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2007/03/15

「塔」07年03月号掲載歌

殊更に鍋磨きつつのんきなる子の登校のあいさつを待つ

級友とまた遊びたい学びたいと子がすすり泣く送別の夜

「ご自由にどうぞ」の箱を自動ドアに並べ不要の品を始末す

右腕を出して寝ており父も娘も新居の白き羽毛布団に

大学も町工場もなきこの街の静けさにわれら慣れねばならぬ


「殊更に」に登場の子は先月掲載の「学校に行き渋る子」と同じだが、
彼女はこんな場面があったことなど覚えていないそうだ。わたしには
前の家での暮らしを思い出させる大切なスナップ歌なのに。
引っ越し後は毎朝、時間を自分で見て級友との待ち合わせに
飛び出していく彼女。もうヨコハマでの暮らしは、遠いことなのか。

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