴールデン「ご近所探偵!五月野さつきーゴミと罰」を
2時間、堪能しちゃいました。

感想=をを、そうきたか!の連続。(以下カッコは原作のキャラ名)

片平なぎさ(ジェーン・ジェフリイ)の相棒主婦(シェリイ)役は
中澤裕子で、原作の完全無欠な社長夫人→売れない若手女優。
主婦の生態にあきれる若手刑事(メル・ヴァンダイン)役には
細川茂樹。これはいいキャスティング!三人のバランスが絶妙!

長男(マイク)はしっかり者の大学受験生、長女(ケイティ)は
おしゃれにうつつをぬかす女子中学生、次男(トッド)は
野球大好き小学生、三人の子役も(名前は知らないけど)
うまく日本の風俗を写している。小中高生の送迎当番制度、
家族だんらんの象徴だったクリスマスツリー用のもみの木園、
そういういかにもアメリカ的な舞台装置は、省かれていた。

夏八木勲(ジムおじさん)は元警部補だが控えめな活躍で、
でもいい味だしていた。こどもたちがなつくのも当然って感じ。
原作では強烈な個性を放つ姑(セルマ)とか、ご近所各戸の
経済的事情などは、原作ほどあからさまに出されていなかった。

細部は省くけど、うーん、上手く翻案したものだわ。原作同様
片平なぎさと細川茂樹に今後のロマンスをほのめかした
エンディングも。このままシリーズ化されたら、また見たい。
時間がある人には、ぜひ浅羽さんの翻訳も読んでもらいたい。

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Apr 15, 2007

親の自粛

某ゲームと、攻略本を手に入れた。文庫マンガも全巻ものを色々
集めてある。自分が楽しむために。・・・なのにこのところ、小学生の
こどもたちがそれにはまって、活字の本に目もくれぬようになった。
ゲームは一日1時間。これは(わたしも含め)厳密に守られているが
それ以外の時間、攻略本やママの蔵書マンガに見入っている二人。

テレビについては中毒がためになった話をきかないので、こどもの前で
なるべくつけないように、努力してきた。天気予報やNHKニュースさえ。
だからこどもたちは、新聞のテレビ欄を見たり聞かせたりしない限り
普通の放送番組には興味を示さない。映像中毒は回避できている。

でもマンガやゲームについても、親が自粛してみせねばならないのか?

往年の名作マンガから得る物も少なくないとは知っている。でもそれ以上に
こども時代の良書の読書がためになることは、自分の経験で判っている。
大人になってからでは時間も気力もとれないから、今この時期にこそ子に
読んでほしい名作文学。かつてわたしも読んだ「少年少女世界の名作」
全50数冊は、実家から新築祝いにゆずってもらって、本棚に並べてある。
「退屈だー」とブーたれるわが子には「読み物は沢山ある」と言っている。

なのに絵物語や速攻攻略本に慣れて、活字本を避け始めているかの
ように見える、こどもたち。それに(恐怖感に近い)危機感を覚えながら、
でも自分の趣味のモノを手放せないわたし。思春期の近づいたこどもたちを
前に、家の中のメディア管理を、どうやっていけばよいのだろう?

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Apr 05, 2007

ヒカルの碁(4)

日本囲碁界の総本山、日本棋院がこんな企画を発表。

「囲碁マンガ原作大賞」の募集要項決まる ―6月より募集開始―

すでに沈静化?した「ヒカルの碁」由来の囲碁ブームの再現と
囲碁のさらなる普及をねらったのだと思う・・・ケド、一匹目の
「ヒカル」が超大物だっただけに、二番煎じの感は否めない。

果たして「第二のヒカ碁」の原作、出現なるか?

