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2007/04/24

二時間ドラマ「ゴミと罰」

一昨年12月に「いよいよ日本もカープール?」という記事で
ジル・チャーチルの小説『ゴミと罰』を紹介したが、この話が
ドラマ化されて、さきほど放映された。

浅羽莢子(あさば・さやこ)さんの翻訳(創元社推理文庫)
だけでなく、原作のペーパーバックも全部手元にそろえて
原文で読み込んであるわたしには、舞台のシカゴ郊外が
いったいどんなふうに翻案されたのか?主要キャストは?
放映を知って以来興味津々。さきほど久々に腰を据えて、
TBS月曜ゴールデン「ご近所探偵!五月野さつきーゴミと罰」を
2時間、堪能しちゃいました。

感想=をを、そうきたか!の連続。(以下カッコは原作のキャラ名)

片平なぎさ(ジェーン・ジェフリイ)の相棒主婦(シェリイ)役は
中澤裕子で、原作の完全無欠な社長夫人→売れない若手女優。
主婦の生態にあきれる若手刑事(メル・ヴァンダイン)役には
細川茂樹。これはいいキャスティング!三人のバランスが絶妙!

長男(マイク)はしっかり者の大学受験生、長女(ケイティ)は
おしゃれにうつつをぬかす女子中学生、次男(トッド)は
野球大好き小学生、三人の子役も(名前は知らないけど)
うまく日本の風俗を写している。小中高生の送迎当番制度、
家族だんらんの象徴だったクリスマスツリー用のもみの木園、
そういういかにもアメリカ的な舞台装置は、省かれていた。

夏八木勲(ジムおじさん)は元警部補だが控えめな活躍で、
でもいい味だしていた。こどもたちがなつくのも当然って感じ。
原作では強烈な個性を放つ姑(セルマ)とか、ご近所各戸の
経済的事情などは、原作ほどあからさまに出されていなかった。

細部は省くけど、うーん、上手く翻案したものだわ。原作同様
片平なぎさと細川茂樹に今後のロマンスをほのめかした
エンディングも。このままシリーズ化されたら、また見たい。
時間がある人には、ぜひ浅羽さんの翻訳も読んでもらいたい。

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コメント

夏衣さん、いらっしゃいませ。
子役たち、うまく選ばれてましたよねー
長女の髪型がわたしにはツボでした。
長男は、話が進んでちょっとふざけたお友達
(原作でジェーンをJおばさんと呼んでた子)
が出てきたら、バランスが取れるかも?
引続き応援して、シリーズ化を待ちましょう。

白玉ダンナはハワイ駐在員でしたが、次の旅行は
もう自腹(涙)次女の生地なのにいつになるやら。
夏衣さんのブログは、長文なのに読みやすくて
またお邪魔するのが楽しみです。よろしければ
こちらにもまたお越しくださいね。

投稿: 白玉だんご | 2007/04/25 06:58

はじめまして。
原作も読んでるなんて、すごいです!

3人のキャスティングよかったですよね。
ちょっと、長男は生真面目すぎたかも・・。
次男がしなーっとWiiで遊んでいたので、笑ってしまいました。

投稿: 夏衣 | 2007/04/24 22:20

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