「塔」16年2月号掲載歌
欠詠を決めた直後に欠詠に関する歌が次々と湧く
「塔」に入り十一年目の初欠詠を決めたこころはすぐ静もりて
パソコンの送信ボタンは封筒をポストに落とすひと押しに似る
子が育ち卒業したる学校の体操服は部屋着と変わる
使い捨てマスクの箱の大小が玄関に並ぶ初霜の朝
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前回1月号(出詠締切は昨年10月)は入会初の欠詠となりました。
ゼロではないけど一ヶ月に所定数の短歌がとうとう出なかった。
そして自分の名が本当にどこにもない「塔」が届いた夜
パラ読みしてみたら、逆に他の歌人の多さ多彩さに意識が向き。
そして読めば詠めるものです。刺激されてか次々と七五調が浮かんでくる。
夢中でメモしながらページも繰る、不思議な数時間でした。
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