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Mar 27, 2007

加護亜依の幻影

モーニング娘。のメンバーだった加護亜依(かご・あい)嬢が
度重なる不祥事で事務所を解雇された、とのニュース。
別にファンでも何でもなかったけど、せっかくの才能と人気を
自分でつぶすことになったのは、もったいない気がする。

その加護亜依がモデルだったかも?というキャラクターを
チェスの本で見た。小学生の白玉姉妹がチェスを始める
きっかけになった、入門書『マンガでおぼえるチェス入門』。
(ジャック・ピノー監修、藤井ひろし画、山海堂、2002年初版)

冒頭の登場人物紹介に、説明役の中学生男子、聞き役の
中学生女子各1人と一緒に私服の女の子が二人出ている。
その二人の名前が「亜依ボン(あいぼん)」と「辻ののみ」。
マンガで描かれた亜依ボンは茶髪を二個のお団子に結った
ヘアスタイル、辻ののみ(これもモーニング娘。の辻希美=
つじ・のぞみ、がモデルと思われる)が黒髪二つ分けの
二本ポニーテイル。わたしはモーニング娘。の区別が
つかないから未確認だけど、実在の二人とも似てるのかな?

本文に入ると「亜依ボン」「ののみ」の名は全く出てこない。
だから普通に読む分には加護亜依のことなど、多分ほとんど
意識しなくてすむと思う・・・ケド、キャラクター名を見る度に
今回の解雇を思い出すことになりそうで、わたしはヤダな。

囲碁や将棋と違ってまだまだ競技人口の少ないチェス
だけど、こどもでも読める数少ない入門書として、この本は
愛好家の間で知られている。内容もよくまとまっている。
だから部数は少なくても、たぶん絶版にはならないと思う。
つまり今後ずっとアイボンも、残るわけだ。未成年喫煙を
2回しでかして消えた、お馬鹿なアイドルの幻影として。

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Mar 06, 2007

ヒカルの碁(3)

「ヒカルの碁」アニメの総集編を見たら、その完成度の
高さに驚き、できれば全75話のアニメを全編見たくなって
しまった。(わたしが何かにハマったときはいつもこうだ、
一気にいろいろ手に入れて、ひととおり知りたくなってしまう)

中古にしてもビデオやDVDは高い。外国語版でも何でも
どっかにないかな?とネットサーフィンしていたら、話題の
動画投稿サイト「ユーチューブ」にいきあたった。英語
サイトだけど試しに「hikaru no go」で検索してみると・・・

うわっ、出たー!一話30分弱が2本か3本に分割されて、
ほとんど全編が誰かの手でアップロードされている。
英語の字幕つき?オープニング/エンディングの歌には
ローマ字のカラオケ字幕に意味の字幕の二本立て?
タガログ語吹き替え版とかもリストに混じっているし
こりゃ国際的で面白いや。アニメもだけど字幕もね。

これって著作権法違反なんだよね?でも、タダで見れる
のは物入りな白玉家の家計にはありがたい限り。早速
ノートパソコンをダイニングテーブル上でキッチンに向け、
カウンター越しに鍋を磨きながら、楽しませてもらいました。

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Feb 22, 2007

あるある、あるある、昔から

いいかげんネタ切れぬのか健康雑誌「よい食品」が次から次へ
(題詠マラソン2005 お題「食」)

以前から不思議だった。どうして健康雑誌はいつも目新しい
見出しを出し続けられるんだろう?と。先日のテレビ番組
「あるある大辞典」騒動もそうだったけど、健康に限らず
「役立つ」情報は、送り手の(ある一要素の)強調のしかたと
編集/レイアウトによって、どうにでも表現できるものなのね。
情報雑誌はあまり買わない白玉家には実害はないけれど、
どんな情報でも、うのみにする前に内容や発表媒体の意図を
よく吟味してから判断しなくては。自戒を込めて。

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ヒカルの碁(2)

