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2009/02/16

「塔」09年02月号掲載歌

鍬入れの祝詞の声のよく響き最後の更地が今消えにけり

きりきりと脳押さるる静けさの中にどこかの家の鍵音

網棚が網たる時代を知らぬ子は電車に乗れば棒棚と言う

反抗期の孫の描いた絵見て祖父は素直に育った色と安堵す

滞在の義父母が帰りバスタオル干せばふた筋白髪の舞えり

植物の歌を拾えば短歌誌の活字の海に七色の見ゆ


今月は栗木京子さんの選だったが、六首以上の作者のほとんどが
前後の優秀作品欄にあって驚いた。多少の例外もあるが、
本文(五十音順)中には五首かそれ以下の作者ばかりで
大変判りやすかった。普段は同じ六首でも掲載がわかれたりする。
前後優秀作は、選者ごとにいかなる基準で選出されるのだろう。

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