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2006/01/19

「塔」06年01月号掲載歌

震度5の映像のため某局が囲い込みおく酒屋陶器屋

お習字に通い始めて六歳は母の癖字を下手と断じる

子のパフェをあーんと受けて辛党の夫は甘さをこらえて笑う

二人用浮き輪の二人八の字の穴にわかれて共にたゆたう


手元の控えを見ると選者(池本一郎氏)の添削が入っている。
「震度5」の5は当初漢字だったし、四句「契約結ぶ」も直された。
「二人用」の「別れて」もひらがなに変えられていたが
それぞれ納得できる直され方で、勉強になった気がする。

池本さんは選歌後記でも「二人用」に触れてくださった。
    (引用はじめ)
 実際の浮き輪は見たことないが、リアルに読める。
 「二人」のくり返し、「八の字の穴」など面白い。
 きょうだいであろうが、そう限定しなくてもよい。
    (引用終わり)
ちなみにわたしの目撃した「二人用浮き輪」は、若いカップル。
スケッチのような歌でも読者によってさまざまに解釈されるのは、
短歌の面白さのひとつかもしれない。

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コメント

あづきちゃん、読んでくれてありがとう。
地震直後に必ず店内の映像が出て「今回は被害はありませんでした」
見るたび気になってて、「震度5」の歌が誕生。
二人用浮き輪は最初目が点になったけど、あるんだなぁ、これが。
カップルなのにつかず離れず足が地に着かず・・・な状態って(笑)

投稿: 白玉だんご | 2006/02/05 01:17

私も『二人用浮き輪』の歌、お子さんの歌かと思ったです。(=^v^=)
この4首をつづけて読んでるからかもしんないナリ♪

震度5の歌は、
「あぁ!そーいえばかも!そぅだったんだ!」って思っちゃいました。

投稿: あづき | 2006/02/05 00:36

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