漫画として「ヒカルの碁」が面白かったので、アニメも
見たくなってヒカルの碁 SPECIAL CHARACTER DVD~MEMORIES~
というダイジェストDVDを取り寄せてみた。こどもたちには
まだ見せていないけど、わたしは挿入歌のクリップとストーリーの
ダイジェスト版に魅入り、音楽に聴き入ってしまった。宮崎アニメ
以外は最近あまり見ていなかったので、映像の美しさにも
遅ればせながら驚いた。内容も、少年の成長/ライバル対決/
青春群像劇的設定/オカルトと歴史(キャラクターの藤原佐為)と
盛りだくさんで、これなら漫画発刊&アニメ放映当時、ブームに
なったのもうなずける。とりあえず(画面を見だすと家事の手が
止まってしまうので)BGVとして流すのが、楽しみになった。
(なんたって、美少年/美青年/美老人が大勢出てくるんですー
わたしはボーイズラブ趣味ではないけれど、絵柄にはクラクラ?)

このところ白玉家のこどもたちは勉強/チェス/折り紙/DS/
友達との遊び、だけで手一杯で、テレビをつける暇も意欲も
ほとんどない。(新しいテレビの操作をまだ知らないし・・・)
なので彼女たちには、漫画を全巻読み尽くすまで待ってから、
アニメダイジェストの放映会でも開いて、じっくり見せるかな。

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Feb 16, 2007

ヒカルの碁(1)

チェスにすっかりはまってしまった、白玉家のこどもたち。
同じボードゲームだからとおじいちゃん得意の囲碁にも
興味を示したところ、先週末の帰省旅行でその義父に
「<ヒカルの碁>を一通り読んでからなら相手になる」と
言われたそうだ。(強いアマチュアでもこどもの初心者に
ゼロから手ほどきするのは、難しいものなんでしょうね)

なので白玉ダンナが実家近くの古本屋で「ヒカルの碁」の
マンガ(全23巻完結)の冒頭5巻までをとりあえず買い、
うちの一年生と三年生に、読ませてみた。すると・・・

ふたりともマンガの内容に夢中じゃん!マンガを読まない
白玉ダンナまで、けっこう一生懸命読んでるよ、まったく・・・
と思っていたら、ミイラ取りがミイラ?わたしが読んでも
面白いため、週明けに近所の古本屋で、23巻完結編まで
続きを大人買いしてしまった。わが家だけではないらしく
持ち帰ったその古本も、見知らぬ以前の持ち主に結構
読み込まれてたけど。(本の状態は内容には関係ない
から、白玉家では古本で図書費をおさえる習慣なのです)

だからといって囲碁をやりたいとか言う訳ではないらしく
まやは学校のミニ作文で、(好きなことは?)「チェス!」
(最近うれしかったことは?)「チェスでママに勝ったこと!」
などと、チェスのことばかり書いてきた。まぁ始めたばかりで
目移りするのもよくないから、もう少しチェスを続けましょ。
手持ちの教本を一通りやったら、チェスのネット対戦に
まやを参加させてみようかな。

そうそう、「ヒカル」の本はこどもの一気読みはよくないので
数冊ずつ小出しにして、残りは隠してある。もう手元に
あるのだから、あせらず一冊一冊を味わって読みなさいね。

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Feb 10, 2007

採用されるラジオ投稿

「リクエストはFAXかメール」電リクのお姉さんも今は主婦の歌詠み

学生時代、バイトで某ラジオ局の電話受付嬢を経験した。
(その話を含む<白玉だんごのバイト遍歴>はこちら
最近新居で家事のときなどにラジオを流す事も増えたけど
聴いてて一番違和感を覚えるのが、リクエスト受付方法の
変化だ。「FAXか、メールで番組サイトにお寄せください」

FAXやメールなら書面で届き、残るから、オペレーター
(電リク嬢)の聞き取り間違いも防げて確かにいいかも
しれないが、アナログな声のやりとりを知っている身と
しては、あたたかみがなくて物足りない方法にも思える。
電話での受付ってのはいつごろからなくなったのだろう?

