« 引越業者と住み替え業者 | トップページ | ポスト開通 »

2006/11/16

「塔」06年11月号掲載歌

もし義母が歌詠みならば孫と来て去る鈴虫の音をいかに詠む

七歳は雨ニモマケズを暗唱し「ほめられないなら真似したくない」

いつの間に胸のわずかにふくらみて幼かりしが少女となりぬ

職業の書き方を問う子に答う懸賞はがきは「小三」でよし

問題集開く娘がちまちまと見ゆる高山植物の野に

鏝の跡水紋のごとく静もりて夜のわが家の基礎うつくしき


選者の真中朋久さんが選歌後記に「鏝(こて)の跡」を
引いて評してくださった。

   (引用はじめ)
新築したのか。どうということのないコンクリートであろうが、
そこに職人の鏝の跡があり、しかも夜の暗さの中で
「水紋」のようであったという。これも美の発見。
   (引用終わり)

|

« 引越業者と住み替え業者 | トップページ | ポスト開通 »

おりがみのはこ(新築日記:完結)」カテゴリの記事

短歌「塔」など自作掲載関連」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/84660/12708394

この記事へのトラックバック一覧です: 「塔」06年11月号掲載歌:

« 引越業者と住み替え業者 | トップページ | ポスト開通 »