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2015/05/18

「塔」15年05月号掲載歌【月詠】

背を向けて爪を切りつつ発表を見に行く十五歳の出発を待つ

両頰をいつものように手で挟みいつものように子を送り出す

会社から家の二階から祝福の言葉集まるLINE画面に

一発を外す恐怖で手がひるむ合奏中のシンバルわれは

打ち上げをまたひとつ終えもう二度と演奏しない楽譜が増えて


「十五歳」などと歌に年齢を読み込む場合、伝わる場合と
伝わらずそれ以外の数詞と誤解される場合とがある。(どっちも経験済)
今回「背を向けて」の歌では提出時「見に行く十五の出発」だったのが
「歳」が足されて手直しされていた。ここを見極められる目が欲しい。

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