でも、投稿方法は変わっても「採用されやすいメッセージ」
のコツは変わらないのかな?電リク嬢時代にわたしが
経験した限りでは、ディレクターさんに選ばれる投稿は
以下のどれかに当てはまっていたように思う。

 1)下読み・推敲不要ですぐオンエアできる簡潔な原稿
 2)最後にオチがつくか、きちんと締めくくられた文
 3)リスナーが聴いている状況が判る出だしだとなお可
 4)たった今放送された内容にすぐ反応すると喜ばれる
 5)季節に合った、または先取りする話題も◎
 
これを満たしたからといって採用されるとは限らない。
でも箸にも棒にもかからない原稿、にもならないはず。
わたし自身、他の番組にいちリスナーとして投稿する時
この1)ー5)を心がけて採用されたことが何度かあります。
現在も通じるかどうか、どなたかお試しあれ?

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Jan 18, 2007

毎日がノーテレビデー

一週間ぶりの新聞 そういえば引っ越してからノーテレビデー

引っ越して、はや一ヶ月。新生活もだいぶリズムができて
きたけど、白玉家でだいぶ変わったのがテレビの視聴時間。
引っ越す前もあまりつけっぱなしにしない白玉家だったけど
さらにつける時間が減って、今では週に2−3時間あるかないか。

新調の壁面プラズマテレビが少しさびしそうだけど、これは
消えているからだけではない。ビデオデッキ(HDDレコーダー)
が録画画質の関係でまだつながっていないし、テレビ周囲の
オーディオラックも未購入。さらに見る人が座るはずのソファも
注文中で3月末納品と、リビングがまだすかすか状態なのだ。

こどもたちがリビングの、床暖房のきいた広いフローリングに
学校道具を広げている間はもちろんテレビはつけないし、
夕食後の読書&ゲームタイムもテレビの音は邪魔なだけ。
だからこどもたちは今は毎日ノーテレビデーに近い。
たまに予告やおともだちの評判を見聞きして、見たい番組が
できると、浴室テレビがあるからその時間にお風呂で見て
いる。終わるのをしおに風呂もあがって、静かなリビングで
髪を乾かしながらまた本を開く。(攻略本のときもある)

わたしはわたしで、引っ越し前は狂ったようにテレビ欄を
チェックしてHDD録画しまくっていたけれど、一ヶ月も
ブランクが出るとそれもとぎれた。ま、見たかったら
ドラマならじきにレンタルが出るし、知らなかったと思えば
見損ねて悔しがる番組もそれほど多くない。それに
やっと本棚にならんだ愛読書たちとの再会がうれしくて!

大画面プラズマテレビの画質はすばらしいけど、これまで
一番役に立ったのが箱根駅伝中継とは、のんきすぎ?

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Dec 03, 2006

悟りの笑顔

フィギュアスケートの浅田真央選手の顔は、
中村勘三郎さんに似ていると、いつも思う。

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Oct 06, 2006

著者に訊く

カーテンの作り方の本を入手して、勉強中。最近のトレンドは
従来の横開きひだカーテンだけでなく、布を平らに使った
ブラインドみたいな形のカーテン(ローマンシェード)や
お洒落なレールにリングでカーテンを吊って、レールごと見せる
方法等、窓飾り(ウインドウトリートメント)にもバリエーションが
多くなっているらしい。NHK「住まい自分流」でもやってたっけ。

わたしも家族も、花柄とかレースフリフリのフェミニン系よりも、
明るい色のプリントを活かすプレーンなデザインが好きなので、
(メインの窓はひだカーテンにするにしても)手持ちのプリント布の
ローマンシェードも、何窓かに使ってみようと考えている。
でも、あれって縫うのはともかく、どうやって吊るの?

