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2007/12/15

「塔」07年12月号掲載歌

まぐわいの描写ばかりでもはや娘に示せぬ「週刊少女コミック」

買替えて十八インチと別るる日子はタイヤさえかなしみて泣く

囲碁塾のエレベーターに乗る度に子はマンションを思い出すとう

夜の字を名に持つゆえに夜更かしをするという子を寝室に追う

日曜の二段ベッドの四つの眼ベランダに干すわが背を見つむ

ニュータウンの小学校の夏祭二十年後もかく賑わうか

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» 俺の・好きな・塔の歌 2007年12月号若葉集<池本一郎選>より [暗黒星雲]
プラットホームを低く飛ぶ白い蝶秋はかすかな鉄の匂いと (上澄眠) 庭中に番いのカラス舞い下りて恋してるらし仕草やさしき (奥野侑子) 秋の夜にさいかち虫は果てにけり迷ひ来し日の一匹のまま (石井光子) どの音が良いとも知らずとりあへず転がる西瓜を指もてはじく (森敏子) ゆく夏のうす茜空ゆつくりと鰯雲はもほどけゆきたり (福地公子) 岸を離る客船のごと屋上は住人を集め夜景の海へ (早石恵子) KAT-TUNの追っかけしている妹に小池光が好きとは言えない (中山悦子) しなければならない... [続きを読む]

受信: 2007/12/19 22:53

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