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2012/02/20

読売俳壇・読売歌壇2012/2/20

PTA事務所にひとり校庭の休み時間のにぎわいを聞く  白玉だんご

毎週紙面には八選者それぞれの選で各十句・十首が掲載され、
うち最初の三句・三首には短文で、選者評がついている。
この計四十句・四十首から各五句・五首をわたしが選ぶとき、
同点句・首があれば評のついていない作品を残すことがある。

俳句短歌になじみの薄い都会の友人たちに紹介する心持ちで
四季や日本各地の行事風俗が題材の古めかしい作品も、
はたまた若さあふれる現代風の作品も、選んでいるつもり。

俳句・短歌の可能性の広さを毎回学ばせていただいている。


では俳壇より五句選。

【矢島 渚男選】
首出して笑むひと五人吹雪の湯  昭島市 保屋野 浩

【宇多喜代子選】
耕やして春蒔きの種子そろへおく  神栖市 成毛 花子

【正木ゆう子選】
産まれ落ち瞬時に乾く寒卵  東京都 松永 京子

【小澤 實選】
人違ひされてマスクを外しけり  松山市 久保 栞

抱かれゐる猫も目つぶる日向ぼこ  稲城市 山口 佳紀


歌壇より五首選。

【岡野弘彦選】
埋めたてて潮風すらもとどかねど除夜の霧笛はなほ耳にあり  東京都 松田 衣恵

【小池光選】
式場のどこかに亡き父居るはずとバージンロード母と歩みぬ  横浜市 柴田 夏江

病棟の迷路のはるかかなたより聞こえてなかなか来ぬ配膳車  東京都 小菅 暢子

【栗木京子選】
厨房の早番に向かう朝焼けに施設の子らの幸せ祈る  埼玉県 金井 孝江

【俵万智選】
私とは一日違いの誕生日そんな話をまたしたかった  船橋市 田中 澄子

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