ネットショップにレールつきのローマンシェード部品セットが
出てたけど、高い!一万円オーダーカーテンより高い!そこで
「取り付けは突っ張りポールか画びょう、上げ下げは縦長窓なら
二列のはと目穴に通したヒモを一緒に引いて・・・」という
簡単な作り方の出ていた、あるカーテン本に目を留めた。
今でこそローマンシェードもあちこちのショップで見かけるけど、
この本が出たのはなんと10年前。著者の方は先見の明が
あったのねえと、妙に感心して前からながめていた本だ。

でもこの本、カラーページにはカーテンが窓の途中まで開いて
停まっている素敵な写真があったのに、作り方を見る限りでは
上端でヒモを巻き上げ、固定する部品を全く使っていない。
どうやっているんだろう?と巻末の出版元に電話してみると、
手芸書担当の方が、著者の方の連絡先を教えてくださった。
で、カーテン本の著者さんに、電話で直接インタビュー。
「あぁ、あれは見えないところでクギやガビョウを使ってまして、
引きヒモをひっかけて、留めてるだけなんですよー」

なーんだ、と言っては失礼だけど、著者さんも思いがけぬ電話に
驚き、喜んでくださった様子だった。「あなたもこの本を参考に、
どうぞ素敵なカーテンをつくってくださいね」とはうれしいお言葉。
うまく新居の窓回りがととのたあかつきには、写真を撮って
出版社経由で著者の方にも送って、お礼を言おうかな。


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Sep 12, 2006

発作を呼ぶ三流小説

話題の新作も、名作文学もいいけれど、「なんじゃこりゃー」な三流小説が妙に気になって、数年に一度、むしょうに読み返したくなることがある。ハワイ在住当時その発作が起きて、しょうもない内容と知りつつ読みたくてたまらなくなり、古本屋から実家経由で送ってもらった事もある。そんなときのために本棚の隅に鎮座している数冊。場所ふさぎと思う一方、発作時の禁断症状を防ぐためには必要悪かもと、捨てられない珍作たち。わざわざおすすめするほどではありませんが、ご紹介してみますか。

「千曲川殺人事件」広山義慶著 1990年初版、廣済堂出版
ヒロインは銀座のナンバーワンホステスの妹でアパート暮らし、堅実な研究室勤務。彼女にからむのが姉の客の息子で「ジーンズのブルゾンが似合う」長身のお坊ちゃまと、姉の死で知り合った、田舎の純朴そうな、でも「浅黒い精悍な目を持った」青年刑事。これだけでもすでに突っ込みどころ満載な設定だけど、登場人物はさらに、ホステスの姉の上客だった代議士、実業家、実は姉の恋人だったという「ゴロツキのヤクザ」、これまたヤクザみたいな私立探偵、田舎にアトリエを持つ染織家、葡萄園を営む疎遠な親戚・・・正直ストーリーはたいしたことないけれど、忘れた頃に読んで数時間現実からトリップするには、貴重かも。アマゾンで古本1円より。

「妃殿下は名探偵」胡桃沢耕史著 1993年初版、祥伝社
「平成宮勲仁(へいせいのみや・いさひと)殿下妃・帷子(いこ)様」って?ロールスロイスに乗って黄金の拳銃を駆使し、世界のVIPをやんごとなき場で助けるプリンセス??皇太子ご夫妻ご成婚の年に出されたジュニア小説だけど、よくまあこんな内容で、世に出すことが認められたものだと苦笑を誘う作。 アマゾンで古本40円より。

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Aug 27, 2006

どうでもいい話

首から上だけの話だが、
ほしのあき = (村主章枝 + 浅田真央) ÷ 2    だと思う。

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Aug 02, 2006

胃腸薬

12月になったとたん、テレビに胃腸薬のCMが増える。
忘年会、新年会シーズンだから当然と思っていたが、
最近は、夏のこの時期にも胃腸薬CMを多く見かけるように思う。
夏祭りにお盆の田舎、確かに宴席や飲む機会が多い時期だから
なるほどなぁと妙に納得。おそらく画面に映らないところで
マーケティング(市場調査)会社やメーカーのそういう部門が
消費指向をいろいろ調べて、反映させているのだろうな。

