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2011/05/16

「塔」11年05月号掲載歌

師も冬の主婦なり白くのびやかに黒鍵弾く手にあかぎれの見ゆ

黒き土見えぬ朝にシャベルもて自転車かごの白雪外す

運転をやめた父さんどう通う軽トラでしか行けぬ畑に

冬越しのなめくじのあり雪の畑掘りて穫りたる白菜の葉に

大画面前でみかんをむきながらパジャマの子が視る「トップランナー」

朝ぬちに国旗掲揚終えてあり国歌斉唱なき入学式


後藤悦良さんが、3月号掲載の拙作に
選歌欄評を書いてくださった。ありがとうございます。

「感動の径(みち)」ったってネわしらにゃただのいつもの農道なんス

実はこれ、北海道網走郡大空町に旅行中の光景。「感動の径」は
(検索すれば出てくるけど)風景写真のロケ地として有名で、
「あーーー!地平線に七本の木!確かにカレンダーで見た見た!」
という歓声が、わたしの同乗者たちからも上がっていた。

そこにこの歌。運転してくださっていた地元のおじさんの言葉だ。

観光客と生活者の視線は違う。ハワイ駐在中にさんざん経験した
はずなのに、わたしもこのときまですっかり忘れていた。

短歌としては、例えば今後自分の歌集を出すことになれば、その収録作が
一応作品としての完成形となる。結社誌発表後の推敲も珍しくないから、

詞書(ことばがき:詩句に添える説明など)つけようかな。検討しよう。

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