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2011/07/11

「塔」11年07月号掲載歌

このような街が根こそぎ流された 車窓の景色に北国を思う

「気の毒ねえ」「東電はいくら払うかね」他の原発の隣村の人

CMの「選べる九色」何なのか知らずに給食美味そうと吾子

よさこいの法被に革ジャン肩で着てきりりおみなの胸元まぶし

総立ちのライブハウスに跳び叫びバッグの中身を散らす人あり

盛り上がらぬライブハウスの客席にミラーボールが空しく回る


「第1回 塔短歌会賞・塔新人賞」の発表号だった。
わたしも30首の連作を応募したが、予選も通らなかった。

確かにわたしは(個別の歌もまだまだだが)連作をまとめるのが下手だ。
過去に連作を応募したときも、一度も採られたことがないから
おそらく箸にも棒にもかからぬものしか、産み出せていないレベルかと。

今回、選考座談会のまとめ的な部分を読む限りでは、いい連作にするには:

・一首一首が立っていることも大事だが、並べて平板にならないよう
さまざまな雰囲気の歌をあえてまぜて、一連としてのカラーを出す。

・写実ばかりでも、技巧に走りすぎても。主題と技術のバランスが大事。

・作者の姿も、おぼろげながらでも見えてくるように。

などを考えて構成せよ、だそうだ。

一首一首の歌をはがき絵、連作を畳サイズの大作、に例えて考えると、
描きためたはがきを縦横にずらっと並べるだけでは畳サイズの作品には
ならない、って意味だと思う。大作には大作向けのテーマ設定とか
パーツとしての一首一首の配置や生かし方や、そういうテクニックが
きっとある。そして定石を知って使いこなす以上にきっと大切なのは:

それにそもそもわたしは短歌で、何を、誰に、伝えたいのか?

わたしには何をどうしたらいい連作が書けるのか、まだまだ全然
わかっていない。けど今回のとかあちこちで、もっと短歌の連作の
いろんな人の作品を読んで学べば、少しは見えてくるのだろうか。

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