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Jul 29, 2006

お笑いと喜劇

このところBSでチャップリン特集をやっているので、
録画して、試しにこどもたちに見せてみた。
字幕やナレーション、小道具の文字を読んでやる程度で
あとは見せっぱなしだったけど、まやもるなもすっかり夢中!
白黒の古い画面にもかかわらず、ゲラゲラ笑って見入っていた。
「モダン・タイムズ」と「ゴールド・ラッシュ」を見せただけだが
もっと色々見たいとせがむのを止めるのが大変な状態で、
ふたりがケンカしたときなどに、気分直しに見せる
テレビコンテンツには、これで当分困らないと思う。

そういえばだいぶ前のバスター・キートン特集のときも
囚人ネタなどゲラゲラ面白がっていたこどもたち。
同じDVDレコーダーに「エンタの神様」とかも録画してあったけど
見向きもしなくなったのは、往年の名作映画の底力かも。

今見るとドリフターズや他のコメディアンの元ネタも色々あって
90年も前の喜劇の、そのアイデアの新鮮さには、感心させられる。
21世紀の日本のお笑い界もがんばってほしいところだけど
太刀打ちできるだろうか。

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Jul 19, 2006

どうでもいいですが♪

「大好き!五つ子GO!GO!」のパパ役、新井康弘と
野口五郎の、区別が、つかない。

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Jun 14, 2006

映画「突入せよ!あさま山荘事件」と歌壇の謎

久しぶりに映画を見た。といってもテレビで放送されたもの。ワールドカップ日本対オーストラリア戦の裏番組だった「突入せよ!あさま山荘事件」。ちょうど映画の中盤でキックオフとなったので、白玉家でもチャンネルを替えてサッカー観戦。映画の後半、山荘突入後の長い描写は、さきほどやっとビデオで見終わったところだ。

* わたしは幼かったからリアルタイムじゃ知らなかったけど、あさま山荘は実家の近く。冬の信州の見慣れた山景色や昭和40年代前半の風物満載の画面に、懐かしさを満喫した。

* 民放(TBS)だから仕方ないけど、緊迫した映画なのに妙に美しい最新のCMが大量に挟まれていて、違和感。

* 全体に警視庁と長野県警のメンツ争い、部署間や指揮系統の混乱を中心に、ストーリーが展開されていた。映画だから時間的制約もあったと思うけど、例えばドキュメント本で読んだ「地元婦人会の豚汁炊き出し」や「地元クレーン業者が鉄球を操作したこと」、それに「放水のために消防車6台をふもとから連結した」などの民間人協力シーンが省かれていて、残念。(消防車6台、はセリフで一応説明されていたけれど)

* 突入現場に飛び交う緊迫した怒号(ほとんどは怒鳴り合いで意味不明なよう演出されていた)や、機動隊員同士のつかみあいで耳がつぶれるようなやかましいシーンと、幹部が待機した指揮本部や警察署交換台などの静かなシーンとの、対比が強調されていて耳を飽きさせなかった。

わたしは映画マニアじゃないから、感想といってもこんなところ。女性向き映画じゃないと思うけど、日を改めて最初からもう一度見たいときが、来るかもしれないと思った。

ところで、映画やテレビドラマとかにはこうした素人コメントが、公式非公式にけっこう出されていると思うのに、短歌の世界ではマスメディアに発表された作品の感想を、歌人や専門家しか書いていないように思う。なぜ歌を知らない素人が短歌の感想を書いたりネットに出したとしても、歌壇からは無視されるのだろう。歌を作ったり読み込んだりしていない人の直感もばかにならないと思うのに。映画やドラマや小説なんて、自分じゃ書かない、つくらないって人たちが、好き勝手な感想をあちこちのブログに書いたりしてるのに。

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Jun 09, 2006

どうでもいいですよ♪

女優・原沙知絵の顔のパーツは、全部ちょっとだけ大きすぎると思う。
目も、口も、鼻の穴も。

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Feb 13, 2006

期待させすぎ

トリノオリンピックが始まった。連日各競技の様子が中継されているが残念ながらこれまでのところ、日本選手陣の結果は今ひとつ。二日目を終えてメダルはゼロ。入賞もフリースタイル女子モーグル・上村愛子選手の5位が最高。あれ?日本のレベルってこんなもんなの?ここのところ連日有望選手名をあげてメダルへの期待をあおってきたオリンピック関連の新聞記事やテレビ番組は、なんだったんだろう。

何年前のオリンピックからだったか、わたしはテレビの「みどころ」番組のコメントを鵜呑みにするのをやめている。予想だけを聞いているとまるで出場の日本選手が全員、しかるべき成果を残すかあるいはメダルを穫るのが大いに期待できるかのように言っているからだ。新聞のスポーツ欄も同じだが、だがどちらもよくよく聞くと(じっくり読むと)「出場の誰それの過去最高の戦績はこれこれ。五輪本番でもしも彼(彼女)が当時の力を出し切ることができたなら(あるいはひょっとして他国の有望選手が崩れたりしてくれたなら)もしかしたら入賞かメダルに手が届くかもしれないのだが・・・」ようするに仮定法、あるいはほんのわずかなメダルの可能性を、視聴者や読者にさも予言のように信じさせてしまうのだ。

修練を積み、国内の他の選手を破って出場権を得た選手でも、心技体をすべて充実させて現地で成果をあげる・・・とは限らない。マスコミのあおりが逆にプレッシャーとなって、萎縮する選手もいないとも限らない。(スポーツをしないわたしには実感できないけど)そして日本国内でどれだけ成果をあげようとも、世界中の選手も日本選手以上に修練を積んで、レベルをあげてきているのだ。予想するならすっごく辛口に(せいぜい何位、などと)しといてもらいたい。そのほうががっかりしないですむし、成果があがれば誰もがうれしいから。

マスコミよ、スポーツの予想はいいが、期待をあおりすぎないでくれ!

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Aug 19, 2005

ブック・バトン

小椋あづきちゃんからブック・バトンをいただきました。

文学よりもコミックス派なので難航しそうですが
がんばってまとめてみます。

■ 一ヶ月の読書冊数

3~4冊。
コミックスなら旧作を中心に20冊は軽く読破しているのですが(^^ゞ

■ 今読んでいる最中の本

「8時だヨ!全員集合の作り方-笑いを生み出すテレビ美術」
山田満郎著 双葉社

図書館で借りました。リアルで見ていた世代なので懐かしくて、もう。

■ 最後に買った本

「電車男」

■ よく読む、または思い入れのある本5冊

「家なき娘 完訳版 上下」エクトール・マロ著 二宮フサ訳 偕成社文庫
アニメ「ペリーヌ物語」の原作。13歳の主人公に負けてるかも・・・
と思わされつつ、彼女の聡明さに学ばせてもらうこと多し。

「猫は知っていた」ほか仁木悦子作のミステリー
第一回乱歩賞受賞の女流推理作家(物故)。一生車椅子で独学で、ここまで
古きよき昭和の風物が描写できるとは・・・今風ではないが、好き。

「達人が選ぶ女性のためのまんが文庫100」白泉社文庫
次に何を読むか?コミックスの世界だけでもまだまだ知らぬ部分が多いらしい。

「手芸の百科 ヨーロッパの伝統的技法の全て」文化出版局
世界中の女性が一日何時間も取り組んできた、お針仕事の技術の粋。
針を持たなくても生きていける現代日本だけど、このままでいいのか?

「暮らし上手の家事ノート」「続・暮らし上手の家事ノート」
どちらも町田貞子著 知的生き方文庫
五人の子を育て上げた主婦の達人の心得帖。
主婦業も、全うできたなら胸を張れる職業だと判るが、わたしの現実は・・・

■ バトンを渡す相手3人の名前

ブログ「curtaincall31」のみやちせつこさん
ブログ「Poem Thirty One」のKADESHさん
ブログ「HIROの読書部屋」のhirokihayashi60さん

お時間のあるときで結構ですんで、皆さんよろしくお願いしま~す。

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Feb 16, 2005

海外派兵と日本の看板

墨書きの一枚板の看板は遠く「サマーワ宿営地」にも

ニュースといってももう古いかもしれないが、自衛隊がイラクに駐留したときテレビで見た宿営地開きの映像が、今も印象に残っている。なんと言う書体か知らないが「サマーワ宿営地」と上手に墨書きされた、おそらく日本から準備していったのであろう、大きく細長い木の板。それを幹部二名が両側からよいしょと持ち上げ、しばし報道のフラッシュを浴びた後、うやうやしく門柱に掛けていた。国内では警察の重大事件捜査本部の旗揚げなどでよく目にする儀式だが、郷に入っては・・・?イラクのひとびとのやりかたって、どうなんだろう。アメリカや他の派兵国では?大看板を指令本部の象徴にする慣習は知る限りでは日本だけのように思うが、どなたかご存知ありませんか?

看板を掛け降ろしするセレモニー他の国にもあるのだろうか

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Feb 15, 2005

メディアミックス

関連品売るべく子供向けアニメは一月末に収束急ぐ

毎年一月下旬~二月上旬にかけて、日曜朝の子供向けテレビ番組が一斉に改変される。男の子向け「仮面ライダー○○」と「○○戦隊××レンジャー」は必ず新番組になるし、女の子向けアニメは不評なら全然違うキャラクターの番組に変わり、人気が続いている番組は、番組名「プラス何々」とタイトルが多少変わったり、衣装や小道具の細部がいろいろ目新しくなる。

この場合の「好評」「不評」は視聴率だけではなく、関連グッズや
キャラクター商品の売れ行きで、決まるのだそうだ。売る側の計算はたぶん:

進級進学を控えた時期の新番組投入で、新キャラクターのグッズを買ってもらう。キャラクターの持つ武器や衣装や小道具は、番組内では常にアップで登場し同形のおもちゃを店頭で見たこどもたちが欲しがるように、仕向けられている。書店に並ぶ「年齢別学習雑誌」でも、表紙や付録は旬のキャラクターばかり。春夏の9ヶ月間は毎週の番組とCMと雑誌(場合によっては春休み・夏休みの映画)でこどもたちの興味を引きつけ続け、誕生日やクリスマスプレゼントに大物おもちゃをおねだりさせる。年が明けて、こどもたちがお年玉をにぎりしめてさらにグッズを買いに走るのを待って、一月中旬からそれぞれの番組を一旦クライマックスに収束。新番組・新キャラクター・衣装小道具のモデルチェンジで旧キャラクターを一気に陳腐な存在に葬り去り、新キャラクターグッズへの買い替えをうながすのだ。

こどもたちの「○○、もう終わっちゃうの?アレ買ったばかりなのに」という叫びは、毎年日本中で起こり、そして黙殺されてゆく。新番組がはじまれば、どうせこどもは古い番組など見向きもしないと、番組/商品製作サイドは読んでいるのだろう。(それでも数年前の○○レンジャーや××がいまだに好き!というこどものためには本屋で「テレビ絵本」が待っている。終了した番組のキャラクターに唯一会える、テレビ番組絵本やアクティビティブックの回転棚は、本屋から決して消えることがない)

こうしたこども番組の制作者は、こどものためになる番組を出そうなどとはあまり考えていないように思える。娯楽番組の姿を借りた、体のいい宣伝ばかりでうんざり。(ただし「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」のように息の長い番組は別。家族全員で見れて、グッズ売り込みが少ないこども番組は、まだ良心的だと思う)

まぁこども同士の話題もちっとは必要だろう、と、白玉家でもいくつかの番組は毎週見せているが、「あれほしい」「これ買って」と、宣伝される商品を端からほしがるこどもたちを見ていると、こういう戦略に踊らされない強さを持って生きてくれ~と内心、いつも願ってしまう。

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